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【最終回直前】コメット・ルシファー11話までの感想と考察

第11話「堕ちた天使」

コメットルシファー 最終回

あー。パン屋のおねーさんのことは信じてました。メロンパン型手りゅう弾が出てくるとは思いませんでしたが…。でもこの展開は…。

「コメット・ルシファー」第11話「堕ちた天使」の感想と考察記事になります。11話までのネタバレがありますので、未視聴の方はご注意ください。

11話の感想とストーリー振り返り

フェリアは行政府に捕えられ、ソウゴ達はフェリアを奪還するために戦いに挑みます。敵の火力を前にモウラも奮闘するものの、敵軍バリア内の不思議な力によってモウラはロボの見た目が解除され、人型になってしまいます。

コメットルシファー 11話 感想 フェリア 画像

フェリアは「リマ」としての役割を果たすため、液体に付けられます。銃撃戦で絶体絶命のソウゴ&モウラでしたが、そこにヴィーが援軍に加わります。ヴィーに指示されフェリアがいるであろう最上階の区画に向かいます。

コメットルシファー 考察 f:id:rakutenpocket2:20151219035318j:plain

ゾーンボイルはフェリアに「本体は石のお前に肉体や気持ちは”まやかし”で”不純なもの”」と告げます。一刻を争うときに、建物の中に入ったソウゴとモウラですが、行政府のロボに囲まれます。ーそこにはガスの姿も。死を覚悟した2人ですが、なんとガスは2人を助けます。ガスのドモンへの敬愛が勝ったようです。

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肉体は”結晶”(?)へと変わりつつあり、フェリアの”思い”が消えそうだ、とモウラはソウゴに警告します。さらに、ソウゴ達は恒例の落とし穴(何回引っかかるねんw)に落とされてしまいます。ゾーンボイルはソウゴを「エナの息子だから丁重に扱おう」と言いますが、これを機と見た秘書のアナトリアがゾーンボイルを暗殺します。

そこに駆けつけた相互に刃を向けるアナトリア。「ルシファーはすべての希望を失って純化される」とソウゴを殺そうとします。

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そこに割って入ったのはモウラでした。モウラvsアナトリア。前回登場した「黒モウラ」はアナトリアのものでした。再びロボに戻ったモウラと黒モウラが激突するシーンで11話が終了しました。

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以上です。

ここまでの疑問点・考察点振り返り

なるほど、「目的」がミスリードだったのか

前回の感想記事で僕は「未だに敵の目的が分からない」と書いていましたが、今回でその謎は晴れました。

この”敵の目的”こそが作品に大きくかかわってくる部分だったんですね。

つまり、親玉と思われていたゾーンボイルと秘書のアナトリアの間では「リマ」(=フェリア)をどう使うかに齟齬があって

ゾーンボイル→あくまで星の”繁栄”のために使いたい
アナトリア→新たな星を輝かせるために使いたい

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と。さらにゾーンボイルは争いが無いすべてが平等ですべてが潤う正常な世界」のためにすべての自然・摂理をつかさどるフェリアを使用しようと考えていました。

…うーん、あまり悪役っぽくないなぁ。

 

ここまで部下のパックやガスが大暴れしていた(彼らは彼らの私欲のために動いていましたが)ことを考えるともっとひどい使い方を画策しているのかと思っていましたが。

それでも、親玉が直近の部下の謀反に合うという展開はよかった気がします。

ともかくとして、4話ぐらいから書いてきた

”奇跡の子”を守って、ギフトの環境を整えようとしている人に見えなくはない

というゾーンボイルの正体に対する予想は当たっていましたね。

ようやく「立って」きたキャラ達

11話で、ドモンの仇の為に、と行政府を裏切ったガス。同じく、ロマンの為にみんなを守るヴィー。おんぼろマシーンではあるものの懸命に仲間を救おうとするロマン。

ここにきてようやく各キャラが固まり、キャラに魅力が出てきた気がします。特にロマンはかなりかっこいい。彼が主人公で良かったのでは

 

でも、一番魅力にあふれているのはロリ=コン(本名:アルフリード)です(笑)
ええ、あのマドモアゼル!と騒いでいる禿の人です。

今回もハッカーとしての腕はいかんなく発揮していましたが、その後に訳の分からない名言を残していました。

この町のすべてのセンサーが僕の目だ」

フェリアが絡むと何とも言えない気持ち悪さがある彼ですが、ガスたちとの絡みはかなり面白いですw

 

この辺をもう少し早くやってくれれば…。キャラやストーリーに対する発言は次回の12話が終了してから「総括」として記事を書かせていただきます。

と、まあ裏切りや明確な悪役が登場していよいよ「王道ストーリー」としての体裁をなしてきました。ラストの引きも十分最終回を期待させるものになっていたように思います。

かつてあげた考察・疑問点への解答

9話の感想記事であげた「考察整理」であげたポイントを見てみます。

とりあえずまだ未解決になっていそうなのは

・ゾーンボイルvsソウゴ達

・フェリアの力の秘密とギフトの関連性

・深淵の祭壇には何があるのか

・ソウゴをめぐる恋模様(次回カオンが告白するのか?)

・ソウゴの母の安否。ドモンの今後。

・ヴィーの再登場はあるのか?あるとすればどんな形で?

このあたりでしょうか…?

だいぶ答えが出てきたものが多いですね。

 

・ゾーンボイルvsソウゴ達

→ゾーンボイル暗殺。アナトリアvsソウゴ&モウラで最終局面へ。

 

フェリアの力の秘密とギフトの関連性

→3話でちらっと述べられたようにフェリアには自然をつかさどる力がある。それを用いてギフトをより豊かな国にするのがゾーンボイルの目的だった。

 

ソウゴの母の安否。ドモンの今後。

→ソウゴの母親は不明だが、ドモンは殺された。

 

ヴィーの再登場はあるのか?あるとすればどんな形で?

→ドモンの死を見て、行政府を裏切りソウゴ達に加担する。

 

結局「深淵の祭壇」が何なのかよくわかっていない(笑)のと、恋模様以外は既に解決されていますね。

最終回でモウラ&フェリアがギフトを去るのか、去らないのかによって展開は大きく異なりそうです。ソウゴの母親は本当に亡くなっているのかも気になるポイントです。

おわりに

最終回を間近に控えたコメルシの記事でした。

最後にあっと驚くような展開を期待したいです。

 

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 それではこの辺で失礼します。