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ひそねとまそたん 1話と2話の感想&考察!戦闘アニメではない…はず。

第1話「正気の沙汰ではないんです」
第2話「ドラゴンの名前はまそたんにします」

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ー甘粕ビビってる!!ヘイヘイヘイ!!!(名緒)

なんだこれ…。つかみどころは無いけどめっちゃ面白い!今までに見たことがほとんど無いタイプのアニメです。OP、ED含めていいなぁ。

というわけで、ひそねとまそたん第1話「正気の沙汰ではないんです」&第2話「ドラゴンの名前はまそたんにします」の感想と考察を書いていきます。2話まとめての記事になるので、ダイジェスト版でお届けします!

1話と2話の簡易版あらすじ

1話

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嘘がつけないことで、無意識に人を傷つけてしまう甘粕ひそね。そんな彼女は、進学ではなく、航空自衛隊という道を選んだ。

ひそねが出会ったのは「OTF」と呼ばれる戦闘機に擬態するドラゴン。3年もの間OTFはパイロット(通称:Dパイ)を受け入れてこなかったが、OTFはひそねをすぐさま飲み込み、パイロットとして受け入れる。

はじめは、Dパイを拒否していたひそね。しかし、”何かの縁”を感じたひそねは、OTFに歩みより、しばらくの間がんばることを心に決めた。

2話

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OTFと訓練をするひそねの前に現れたのは幾嶋博己(いくしまひろき)。彼はOTF用のパイロットスーツを作るためにひそねの前に現れる。

それを面白く思わないのは、ひそねと同室の貝崎名緒(かいざきなお)。憧れの幾嶋はひそねに夢中で、Dパイ第一候補の座もひそねに奪われたからである。

嫌がらせを受けるひそねだが、それが裏目に出てひそねは奈緒に良い感情を持つ。そして、ひそねは名緒が聞いている中で、OTFに「自分はそこまでDパイになりたいわけではない」「OTFも名緒を食わず嫌いしないで」等、彼女らに失礼な言葉を言う。

この一件で、寮を逃げだす名緒。しかし、彼女は怪我をして動けなくなる。ひそねはOTFに謝罪し、彼と一緒に名緒を見つけ出す。ひそねはOTFを「まそたん」と呼び、まそたんとも、名緒ともほんの少し距離を縮めることに成功した。

1話と2話の感想

冒頭でも書いたように、このアニメを一言で表すと

何が用意されているか分からない不思議なアニメ

です。絵のタッチも独特(「イラスト」がそのまま動いているような錯覚に陥ります、一方まそたんだけはしっかり描かれています)ですし、どのような展開になるかここまで予測できないアニメは久しぶりです。

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一方で、ぶっとんでいる設定であるものの、背景等が分かりやすく説明されていて視聴者が置いてけぼりになることもありません。逆に、メイン女性キャラ5人のうち、ひそねと名緒の2人しか出てきていないのは尺的に少し不安ですが…。

あとは、毎回出てくるヤクルト。まさかの提供スポンサーがヤクルトオンリー。僕もこのアニメを見るときはヤクルトを飲みながら見ていますw

 

とりあえず、先が楽しみになるアニメであることは間違いありません。もし、まだひそねとまそたんを見ていない方がいれば、ぜひ1話だけでも見てみてほしいです。

1話と2話の考察要素・楽しみな点

展開が予測できないと書きつつも、気になる点はいくつかあるひそまそ。いくつか挙げてみたいと思います。

「間租譚」真明解放でどうなる?

考察として挙げられるのはこの一点です。ひそねが名緒を救う際にまそたんの胃の中で見つけたプレート(?)です。この文字を読み、ひそねはドラゴンOTFを「まそたん」と名付けます。

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漢字に直すと…間租譚でしょうか。こんな難しい字をよく読み取れたなーと考えていると、最後に気になる発言が…。

曽々田「そうですか…甘粕ひそねはOTFをまそたん、と…」
小此木「はい」
曽々田OTFの真名(まな)を呼ぶと…やはり彼女こそ…選ばれし巫女…

視聴者サイドからは、上のシーンで「まそたん」という答えが出ているからすぐに「間租譚=まそたん」と分かりますが、果たして焦っている状況ですぐにまそたんという呼び名に繋がるでしょうか?

 

曽々田が言うように、ひそねが特殊な力を持つ「巫女」だとすれば、

ひそねは一般人には読めない字を読み、まそたんと判別した

可能性もあります。実は、ひそねを毎回呼び止めるヤクルトおばさんも過去の巫女だったり…?なーんてことも考えています。

また、まそたんと呼びかけたとき、OTFからも反応がありました。Fateではないですが、真名を開放することによって、OTFが強くなったり、搭乗者とOTFの信頼関係が強くなる設定があるのかもしれません。

 

…曽々田は悪い奴オーラが出てるけど、曽々田と話している小此木も何か裏を知っていることになるよなぁ…。各地のドラゴンを使って悪だくみをしているのでしょうか。

名緒はスーパーサブとしての活躍?

2話でグレかけつつも、みんなの元へ戻ってきた名緒。指導員の柿保からは、「OTFに搭乗するという第一関門は突破」という評価を貰います。

公式サイトには、4体のOTFが紹介されています。OTFは4体とも搭乗者が決まっているようで…。残念ながらその中に名緒の名前はありませんでした。

 

2話で怪我をした名緒はまそたんに搭乗し、基地に戻ります。ということは、

OTFはメイン搭乗者が決まっていても、他の搭乗者を拒む存在ではない

ことが分かります。努力の方向性はあれですが、裏でも立派なDパイになるために努力を重ねている名緒。そんな彼女の役割は4体のOTFのスーパーサブとなって活躍することなのではないかなぁと感じています。

 

また、当アニメにおける名緒の描き方は秀逸です。一件”ヤンキー”らしさを前面に出している彼女ですが、実はかわいい絵を書いたり少女漫画を呼んだり…。怪我をした際には「助けてよ…ママ…」と呟くなど精神的にはかなり幼い様子です。

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精神的な幼さを隠すためのヤンキー発言。内面の弱さをさらけ出し、働いていく中で彼女が成長する過程も楽しみな一面です。

人間風情アニメか戦闘アニメか

「展開が全く読めない」というのはこれが原因です。公式サイトには、お仕事ストーリーと書いてあるものの、今後どう転ぶかが全く分かりません(笑)

一応、自衛隊が基盤になっているので、最悪の場合海外やよく分からない生命体との戦闘…になるのかと思いきや、まったくその雰囲気がありません。

 

むしろ、各キャラを順に出していき、2話のようなギャグ要素も織り込みつつ、各キャラの成長にスポットを当てていくと十分12話経過してしまいそうです。

まそたんの飛行シーンは迫力があり、戦闘シーンを入れても面白いとは思いますが…。どちらかというと「OTFの秘密」や「幹部が隠していること」を明らかにしつつ、人・OTFとの関わりを描く”人間風情アニメ”になりそうですね。

脚本の面白さが武器!ひそねの性格がうまく活かされる予感

思ったことを口にしてしまう主人公、甘粕ひそね。1話では「うーん…」と思う部分もありましたが、2話では彼女が非常に上手に描かれていました。

嘘をつけない、ということは裏を返せば相手を素直に認められ、褒めることができるということです。名緒の嫌がらせも不審に感じることなく、好意として受け入れ、結果彼女を大事に思ったからこその「まそたんのDパイには奈緒がなるべきだ」という発言です(名緒とまそたんは怒ってしまいましたが…)。

 

キャラ間のいざこざや、上層部のギスギスなどもたくさん描かれると思いますが、いい意味でも悪い意味でも

まっすぐな性格のひそねが大活躍してくれそう

です。同時に、今回の奈緒とのやり取りのようにくすりとさせてくれる場面が多くあることにも期待したいですね。

おわりに

福本莉子/少女はあの空を渡る(DVD付盤/2枚組)

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Dパイ/Le temps de la rentre?e(ル・トン・ドゥ・ラ・ロントレ)〜恋の家路(新学期)〜(DVD付盤/2枚組)

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スルメ曲のED…。まさかフランス語とは…。放映前からよく分からなかったアニメですが、ここまで突き抜けているとは誰が予想できたでしょうか。考察要素が多いアニメではないかも知れませんが、感想を中心に最終話まで書いていきたいと思っています。

第3話は「責任とってくださいよ」です。それでは、この辺で。

【追記】3話の感想記事を書きました!

osusumenews.hatenablog.com