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Fate/stay night[UBW]18話感想!アーチャーの過去が語られる!

第18話「その縁は始まりに」

unlimited blade works

というわけで、Fate/stay night[UBW]第18話の感想を書いていこうと思います。いつも通り、ネタバレ全開ですのでご注意ください!

 

公式サイトのストーリー:キャスターが斃れ契約が無効となったアーチャーだったが、再び士郎を殺さんと彼に襲いかかる。アーチャーの真意をはかろうと間に入るセイバーだが、マスターとの契約を結んでいない状態では本来の力を発揮できない。セイバーと士郎の窮地を救おうと、凛は契約の詠唱を紡ぐ……

 

ちなみに、前回のストーリー紹介はこちらです。

osusumenews.hatenablog.com

 

Aパート①~セイバー×凜の契約!最強セイバーの誕生だ!

前回の緊迫した場面からのスタートです。セイバーに対してアーチャーはこう語ります。

アーチャー「いつか言っていたな、セイバー。俺には英雄としての誇りはないのか、と。当然だよ。俺に残ったものはばかげた後悔だけだ。俺はね、セイバー。英雄になどならなければよかったんだ…」

ここの「俺はね」が「素が出た」感じですね。

続けて、マスターがいない身で刃向うとひどいことになると警告します。

セイバー「私は彼を守る剣になると誓った。契約がなかろうとこの誓約に変わりはありません」

こうして始まるセイバーvsアーチャー。セイバーは本来の力が出せず一方的に押され続けていきます。

セイバーを殺そうとした際に、後ろから士郎がアーチャーに襲い掛かります。

しかし、士郎はアーチャーに倒されます。

アーチャー「分不相応の魔術は身を滅ぼす。愚直に努力をしていれば、理想の姿に手が届く、と…?それが衛宮士郎の限界だ。お前にとってはいい幕切れだろう」

こう言って、士郎にとどめを刺そうとします。そのとき…

「ーーー告げる!」

凜がセイバーとの再契約の呪文を唱え始めました。唱え終わった後…

セイバー「セイバーの名に懸けて誓いを受ける。あなたを我が主として認めよう、凜!」

セイバー契約

かくしてセイバーは凜と再契約。そもそも、凜はセイバーを呼び出すつもりでいましたよね。それでも、セイバーは士郎のことは守るとアーチャーに告げます。

マスターを得たセイバーはアーチャー以上の実力で、今度はアーチャーを圧倒していきます。

セイバー「この世にとどまるための依代もいない、魔力の供給もままならない今のあなたに何ができる」

アーチャー「アーチャーのサーヴァントには単独行動の技能が与えられていてマスターを失っても2日は存命できよう。…それだけあればあの小僧を仕留めるのには十分だ」

セイバー「あなたの望みは聖杯ではなくシロウを殺すことだと?あなたの望みは間違っている」

アーチャー「間違っているか…それはこちらのセリフだ、セイバー。君こそいつまで間違った望みを抱いている。何も残せなかったのではない。すべてをやり切った故の終わりだと考えることはできないのか?」

続けてアーチャーは剣でも弓でもなく、自分の神髄を見せると言い、詠唱します。

I am the born of my sword.

セイバーは「アーチャーとは戦いたくない」と言いますがアーチャーは「俺の望みは衛宮士郎を殺すことだけ。それを阻むのならこの世界はお前が相手でも容赦はしない」と返答。そのまま詠唱を続けます。

unlimited blade works.

タイトルのUBWはアーチャーの宝具の名前だったんですね。

Aパート②~アーチャーの宝具!固有結界が登場!

アーチャーの詠唱により、固有結界が登場します。ものすごく美しい世界です。ちなみに、記事冒頭の写真はこの写真です。

「固有結界。心象世界を具現化して現実を侵食する大禁呪…。つまりあんたは剣士でもなければ弓兵でもなくて…」

アーチャーは生前は魔術師だった、自分が持っていたものは「この世界」だけだったと語ります。続けて、この固有結界こそが自分の宝具である、と。

アーチャー「武器であるのなら、オリジナルを見ただけで複製し貯蔵する。それが俺の、英霊としての能力だ」

セイバーは悲しそうな表情を浮かべ、アーチャーのたどり着いた先がこんな荒野だったのか、と問いただします。しかし、アーチャーは話を続け、セイバーの聖剣を複製して見せようと言います。複製した聖剣でも相討ち程度にはなるそうです。

もし、聖剣同士が衝突したら、まわりの人間は生きてはいられないー。こう言ったアーチャーはセイバー、そして士郎に攻撃しようとします。ギルガメッシュの攻撃方法と似ている気がします。

無限の剣製

セイバーは太刀打ちしようとしますが、士郎が後ろから出てきます。

士郎(さんざん真似してきたその道理、法則に間違いがないのなら…)

士郎「トレース・オン」

士郎は飛んできた剣を1つづつ投影し、その剣を使って、飛んできた剣を1本ずつ退けていきます。士郎の投影の腕はかなり上がっていますね。それにしても飛んできた剣を即座に投影して自分のものにするとは…。

士郎が「ふざけてんじゃねええ!!」と叫ぶや否や画面は真っ白に。そして、元いた場所に全員戻されることになりました。

Bパート①~徐々に明かされるアーチャーの過去!

ここでまさかの仕切り直し。アーチャーはセイバーに対して自分の魔力が切れてしまった、凜の命がほしければ、士郎からは手を引け、と命じます。

対して士郎は「郊外の森にある城で決着を付けよう」と言います。アーチャーも賛成なようで「1日は安全を保障してやる」と言い、凜をさらってセイバーと士郎の前から姿を消します。

セイバーは「まず、士郎は家で休息をとるべきだ」と提言。2人で城を出ると、そこにはランサーの姿がありました。

戦闘態勢をとるセイバーでしたが、士郎は「ランサーは自分たちに協力してくれたから、今は戦わないでくれ」とセイバーにお願いをします。

セイバーはランサーに「何かたくらみがあるのか」と尋ねます。ランサーは「見返りがないと他所の手助けなんてするか」と返答しますが、浮かない顔の士郎を見て何があったのか、と士郎に尋ねます。

士郎は「遠坂がアーチャーに連れていかれた」とつぶやきました。

ここで、場面転換。凜の回想(?)に入ります。アーチャーの過去です。

まず出てきたのは丘の情景です。

(この丘はあいつの世界。他人の為に戦い続けた男が手に入れた歩みの果て。この風景を抱いてあいつは満足だと笑って死んだらしい。ばかじゃないの…本気で)

アーチャー

丘に立つアーチャーですが、一瞬だけ別の「誰か」がフラッシュバックします。

衛宮士郎

(がんばって凡人のくせに努力して、血を流しながらなし得た奇跡があった。なら幸せにならないと嘘だ)

以前凜が「誰か」に言った内容とすごく似ていますね。

(多くの人間が幸せになったなら、そいつらが束でかかってきてもかなわないぐらい幸せにならないと嘘だ。けど、そんな報酬は与えられなかった)

ここで絞首刑用のロープが映し出されます。

(与えられたのは、死んだ後も守護者として使役される運命だけ。)

続けて凜は考えます。”サーヴァントはかつて自分が生きていた時代、街に呼び出されるものもいる”こと、そして”まだ見ぬ未来からも呼び出されることもある”と。

(誰かのためになろうとする大馬鹿の結論を私はもう知っている。死んだ後も人々を救えるのなら、それは願ってもいないことだ…と。生前は力が無くて救えなかったけど、英霊としてならあらゆる悲劇を打破できると信じて。死後の安らぎを売り渡して。もっと多くの何万人もの命を救えると信じて。けど、そんな希望も裏切られた。そいつはずっと色々なものに裏切られて、最後の最後に唯一信じた理想にさえ裏切られた)

ここで出てきた映像はアーチャーの生前の薄くなりゆく記憶でしょうか。歩いている桜のような人の姿を確認できます。

凜は涙を流します。場面はアーチャーと二人っきりの部屋の中。凜は縛られています。

アーチャーは「士郎のような甘い男は今のうちに消えた方がいい」と言います。それに対して凜は「それでも私はあいつの甘いところが愛しいと思う。あいつみたいなやつがいてもいいんだ、って救われている」と反論します。さらに凜は続けます。

「あんたはどうなの?そこまでやっておいて身勝手な理想論を振りかざすのは間違ってるって思ったわけ?何度も何度も他人の為に戦って、裏切れらて、後始末をさせられて…それで人間に愛想がつきたの、アーチャー!」

さらに、アーチャーの生き方についても言及します。アーチャーの生き方をたださなかったアーチャーに対して、まわりの人間に対して…そんなの納得できないと涙声で訴えます。

個人的にこの「納得できない」の声が聞いてて非常につらかったです。

Bパート②、Cパート~まさかのワカメ登場wwそして決戦へ…

この城に慎二が入ってきます。ものすごく真顔のギルさんも連れてきています。

まったくもって愉悦していないギルさんを見るのは違和感しかない…(笑)

アーチャーは慎二に「凜がほしいならくれてやる。ただし、士郎を始末するまで待て、それができないならギルガメッシュもろとも倒す」と言います。

ギルさんは一瞬プチっときたようですが、慎二が静止。アーチャーが戻るまで凜を守ろうと提案、続けて、「だから遠坂は俺の物。これって遠坂に何をしてもいいってことだろ?」というわけのわからない理論を展開しますww

慎二と凜

…変態の手の動きですねwww

アーチャーも「士郎とは凜に傷を付けない契約だが、それは朝方には消えるから朝になったら好きにしろ」とつぶやき、城を後にします。

ギルガメッシュとすれ違った時、ギルガメッシュはアーチャーに「フェイカー」とつぶやきました。

ギルガメッシュは無限の宝具を出せるサーヴァントです。対して、アーチャーは宝具の複製しかできません。これを揶揄しての発言でしょう。

場面は変わってセイバーと士郎。士郎の魔術能力もだいぶ回復したようです。

そして士郎はセイバーに自分がアーチャーと戦うから、こっちには手を出さないでほしいとお願いします。

セイバー「それはだめだ、シロウ。アーチャーはあなたの…」

士郎「分かってる。あいつが何者なのかは多分出会った時から分かってた。だからこそあいつがしたことは認めない。あいつとだけは俺が決着を付けないといけない」

セイバー「あなたが望むなら私はそれに従いましょう。この身はあなたの盾になると誓ったのです。最後まで行く末を見送りましょう」

ここに、ランサーも集合して、手伝ってくれることになります。本当にイケメン。

セイバーは「どんな魔術を使ってランサーを仲間に引き入れたのか」と尋ねますが、それには答えず静かに空を見上げます。

最後にCパート。柳洞寺で大量の人が倒れたシーンが流れました。それを見て愉悦するギルガメッシュ。

このシーンが何のためにあったのか、個人的には分かりません…。

まとめの感想

以上です。

今回で「アーチャー=未来の衛宮士郎」がほぼ確定しましたね。

こうなると、Bパートにて凜は士郎に告白したことになりますね。

アーチャーの周りの人に納得できない…つまり、自分への戒めの意味もこめられているんでしょうか。

でも、具体的に士郎の未来(アーチャーの過去)には何が待ち受けているのか?

そして、アーチャーはなぜここまで過去の自分を殺そうとしているのか…?

次回、さらに色々と明かされそうな雰囲気だったので非常に楽しみです。

 

柳洞寺はアサシンがいたところでしたっけ?(うろ覚え)

最近アサシンが出ていないし、キャスターが退場したので、そろそろ出てくるんじゃないかな、と感じています。

次回はサーヴァント大集合の回になりそうですね。

19話のタイトルは「理想の末路」です。

それでは、この辺で失礼いたします。