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蒼穹のファフナーEXODUS 22話前に21話の感想&考察。ミツヒロが”無意識型”敵軍スパイか…

第21話「目覚めの時」

蒼穹のファフナーEXODUS 22話 感想

EDが4人になったよ!大方の想定通り、一騎たちがピンチになったときに操は現れました。しかし、それでもまだまだ油断は許さない状況…。特に一騎がアカン。

というわけで「蒼穹のファフナーEXODUS」第21話「目覚めの時」の振り返りを中心に、第20話にも触れつつ簡単に感想を書いていこうと思います。

 

第20話、21話の感想と振り返り

カノンが最期に残した1枚は「座標」

かくして「仲間は絶対見捨てないマン」こと甲洋が復活しました。甲洋はその圧倒的な力でアザゼル型を撃墜したのち、「楽園」に帰ってきます。

カノンと翔子、二人の幻を見た彼はカノンが遺した最後のメッセージを発見します。

僕はてっきり一騎に当てたメッセージだとばかり思っていましたが、カノンが遺したものは”座標”でした。

カノンのメッセージ

 

やっぱり心にくるものがあります。結局カノンは最後のその瞬間まで、島のこと、そして皆のことを考えてくれていたんだなぁ…と。

 

21話で一騎たちが島から受け取った史彦のメッセージからして、カノンが遺した座標は島と一騎たちの「合流地点」になるんですかね?もしこれが無かったとしたら…史彦からのメッセージが無かったとしたら…。

既に極限状態にあった遠征組は、肉体的にも精神的にも全滅していたかもしれません。その意味でもカノンが遺したものは非常に大きかったと言えます。

”心は残っている”美三香はまだ闘えるのか?

20話にて一度、美三香は退場という形になりました。同化現象で肉体に黒いものが出来ていましたが、とうとう美三香は「黒い球」のような形になってしまいました。

 

ただ、戦闘中はクロッシングしていただけではなく、一度結晶化して肉体が「無くなった」あと、バリアの数が以前よりも増加していました。

さらに甲洋は美三香について「そこにいるよ」というだけでなく、「あの子の心が残っている」と発言しています。

蒼穹のファフナーEXODUS 20話 感想

 

ここで以前、織姫が芹に言ったことを思い出すと、織姫は少なくとも芹について「同化現象は島の外に出れば治る」と言っていました

SDP発症者の代償が島の外に出れば治るのは芹だけでしょうか…?

甲洋の発言と、織姫の発言を合わせて考えると、まだ”実体”として残っている美三香も島の外に出れば治るのかもしれません。また、今後の彼女の戦闘も気になるところ。球体になっても戦闘を続行できたので、今後も戦いの際だけは現れるのかなーと思っています。

 

ただ、後輩組が島の外(剣司と咲良もか)が島の外に出ないといけなくなったとすると、島に戻っていた一騎や総士たちとは別れを告げることになるんですね…。命は助かるとしてもそれはそれで胸に来るものがあります。

決着つかずの恋模様

21話でもいいシーンが見られました。

遠見真矢 皆城総士

翔子の為に花を海に流し、その後1日早い一騎の誕生日を真矢が祝っています。非常にいい雰囲気の2人を岩の陰から総士は見つめ…

総士「感謝されるのはいつもあいつ、か…」

本来であればにやつく場面ではないんでしょうが、こんな風な総士を見ているとほほえましくなってきます。一騎に色々言いつつ、不器用ながらも2人のことを総士は見守っているんだなぁ…と。

 

ちなみに、その後の暉との会話がこれまたgoodです。

「不公平ですよ。俺…総士先輩みたいに譲る気はないです」

総士「何の話だ…?」

「何って、遠見先輩のこと」

総士「まったく分からない。それより、2人だけにしてやろう」

 

最後の総士のセリフの時に総士がすごく柔らかそうな表情になって、暉とその場から立ち去って行ったのが印象的です。どこまでも不器用、それが皆城総士ですね。

スパイはミツヒロ!でも無意識状態…

いやぁ…。忘れた頃にやってきました、こいつが。

フェストゥム グレゴリ型

21話の描写からして、ほぼ間違いなくグレゴリ型に同化されていたのはミツヒロで、無意識のうちに味方の情報をフェストゥムに流していたことになりそうです。

となるとEXODUS11話にて、フェストゥム襲撃時に何かを感じ取る描写があったミツヒロの姿は、グレゴリ型に意識を持ってかれていてフェストゥムたちと交信状態にあった、という解釈ができます。

 

21話ではミツヒロの事を撃たなかったものの、この状態が長く続くならミツヒロごと倒してしまわないとこれからも被害は出続ける気がするんですが…。ウォルターさんも消えてしまい、ミツヒロもこのような状態なので味方になってくれる人類軍の数がどんどんと減っていきそうで辛いです。

蒼穹のファフナーEXODUS 21話 感想

数話後に彼がザルヴァートル・モデルに乗って、竜宮島を救うけど…の展開が用意されている気しかしなくてなんかもう。

操の復帰と一騎の腕

さてさて、21話のラストではいいことを悪いことが同時に発生しました。

良いことはもちろん来主操の復活です。「絶対に復活するだろう」と全員が思っていたとは思いますが…。甲洋にしても操にしても本当に憎い場面で復活してくれました。

来主操

登場シーンが(服を着ていないのはともかく)「きれいな空」と言いつつ出てきたところがとてもよかったですね。

 

一方、とうとう一騎の肉体が目に見えて限界を迎えてしまったようです。まさかの腕が同化現象→パリーンの流れです。そりゃあ「寿命があと3年」(EXODUS1話)って言っているそばからアザゼル型とタイマンでザインに乗っていたらそうなりますよ…。あの出血量だったら普通は命の危機になると思います。

さらに、総士の片手も結晶化が始まってしまいました。この2人がいなくなったらもう…。

同化現象 結晶

 

不安なのは

もげてしまった一騎の腕はどうなるのか

ということです。美三香の例を考えると、ファフナーに載っている間の戦闘は続行できるかもしれませんが…。

少なくとも総士まで同じ道を歩まないことを祈るばかりです。

新OP”DEAD OR ALIVE"をフルで聴いた感想

そして、やっと新OPのDEAD OR ALIVEを購入してフルで聴くことができました。

DEAD OR ALIVE(アニメ盤)

DEAD OR ALIVE(アニメ盤)

 

 

1番の歌詞も歌詞を見ながら聞くと見方が変わりますが、2番の歌詞がすごいです。

ずっと心に生き続けて
花になる
「Dead or alive and go」

 

君と僕が
諦めぬまま
世界を巻き込んでいけ
「Dead or alive and go」

 

どうやって
戦闘して
心読みあって
交わる
「Dead or alive and go」

”ずっと心に生き続けて花になる”はこれまでの犠牲者のことを指しているのでしょうか。21話でもウォルターがフェンリルで真矢たちを救いましたが、これまでフェンリルを使った人々は竜宮島(および、島にいる人)のために使用しています。

そういう人々を決して忘れないー。そんな意志が感じられます。

 

続いてサビの部分。”世界を巻き込んでいけ””心読み合って”のフレーズからはやっぱり、フェストゥムのことを何としてでも理解していく展開になるのかな、と思います。やっぱりキーパーソンは少女2人、そして甲洋と操ですね。

フルで聴くと別格の良さなので、まだ購入していない方はぜひ、どうぞ。

おわりに

というわけで20話と21話の感想でした。22話もまったく目が離せそうにありません。

一騎&総士は助かるのか…?

蒼穹のファフナー Blu-ray BOX (アンコールプレス版)

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次回の第22話は「憎しみ記憶」です。(また赤文字が…)

それでは、この辺で失礼いたします。