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重神機パンドーラ 3話感想&考察!レオンは二重人格?各キャラの裏側を考察!

第3話「2038ネオ翔龍」

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ー部下を危険な目に遭わせるわけにはいかない。俺は大尉だからな。(グレン)

キターーーー!一気に面白くなってきました。下地を重ねた2話は無駄ではなかったようです。それと同時に考察要素も多々出てきました。

というわけで、重神機パンドーラ第3話「2038ネオ翔龍」の感想と考察を書いていきます。3話までのネタバレがありますので、未視聴の方はご注意を。

3話の簡単なあらすじ

食料生産、護衛…とネオ翔龍はどこも人手不足な模様。そんな中、セシルはジェイにBRAIに対抗するためハイパードライブの量産を提案します。

また、レオンが言うには「ハイパードライブは人の深層意識と同調する」とのこと。ただ、ネオ翔龍の機関内では世界を滅ぼしかけたレオンに冷たい視線を浴びせる者も増えていきます。

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ジェイはレオンにハイパードライブ量産のための性能確認実験を行うと告げます。レオンはパイロットにかかる負担が読めないため、自分が搭乗すると言いますが、ジェイはこれを却下。当日は軍の人が乗ることになりました。

ちなみに、レオンは覚えていませんが、ジェイとレオンはかつて研究室で会ったことがありました。

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しかし、その後リアクターが暴走し、翔龍クライシスが起き…。研究者の生き残りはレオンのみで、多くのBRAIが産まれ人々を苦しめます。皮肉にも、ネオ翔龍を守るためリアクターの技術を用い、絶対防衛システムを構築したのもレオンでした。

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そして、現在。レオンが実験を安全に行うための制御装置の調整をしている場面に、グレンがやってきます。実験の搭乗者はグレンでした。部下を守るために実験に志願し、「死ぬかもしれないから」と翔龍クライシスの原因となったレオンを殴り、罵倒します。グレンの両親・兄弟はBRAIによって殺されたようです。

そんなグレンにクロエは猛反発。絶対防衛システムを作るために努力したレオンを追放したのはお前らだ!とグレンに告げます。

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実験が始まり、ドライブの同調力が暴走し、グレンは危険な状態になります。そこをレオンが命がけで救い2人の間のわだかまりも少し溶けます。しかし、遠方より大型のBRAIがやって来ることが告げられました。

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以上です。

3話の感想

話が一気に動いた…というわけではありませんでしたが、7年前と現在が少しずつリンクしてきて、1話・2話よりも世界観が分かりやすく描かれています。

世間が「切る」基準になっている3話に何とか間に合わせてくれました。謎も多く積み残り、ここから加速度的に面白くなっていきそうです。

展開としては、僕が1話・2話で書いてきた「ハイパードライブの量産」や「人と人との軋轢も生まれそう」というものになってきています。ここに敵陣営(Mr.ゴールドなど)や新型BRAI、そして裏切り者の登場…とますます複雑になりそうですね。

3話までの考察

では、3話までの考察をしていきます。色々なことが出てきた3話でした。なお、クイニーの描写(クイニーがどこかの部屋に行き、血で「Queenie」と記していたシーン)は判断材料が少なすぎるため、今回は考察対象外とします。

意識と”同調”するハイパーシステム

はっきりと明かされた1つの大切な要素。それは、ハイパードライブが搭乗者に深層意識と同調するということです。

この「同調」とはどのような意味があるのでしょうか。2つ考えてみます。

 

①搭乗者の「想い」に答えてハイパードライブが動く、と言う意味での”同調”

これは、分かりやすいですね。搭乗者が心深くに留めている気持ちを機体が察知し、能力に反映されるということです。

こう考えると、1話でレオンの機体が爆発的な威力を発揮したのは、クロエを守りたいという「想い」が理由なのではないかと判断できます。

 

②ハイパードライブが搭乗者の魂を乗っ取る、という意味での”同調”

一方、②のように考えることも可能です。3話の中でレオンはハイパードライブについて以下のように述べています。

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レオン「パイロットの精神に大きな負担をかけ、最悪の場合…人格が崩壊する危険性もあります」

つまり、ハイパードライブ側が搭乗者に同化し、乗っ取るということですね。こうなると人間を乗っ取ったドライブが暴走し、制御不能に陥り、仲間を攻撃し始める…と言う展開も想定できます。

また、クイニーも1話での戦闘に対し、「血の気の無い死の気配を感じた」と語っています。レオンが乗っ取られかけたことを示唆しているようにも感じます。

個人的には①②いずれの意味も含んでいると考えています。今後の展開に大きく影響することは間違いないですね。

レオンの性格の謎~レオンの中にはロン博士の魂が?

続いて、レオンの性格。2話ラストでは

「世界を破壊するんです」(キリッ

と語っていましたが、3話では微塵もその気配を感じられず…。1話で見たぽわぽわしたレオンに戻っていました。

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上で述べた「ハイパードライブに近づくと人格等が変わる」という要素もあると思いますが、僕は

レオンの中にはロン博士(orその他研究員)の魂が眠っている

と思っています。ロン博士たちは死んだけど、レオンの中に想いを込め、生きている…と。2話の最後はレオンだけが語っていたわけではなく、ロン博士が語らせていた野望だったのかもしれません。というか、これぐらいの要素が無いと、レオンの性格がコロコロ変わっていくのには説明が付かないような…。

 

2話の考察記事で僕はクロエについて

実兄はいったい誰なのでしょうか。ヒントが全くない状態ですが、今のところはレオンと共に実験していたロン博士に一票を投じておきます

レオン・ロンで実験→翔龍クライシス→ロン死亡→悲しむクロエとレオンが家族契約を結ぶ、という流れかなーと。

と書きました。実兄のロン博士の魂がレオンに眠っているのであれば、クロエがレオンを大切に思うことの裏付けにもなります。

やはり不可解なケインの胸の痛み

3話でもケインが胸を押さえて苦しんでいるシーンがありました。更に、そのシーンはハイパードライブが暴走しかけたシーンです。

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2話ではケインが「裏ではBRAIを扱うことができる敵キャラ」という風に書きましたが、ハイパードライブまでも動かせるのか?と言われると少し違う気も…。

 

ケインの裏切りは十二分に考えられる展開ではあります。ただ、もしかするとケインは病によって死期が近いだけなのかも…とも考え始めました。ダグは何かを知っているような素振りでしたが…。4話以降のケインの動きにも要注目です。

各キャラの考察要素をまとめ

1話~3話で色々書いてきたので、ここでスポットを当てた各キャラについてまとめておきます。(順にレオン・クロエ・グレン・ケイン・ロン)

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レオン・ラウ:ロン博士の魂が眠った研究者?

クロエ・ラウ:レオンに引き取られ家族契約を結んだロン博士の実妹?

グレン・ディン:「復讐」の対象はクライシスを起こしたメンバーに対して。レオンにも恨みを持っているが、あまり裏表はない?(ほぼ確定)

ケイン・イブラヒーム・ハサン:死期が近い生粋の仲間orBRAIを操る裏切り者?

ロン・ウー:クライシスによって死んだと思われているが、どこかで生存しているorレオンの中で生きている?

 

こんなところでしょうか。かなり突拍子もない部分もあるけど、考察記事だしこれぐらい面白く書かないとね!!!

タイトルの意味

最後に少しだけ「重神機パンドーラ」というタイトルの意味を考えてみます。

”パンドーラ”はご存知の方も多いように、「パンドラの箱」のこと。作中でも何度か触れられています。パンドラの箱というと災いだけをまき散らすもの…と思われがちですが、パンドラの箱の奥深くには希望も封印されています

レオン達の目的は、まだ見ぬ希望を求め、その力で世界を変えるー2話を改めて見返し、タイトルの意味を考えるとこんなところかな、と感じました。

おわりに

2クールと言うこともあり、早く4話が見たい気持ちでいっぱいです。話も見ていくうちに分かりやすくなっていき、楽しい半年間になりそうな予感です。是非1話・2話でギブアップした方にも、再度3話まで見てほしいですね。

第4話は「咆哮突破作戦」です。大型BRAIとの戦闘です。それでは、この辺で。