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ひそねとまそたん 4話と5話の感想&考察!不穏な大人たちの会話…

第4話「ヤツらが岐阜にやってきた」
第5話「スキ好んで嫌われたい人なんていますか?」

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ー「セクスウィィィィィジャガーッ! …ねぇな」(名緒

4人そろってまさかのサバイバル編スタート。それにしてもひそねのぶっ飛んだ行動、発言は本当に面白いです。他3人がおかしすぎて、ひそねがまともに見えてくる罠。

というわけで、ひそねとまそたん(ひそまそ)第4話「ヤツらが岐阜にやってきた」と第5話「スキ好んで嫌われたい人なんていますか?」の感想と考察を書いていきます。2話まとめての記事なので、ダイジェスト版でお届けします!

4話と5話の簡単なあらすじ

4話

岐阜に他地区から3人のDパイが来ます。日登美真弓(TACネーム:モーリス)、絹番莉々子(TACネーム:ジミー)、星野絵瑠(TACネーム:ペンギン)。ひそねもそうですが、3人とも癖のある人間でコミュニケーションがうまくいきません。

中でも、絵瑠はOTFをドラゴンとしては無く、戦闘機として扱い、彼女のOTFは常時でも戦闘機に擬態したままです。OTFをモノ扱いし、意識が高いことから周囲と軋轢を生んでいきます。

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そして始まった4人の訓練。1人で暴走した絵瑠のOTFが戦闘機状態から戻ってしまい、大惨事です。OTFに八つ当たりする絵瑠に真弓は激怒。

絵瑠「なんなの一体!?」
ひそね「F-2の失敗はDパイの責任でもあると思うんです。F-2をポンコツと呼ぶなら星野さんご自身もポンコツということで」

このやり取りがきっかけで完全に4人はバラバラになってしまいます。

5話

前日の件で、いまだぎくしゃくしたままのDパイたち。一方、悩むひそねをまそたんは励まし、名緒もひそねのことを認めるなど、まそたん・名緒との絆は深くなっていきます。

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そんな折、柿保からDパイに「無人島でのサバイバル」が言い渡されます。団結力を深め、1週間以内に戻れれば成功、というものですが、彼女らのOTFはなぜか起動せず飛行によって戻ることができません。渡された食料も真弓のOTF”ふともも”が全て食べてしまい、絶体絶命。それでもうまく団結しない一同です。

 

ひそねはまそたんの鳴き声に誘われ、真水を見つけることに成功します。戻ると、火をくべた莉々子と食料を見つけた真弓の姿がありました。彼女らもまた、不器用ながら行動をしていたのです。

全員が自分に自信が無く、それでも自分を選んでくれたOTFを手放したくないー。胸の内をさらけ出すうちに、3人は少しだけ仲良くなります。

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一方、絵瑠は脱出のためのいかだ作りを一人で進めます。彼女のOTFも戦闘機に擬態したままで…。

以上です。

4話と5話の考察・感想

名緒さんかわいすぎてもう。はい、4話と5話の感想と考察です。

大人たちの言動をまとめてみる

着地点が見出しにくい作品と言うこともあり、考察は結構難しかったりします。というわけで、ひとまず4話~5話で出てきた大人たちの発言をまとめておきます。

 

①曽々田のセリフ@4話

「それでもOTFは確実に嗅ぎ分けるんだから不思議なもんだよねぇ…選ばれた少女たちのたった1つの共通点を

→”1つの共通点”は5話で明かされました。後述。

 

②柿保のセリフ@4話

「今回の摸擬戦、主目的は彼女たちDパイを勝手に行動させることで達成されます」

→”雨降って地固まる”のように1度バラバラにし、その後のサバイバルで友情を強固にするのが目的?絵瑠の心を折るだけが目的ではない様子。

 

③事務次官のセリフ@4話~5話

「来るべき政(まつりごと)に向けて我々はさらに踏み込まなければなりません。OTFとパイロットとの真の関係…。OTFが少女たちに求めるたった1つの共通点」
「OTFはパイロットたちに求めるのです。体の自由を手放す代わりに精神の自由を差し出せと」

→”共通点”は5話にて

自己評価が低く、OTFと共にいることで自分の存在を認められる少女

と明かされました。政の内容や、精神の自由を差し出した結果、搭乗者がどうなるのかは現時点で不明。

 

④事務次官のセリフ@5話

「そのためには、チームワークの向上と別にもう1つ条件の達成が必要です。白い恋人である彼女たちの感情がいかなるものであっても、OTFによって温められ…孵化しなくてはならない」

→引っかかるのは”いかなるものであっても”と言う部分。決して明るい感情だけでなく、彼女らの心の深くにある負の感情が爆発することでOTFに何らかの変化を及ぼすのかもしれません。

 

こんなところでしょうか。

何かに満たされる=OTF搭乗不可で確定か?そして名緒の役割は…?

5話で重要な内容が明かされました。それは、OTFの隣にいることでアイデンティティを見いだせる少女をOTFは受け入れる、ということです。

3話の感想記事で僕は「OTFに乗るよりも、夢中になれる「誰か」が現れると搭乗ができなくなる」のでは、と書きましたが、遠からずといったところでしょうか。

osusumenews.hatenablog.com

 

事務次官の話を聞くと、対象は人でなくても夢中になれる物等でも条件を満たすのかもしれません。

OTFに乗るよりも精神的に満たされる何か

によってOTFの搭乗を卒業(森山のように)する気がします。

 

それでは、名緒に相棒のOTFがいないのはなぜでしょうか。僕は「名緒はスーパーサブとしてそれぞれのOTFの第二Dパイになるのでは」と以前書きましたが、(少なくとも)5人の中では一番自立しているように見えるため、選ばれていないのかもしれませんね。

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あと、5話を見て思ったのは名緒は意外に、周りをよく見る女性だということ。実際のパイロットよりも、将来は柿保のように全体を指揮する立場になる予感もします。 

OTFの「過去」とは

もう1つ引っかかっているのは、5話の最後に曽々田が語ったこのセリフ。

「OTFもお互いのことを思い出してきたようですな」

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つまり、ドラゴンたちも過去にどこかで交流があったということです。加えて、事務次官のセリフにあった「精神の自由を差し出す」と言うセリフ…。

自分の精神が完全にOTFに飲み込まれたとき、搭乗者自身がOTFになってしまう

というのは考えすぎでしょうか。つまり、OTFも元人間。さすがに突拍子もない展開すぎるでしょうか。

 

突如島内に現れた石柵。過去に交流があったOTF。そして、いつかやってくる正体不明の「政」…。なんとなく不穏な展開が予測されますが、6話以降島から脱出すると、大きく物語が動きそうなので期待して待ちましょう。

4話と5話の面白シーンまとめ

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ひそね氏、まそたんの体内をパンチ→暴走…。@4話

 

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ひどいぐらいのマジレッサー…。1話と比べても磨きがかかっているような…。
甘粕、そういうとこだぞ!!@4話

 

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ひそねによる名緒の物まね。完成度50%ぐらいの物まねが妙にツボにww@5話

ギャグもこの作品の見どころの1つ。

4話・5話の感想まとめと6話のあらすじ

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というわけで、4話~5話の感想と考察でした。まだまだ展開予測不能な部分が多く、毎週の放送が楽しみで仕方がありません。

ちなみに、6話のあらすじが既に公開されています。

 

6話「君の名を叫ぶから」

日本海沖無人島におけるDパイ訓練は5日目に入り、残すところ2日となっていた。
各基地から集まった4人の関係は、まだ親密には至っていない。
特にパイロットとしてプライドの高い星野絵瑠はドラゴンのF-2に接する態度が厳しく、周囲から浮いてしまう。
たまりかねた絵瑠はイカダを出し、単独脱出を試みて高波に飲まれてしまった……。
一方、暴風雨の中、洞窟に避難したひそねたちはその島に隠された秘密に気づくのだった

 

とうとう島の謎が分かりそう。そして、絵瑠との仲も深まりそうな予感です。
それでは、この辺で。

 

【追記】第6話の感想記事を書きました!

osusumenews.hatenablog.com