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Charlotte(シャーロット) 5話感想&考察!歩未の不調の原因は?

シャーロット5話

なかなか何を書けばいいかまとまらなかった第5話でした。それも考えれば考えるほど無数の可能性が出てくるんですよ。しっかり考察するにはまだヒントが少なすぎる。

とりあえず、「Charlotte(シャーロット)」第5話の感想&考察記事になります。5話のネタバレが有るので未視聴でネタバレを避けたい方はご注意ください。

ストーリー概要(A)

冒頭はいきなり奈緒がクラスメイト(?)の女子生徒にリンチされるシーンから始まりました。

女子高生「まずリカの分!次はユリコの分!」

リンチ

暴力に対して奈緒はイヤホンを付けながら無抵抗のまま殴られます。それを「ひどいな」と思いつつそっと見ているだけの有宇。有宇は事が終わった後に奈緒の元に駆け寄りますが「ただ見ていただけの癖に」と一蹴されます。

そしていつもの能力者探しへ。今回の能力は「空中浮遊」でまたしても奈緒は目を付けていた模様です。こうして能力者を探して「山籠もり」することが決まります。

スカイハイ斉藤 星ノ海学園

買い物に行く4人ですが徐々に有宇と奈緒の関係が良くなっているご様子です。

有宇「なんでトウモロコシばっかりなんだよ…」

奈緒「バーベキューといえば焼きトウモロコシっしょ!」

有宇「バーベキュー!?そんなことやったら煙でばれるだろ!」

奈緒「逆にー向こうから近づいてきてくれるかもしれませんよ」

そんな会話の後、肉ばかりを購入する奈緒に有宇はしいたけやシシトウも買おうと提案しますが奈緒は不満顔です。うーんなかなかいい雰囲気。

友利奈緒 友利ちゃん

どうでもいいけど左(スマホ版なら上)の奈緒の表情最高ですね。

材料を購入した一同は山へ到着します。なんと泊りがけで能力者を探すことになります。このことを知った有宇は歩未に電話をします。

有宇「すまない。生徒会の合宿で今日は帰れなさそうだ」

歩未「え、そんな急に?帰って来れないの?(咳の音)」

歩未は大丈夫と言っていましたが咳の音に不穏な雰囲気を感じた視聴者は少なくなかったはずです。

BBQが始まりますが、高城と奈緒は肉しか食べていません。

柚咲「お肉しか食べないなんてお姉ちゃんみたい」

有宇「あいつは…いやお姉さんはお前にとってどんな人だったんだ?

柚咲「私とは真逆の性格だったし、近所の男の子に負けないぐらい男勝りな性格だったけど…私にはとても優しいお姉さんでそんなお姉ちゃんが私も大好きで!いつも後ろをちょこちょこ付いて回っていました」

有宇「…気持ちはなんとなく分かるよ」

着実にフラグ建設。やっぱり乙坂家はいい兄妹ですね。

高城と柚咲(美砂)がゲームをしている中、有宇は奈緒と奈緒がいつも聞いている音楽についての話をします。奈緒がいつも聞いているのは「ZHIEND」というバンドで、奈緒のお兄さんが好きだったバンドのようです。奈緒に頼んで有宇は音楽を聞かせてもらいます。

THIEND

有宇(なぜだ…何か聴いたことある気がする…)

聞き終えた有宇は奈緒に感想を話します。

有宇「なんていうか…広い所に一人で立っているような不思議な気分になる」

奈緒「おお~!分かってるじゃないっすか!!そうなんすよ。ZHIENDの音楽はすごくすごく広大でひたすら孤独なんです。それは作曲もこなすボーカルが両目の光を失っているからだと思うんです。景色がどこまでも広がっていくイメージで…」

ここまで言った奈緒はビデオカメラを見せて続けます。

会話 ビデオカメラ意味

奈緒「こんなチンケなカンニング魔なんて今は撮ってますけど…ZHIENDのPVを撮るのが夢なんす」

有宇は奈緒からこのプレーヤーごと貰います。奈緒は「能力の仕事でお金に余裕があるから新しいのを買うので」と言い、有宇に音楽プレーヤーを渡しました。

ZHIENDの曲を聴いた有宇はまたしても夢を見ます。夢にいるのは食卓を囲む歩未と「もう一人の誰か」。

乙坂歩未 乙坂兄

翌日。魚釣りの後川で体を流していた有宇は高城の筋肉の量に驚きます。

高城「私の能力上鍛えるしかなかったんです。でも、他人事じゃないかもしれませんよ?」

有宇「え、どういう意味だよ?」

高城「あなたももしかしたらこの先自分でも予想できないような試練が待っているかもしれない…という意味です」

有宇「はっ!5秒しか乗り移れない能力で何ができるっていうんだ」

着痩せするタイプ

高城「それはあなたが…いやなんでもないです」

何かを言いかけて高城は会話をやめてしまいました。

ストーリー概要(B)

この日の夜。能力者が現れず歩未を不安に思った有宇は帰りたいと奈緒に直談判しますが、「もうすぐ片が付く」と奈緒は言います。

翌日。奈緒の言った通り本当に能力者らしき男が現れます。奈緒は”ここは私有地である”ということと”こんな時間にここに来た男をビデオで撮影した”ことで男を追いつめていきます。かっとなった男はとびかかろうとしますが、巨大な落とし穴に引っかかってしまいます。落とし穴に引っかかった男はとっさに能力を使って飛び上がってしまいます。これをビデオで撮られた男はビデオを奪い、空を飛んで逃げようとしました。

落とし穴 f:id:rakutenpocket2:20150803134308j:plain

高城に言われて空中にいる男に有宇は乗り移ります。そこは地上何千メートル化も分からない場所。このまま落ちると男は間違いなく死にます。

有宇(今は僕が制御しないと…止まれ 止まれ 止まれ…!)

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念じると何とか空中で止まり、男もけが程度で済みました。「空を飛べるようになってハリウッドスターになりたかった」という男に対して奈緒はいつも通り告げます。

奈緒「我々も特殊能力を持っています。ただこの能力は思春期のときだけ現れる病気のようなものでやがて消えます。でも能力を知られたら科学者たちのモルモットになります。それは嫌ですよね?…飛んでいるときに能力が消えたらどうします?転落死しますよ?命まで懸けてやることですか?」

男(スカイハイ斉藤と言うらしいです。うっ…頭が…)は奈緒にもう能力は使わないと約束し、今回の件は無事に収まりました。

 

へとへとになった有宇が帰宅すると、歩未は夕食を作って待ってくれていました。料理はちゃんぽんで、なんと赤くありません!おまけに有宇が感激するレベルにおいしいそうです。

ちゃんぽん 食卓

有宇「うまい!泣けるほどうまい!」

歩未「ピザソースを隠し味に使いたかったのですがもう残り少なくなっちゃったのですー…スーパーに行こうとしたらなぜか警備員さんに止められて材料が買えなかったのです…」

警備…?不穏な空気が顔を覗かせます。さらに不穏な空気は止まることなく…。

歩未「こほっ…こほっ…」

有宇「やっぱ調子悪いんじゃないのか?」

歩未「いえいえ、もう大丈夫なのですー。有宇お兄ちゃんがいない間にいっぱい聞いてほしい話あったのにな~ 。あゆ、いきなりクラスメイトの男子に告白されちゃったのです~!」

告白 焦る有宇

一瞬動揺する有宇ですが、丁重に断ったと聞いて一安心。

歩未「有宇お兄ちゃんはあゆに彼氏作ってほしかったりするのでしょうか~?」

有宇「相手次第だな」

歩未「やっぱ有宇お兄ちゃん以上の人じゃないとね~ごほっごほっ!」

また咳をする歩未の体温を測ると熱がありました。看病をした有宇は(おとなしくしていれば問題ないだろ…)と思い歩未をそのまま寝かせるのでした。

以上です。

5話の疑問点・考察ポイント整理

おなじみ考察コーナーに入ります。

歩未の不調

この5話で急ピッチでフラグを立ててきましたね。それは「歩未の不調」。

突然咳をしたり、熱を出したりと嫌な予感を感じた方も多かったと思います。ここで、第1話のセリフを思い出してみましょう。

「能力は思春期特有ののようなもの」

今回の演出は歩未が”病”になったことで歩未の能力が開花していくことを示唆するためのものだと思われます。それでは、能力の開花に繋がった要因は何でしょう?

体調に影響を与えたものは?
  1. 乙坂家秘伝ピザソースが無くなってしまったこと
  2. 有宇と長時間離れて過ごしていたこと
  3. 歩未がクラスの男子に告白されたこと
  4. 特に要因はなく単に「能力が開花するタイミング」になったこと

5話から読み取れるのは上の4点ぐらいでしょう。その中でも3は個人的にあまり関係ないように思われます。また、4については言葉通りなのでここでは1と2についてもう少し考察を深めていきます。ま、4の可能性が一番高いですが…。

1.乙坂家秘伝ピザソースが無くなってしまったことについて

乙坂家ひでん!ピザソース

もしこのことが要因だったとする場合、有宇の夢の中に出てくる「謎の兄弟(兄?)」の存在が関わってくると思います。

その兄もかつて能力が発動してしまい、何かしらの「ひどい目」に合いました。そして、彼も「兄弟にも能力が発動しうる」ということを知りピザソースに能力が発動しないための薬か何かを混ぜ合わせていましたが、今回そのソースが無くなってしまった。結果、不完全もしくは発動していなかった歩未の能力が発動に向かってしまったー

考えられるストーリーとしてはこんなところでしょうか。そうすれば警備員に止められて材料を買いにいけなかったのも分かりますが…。しかし、それだと有宇に能力が宿ってしまった理由がいまいち説明できません。また、薬として作用するのが市販の食材ということになるので繋がりそうでつながらない考察です。

2.有宇と長時間離れて過ごしていたことについて

うーん…これもいまいちピンとこないような。もしこうであるとすれば能力についての追加設定が無いと説明することは難しそうです。

まあ、可能性の1つとして記事に書いておきました。

「有宇お兄ちゃん」という呼び方

有宇のことを「お兄ちゃん」ではなく「有宇お兄ちゃん」と呼んでいるのが個人的には少し気になりました。そして、性格が違う歩未と有宇…。

一瞬この二人は血がつながってないのかと思いましたが、2話で出てきた「兄弟は能力が発症しやすい」という設定が台無しになってしまいます。単に有宇のことを慕っているので名前も付けて呼んでいるだけでしょうか。ここも考察ポイントとして挙げておきます。

歩未を止めた警備員

ちらっと上の考察でも書きましたが、歩未が食材を買おうとすると警備員に止められたという意味深なセリフがありました。

重要なのは歩未は学校には普通に行けているということです。

2話で奈緒が「周りの友人はすべて用意されたものだった」という趣旨のセリフを発していました。不特定多数の人物がいるスーパーには行けないけど、「唯一信頼できる人」の息がかかった学校には行くことが出来る…。不可思議です。

また、以前の考察記事でも書きましたがそもそも本当に奈緒の唯一信頼できる人なんて存在するんでしょうか。回を増すごとに唯一信頼できる人=奈緒=能力者集めによる何らかの実験を画策している人物に思えてなりません。

高城は何を言いかけたのか?

Aパートの終盤高城が有宇に「それはあなたが…」と言いかけて言うのをやめてしまったシーンがあります。これはなんと言おうとしたのでしょうか?

僕は「それはあなたが…まだその能力の本当の使い道を知らないから

ぐらいかなぁと感じました。

有宇の「能力名」を知っているのは奈緒と高城のみ!

ここまで有宇の能力は「乗り移り(憑依)」だと明かされていますが、実際に熊耳が奈緒と高城に「能力は…憑依」と言っていたかどうかは作中で明かされていません。有宇の能力を本当に知っているのは奈緒、熊耳、高城の3人です。

熊耳

つまり、有宇も自分の本当の能力の名前を知らない状態なのです。

有宇は自分の能力が「5秒間だけ相手に乗り移れる」ものだと思い込んでいるだけで、高城たちが知る真の能力は別のところにある可能性があります。こう考えると、奈緒が前回の4話で「実験」したのは、有宇の真の能力を確かめるため、となりますし、今回高城が上のようなセリフを言ったことについての説明も付きます。

本当の能力は何なのか?

まず前回の記事でも書きましたが、今回のスカイハイ斉藤についても能力に「不完全さ」は見受けられませんでした。

そして、有宇は星ノ海学園の「不完全な」能力を持った人たちには乗り移ったことがありません。おまけに前回の「念動力」を持った男には乗り移れていない可能性があります(実際に乗り移ったシーンは作中で描写されていません)

ここから導き出される有宇の能力…それは!!

あゆ

 

 

…僕じゃ分かりませんでしたorz

考えども考えども辻褄が合う答えが出てこない。うーん。

分かっていることは

  • 星ノ海の生徒には乗り移っていない。(乗り移れるのかも不明)
  • 「念動力」持ちの男には乗り移れたかどうか不明。
  • 「空中浮遊」持ちの男には乗り移り、かつ空中で落下を停止させることができた

ぐらいです。もう1つ分かっていることは空中浮遊持ちの男に乗り移り、停止能力を使う前に有宇はTHEENDの歌を聞いています。

ZHIENDの歌を聞いたことで有宇が他の能力者に乗り移った際に、その能力者の能力を使えるようになった…のかもしれません。そうではないにしても、ZHIENDの曲が有宇の能力をバージョンアップさせた可能性は高そうです。

ZHIENDの曲の謎

ボーカルは有宇の兄?

ZHIENDの曲を聴いた際に有宇は「聞いたことがある気がする」という感想を持ちます。その夜曲を聞きながら眠ると昔いたであろう兄の夢を見ました。

今回の描写でZHIENDのボーカルは有宇の兄でほぼ確定でしょう。

それよりも気になるのは奈緒のこのセリフ。

作曲もこなすボーカルが両目の光を失っているからだと思う”

もし有宇の兄だとすると彼は失明していることになります。有宇は能力を使う際に目を光らせますよね。この辺も何らかの関係がありそう。

ZHIENDに対しての感想

有宇はZHIENDの曲を聞いて以下のような感想を持ちました。

広い所に一人で立っているような不思議な気分になる」

ボーカル=有宇の兄だとすると現在彼は失明をしていて、かつどこかにたった一人でいるような状況に置かれている可能性があります。

真実かどうかは分かりませんが奈緒の兄も科学者に実験台にされて現在は廃人同様の生活を送っています。やはり能力者の「最後」は悲惨なものになるのでしょうか。それも「より強力な能力」を持っているほど危険にさらされる可能性は高そうです。さまざまなことに応用できる可能性が高いので…。

奈緒からもらったプレーヤー

 「能力の仕事で稼いでいるから」と奈緒からもらったプレーヤー。このプレーヤーは話が進んでいくにつれて何かしらの伏線になって来そうな予感です。

僕が以前予想したように”奈緒の隠された能力がタイムリープ”であるとすれば、奈緒の記憶を有宇が無くす可能性は高いでしょうが、その際に奈緒との記憶を繋ぎとめる役割を果たしてくれそうな予感がします。何かの伏線になっていることに期待です。

まとめの感想

書けないと言いつつ相当長い記事になってしまいました。ここまで読んでくださった方はありがとうございます。

5話で一気に伏線が張られ6話以降のストーリーに弾みをつけています。とうとう次回は公式から「ストーリーが動く」と言われている第6話の放送です。

また、6話放送前にもう1つシャーロットの考察記事を書く予定なのでよろしければまた見に来てください!その記事で以前のように僕以外のブロガーさんで「おお!」と思った考察記事も紹介させていただきたいなぁと思っています。

以前の僕の考察記事はこちらです。

osusumenews.hatenablog.com

 次回第6話は「気づかなかった幸せ」です。

それでは、失礼いたします。