乃木若葉は勇者である 4話感想&考察! 待望の千景回!5話が恐すぎる…
第4話「陰葉」
ズバーンとズバァは同じだけど違うんだよ!…完璧照井さんの声で再現…(笑)
前回書いたように千景かわいいです。村人は僕がバーテックスになって全員ぶっ潰してやろうかと思いましたよ、ええ。千景×友奈ってやばい。やばすぎる。
というわけで「乃木若葉は勇者である」第4話「陰葉」の感想&考察を書いていこうと思います!4話までのネタバレがあります。少しでも気になった方は本屋さんへGO!ですよ!
あらすじ、ストーリー紹介
前回の死闘を終え、勇者たちは四国中から賞賛の的となっていました。そんな折、各勇者たちに帰省が許されます。千景は「天空恐怖症候群」が進行した母親のために実家に戻ることになります。なお、前回”切り札”を使った友奈は入院しているそうです。
4話では千景についてさまざまなことが明かされました。
趣味はゲームでものすごい腕前であること。
父親は家族への思いやりに欠ける人物で、母親がかつて不倫したこと。
そして、それがきっかけで親からは疎まれ、村人からは蔑まれ、学校のクラスメイトからはいじめられていたこと。
こうして”逃げ場”として千景はゲームに没頭していったことー。
故郷にいるだけで”当時”のことを思い出し、苦しむ千景ですが、実家の前には人だかりができていました。そこにいたのは当時の先生、クラスメイト、近所のおばさん。
全員、過去には千景を蔑み、いじめた人たちでした。
彼女らに千景は「私は…価値のある人間ですか…?」と問います。帰ってきた答えは「もちろん」。母親も「あなたを愛している」と千景に告げます。
自分が勇者になったことで、自分は価値のある存在になった…と千景は思うのでした。
香川に戻り、再びバーテックスが襲来してきます。そこには「病院を勝手に抜け出してきた」友奈の姿もありました。”もっと頑張って、もっとみんなが自分のことを好きになってほしい…”と思う千景は融合したバーテックス相手に精霊、切り札を使用します。
それは「七人御先」という大技でした。7つの場所に自身を同時存在させ、その七人が同時に倒されない限り自身は倒されないという技です。さらに「大葉刈」という技で巨大バーテックスをせん滅させます。
闘いの数日後、さらに強くならねばと訓練する千景の前に友奈が現れました。世間は今回も若葉の戦いっぷりを賞賛していましたが、友奈は千景の活躍もきちんと見届けてくれていました。自分のことをちゃんと見てくれていた友奈に千景は涙して思います。
ーきっともう、昔の傷が痛むことはない、と。
以上です。
今回の勇者御記(公式HPでも見られます)
今回の黒文字は「4文字」です。何か自身の力が強化される技名が入りそうです。
結局友奈も普通に大丈夫だったみたいで、前回の御記にあった
「でもそれは??????????を?????????のです」
の正体はわからないままです。今回の御記で分かったことは
・”切り札”は体力の消耗、疲労感がある
・それ以外にもなにかリスクがある?
ということぐらいです。友奈の切り札も千景の切り札も相当に強いように感じます。しかし、副作用については「ゆゆゆ」「わすゆ」時代の満開に比べれば…。
それにしても、次回が怖いですね。
4話の疑問点・考察点整理
1話~3話の記事で書いたこととかぶる内容もあるので、これまでの記事を載せておきます。
賞賛される勇者たち
どうやら西暦時代の勇者は勝利すると、実名で賞賛されるようですね。
前回(3話)の記事で書いたことを引用してみます。
以上のことから僕が考えたのは
西暦終わりに一度世界滅亡があった
もしくは
人類の記憶が意図的にすべて消去された
ということです。
考えてみれば「のわゆ」では空を見上げられないほど人々はバーテックスを恐れています。それなのに「わすゆ」や「ゆゆゆ」では一般人がバーテックスの話をしている場面が見受けられません。「わすゆ」8話に至っては
”バーテックスの存在を明かせば世間はパニックになってしまう”
とまで書かれています。ということは、
「のわゆ」時点での人々が一度全滅した(=文明のリセット?)か、記憶が強制的に消された可能性が高そう
です。
今回も辻褄が合わないですね…。少なくとも「ゆゆゆ」において友奈たちが実名で報道された…なんてことは無かったはずです。
さらには”勇者”を四国民は崇め奉っています。どう考えてもおかしい。
そんな伝説になった”勇者”がいるならゆゆゆでもわっしーでももっと話題になっているはずです。やはり記憶消失に一票。
千景がこの後のストーリーに与えるであろう影響
殉職か反乱か
前回から言っているように僕は一番千景が好き(夏凜には及びませんが)なんですが、今回の話は胃に来るものがありました。
だって
絶対次回以降千景の身に何か起こるじゃないですか…
ネット上で多くの方が予想しているのが、千景がきっかけとなって仲間割れ、内部分裂という流れ。確かに、”手柄をほしがっている”千景がほかのメンバーと確執を生み、結果反乱…なんて流れは十分に考えられそうです。
その前に前提としてありそうな展開は
バーテックスせん滅失敗→千景が再び地元の人たちに陰口を叩かれる
のコンボです。
と、なると…このまま反乱起こしてフェードアウト、だとあまりにも千景が報われない展開になってしまうので
友奈か若葉の盾になって殉職→彼女こそが勇者だ、と祝福される
という展開もあり得るかと。
ただこの展開の場合
殉職→なんだあいつ使えねーなとさらなる批判を浴びる
とかいう胸糞展開も思いつきますが…記事を書いていてつらい。
サイコな展開もあるか⁉
と、ここまで書いてきて可能性がありそうなのが…(笑)
友奈「杏ちゃん、がんばってるね~」
杏「い、いや…それほどでも///」
千景「高嶋さん(心の声:友奈ちゃん)がこっち向いてくれないもう嫌だ」(四国破壊)
…いや、さすがに無いか。
でも友奈は千景の傍にいてやらないと千景のメンタルはやばい気がしますね…w
千景の不安定さが浮き彫りに
と、ここまで書いてきて千景は相当に不安定な精神状態でした。
こう考えると1話、2話の黒塗りは”郡千景”が入る気がしてきます。もし、仲間割れをして反乱を起こした存在であるとすれば、快く思っていないはずなのでフルネームで書いているのも納得できます。
それと、もう1つ気になったのは学校の人数。4話作中10Pで明確に「学校の人数は6人」と記載されています。ではなぜ御記で人数を隠したのか…?
4話で好きだった場面、感想
安定の若葉×ひなた
今回は千景にかなりスポットが当たった回でしたが、いつも通りひなたから若葉大好き光線がビンビン出ていましたね(笑)
前回はバーテックスを噛みちぎった若葉をひなたが怒っていましたが、今回は惜しげもなくデレモード。いいぞ、もっとやれ!
文章だけで相当不快になれた(褒め言葉)
挿絵もたった2枚しかないのに相当胸に突き刺さってくるものがあった4話でした。
映像、画像もないのにこれはすごいと思います。
今回は意図的に千景、友奈以外の出番をなくして”闇”の部分を見せられ続けたから、最後の友奈とのシーンでぐっとくるものがあったわけですが…。
「勇者だから」尊敬されている…言いかえると千景は地元の人から一種の”道具”のように扱われているわけですが、それに喜びを感じてしまっている…。
彼女の闇がふんだんに読み取れるいい意味で「不快になれる」4話でした。1話から4話までだと圧倒的に4話が好きですね。
おわりに
というわけで皆さん、G's magazineを買ってのわゆ、読みましょう!
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ニコニコで勇者部の放送がありましたが、アニメ第二弾の告知ではありませんでしたね…。個人的にアニメ化するならわっしーよりこっちをしてほしいと思っています。
次回も楽しみです。
それではこの辺で失礼いたします。