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多田くんは恋をしない 4話感想&考察!日向子の表情が印象的な良回!

第4話「見なかったことにしよう…」

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ー大事なことは、最後に言いたいから。(日向子)

笑いあり、心にくるシーンあり、名BGMあり…と4話にしてかなりの良回でした。日向子の3つの表情が印象に残っています。

というわけで、多田くんは恋をしない(多田恋)第4話「見なかったことにしよう…」の感想と考察を書いていきます。4話までのネタバレがあるのでご注意を!

4話のあらすじ

写真部春のコンクール前に、HINAのイベントに当選したピン先輩。ピン先輩は写真部一同にHINAの魅力を語るも、テレサ以外はややあきれ模様。そして、HINA本人である日向子は時折恥ずかしそうな表情を浮かべながら、ピン先輩の話を聞いています。

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緊張しいのピン先輩は日向子を前に本番のイメージトレーニングをしますが、うまくいきません。日向子は「緊張したら”人”の文字を書いて飲み込むの」とアドバイスします。

翌日の体育でアレクと日向子がぶつかり、軽い怪我をします。保健室でアレクは日向子に「お渡し会までに腫れが引くといいですね」と告げます。アレクだけはHINAが日向子であることに気が付いていました。

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日向子はアレクとテレサに「一ちゃんには、本当の自分に振り向いてほしい」と言います。対して、テレサは「HINAも本当の日向子の一部だ」と伝えました。

 

本番当日。ピン先輩はとんでもない格好で現れますが、光良達によって元に戻されます。一方、日向子は昨日のテレサの言葉を反芻し、ピン先輩としっかり向き合うことを心に決めます。

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お渡し会では、案の定ピン先輩は緊張して何も話せません。日向子はピン先輩に「緊張したときはどうするの?」と問います。日向子とのやり取りを思い出すピン先輩。人の字を手に書いて飲み込み、日向子に「生まれてきてくれてありがとう!」と伝えます。

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夜には一同で打ち上げをします。帰路に着く日向子にピン先輩から電話が入ります。

「いや…すげー綺麗だった。お前ってすごかったんだな。お前の言う通り、人って書いたらうまくいったぞ。あの…ありがとう」

日向子は自分にもう少し自信が出たら、正体を伝えようーと心に決めます。

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以上です。

4話の感想と考察

では、4話を見て個人的に思ったことをつらつら書き連ねていきます。

日向子の表情の描き方&BGMがすごい!

3つの表情の書き分け

4話で良かったと思う一番のポイントはここです。これまでは”まじめな委員長”一直線のイメージだった日向子が様々な表情で描かれていました。

 

①「委員長」としての日向子

これは通常の日向子です。

 

②「1人の女の子」としての日向子

4話ではこの日向子が余すことなく描かれました。ベスト・日向子はテレサ・アレクとピン先輩について語っているときの一幕。

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もう早く結婚しろよお前ら…。

いわゆる”女の顔”です。

また、ピン先輩とイベントの練習をしているシーンで流れていたBGMがとてもよかったです。もの静かなその曲は、どこか日向子の

日向子としての自分に気が付いてほしい

想いが込められているような気がして心を動かされました。

 

③「HINA」としての日向子

イベントの直前、メガネ姿の日向子から、世間が知るHINAに変わるシーンがありました。この変化も描き方がとてもうまいなー、と。

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髪をほどき、衣装に着替え…。目元の雰囲気が大きく変わっています。

アレクは「誰も気が付いていないのがおかしい」と言っていましたが、ここまで雰囲気も表情も変わるとそうそう2人が同一人物であるとは気が付かない気がします。

 

ちなみに、イベント中にピン先輩と話しているときの日向子は、HINAとしての表情もピン先輩を好きな女性としての一面も合わせ持つ表情で、こちらも良かったです。この辺りはさすが動画工房さんですね!

ピン先輩はHINA=日向子と気が付いたのか?

日向子は自分がHINAであることはピン先輩に気が付いてもらえなかった、と言っていましたが実際はどうでしょうか?

最後の日向子への電話のシーンはどっちにもとれる描き方です。電話後、ピン先輩が汗だらけになっていることから考えると、HINAが日向子であると気が付いた確率の方が高い気がします。

最初の「すげー綺麗だった」は、HINAとしての日向子に告げよう、として切り出したセリフだけど、恥ずかしくなってはぐらかす感じになった…といったところでしょうか。

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ピン先輩がHINA・日向子の関係性に気が付いているかどうかで、今後の2人の関係性が大きく変わると思います。5話以降に注目です。

「ひまわり急行」のセリフはテレサと光良の行きつく先?

4話ではアレクの愛読書、「ひまわり急行」のセリフが何度か登場しました。

「好きになったら負けなんです」
「恋はミラーハウス、錯覚なのです」
「男はどこまでいっても鈍感」

これらは、日向子とピン先輩に当てはまる部分もあると思いますが、

これからの光良とテレサの行く末を暗示している

ように思いました。

3話まででも何度か書いている通り、テレサは光良を好きになり(4話の描写からも既になっている)、そして光良が無意識のうちにテレサを振る展開になると思っています。

サブキャラの恋路を描く中で、ひまわり急行のセリフを何度か登場させ、それをテレサたちの話に繋げるのかもしれません。

テレサ×光良はサブキャラを上回れるか?

4話を見て、唯一不安になったことは

サブキャラの話が面白すぎる

ということです。まだ描かれていない研太郎×ゆいも絶対面白いでしょうし、薫×アレクはどう展開していくのか、予測不可能な面白さがあります。

これらのキャラを先に描くとなると、テレサたちの影が薄くなってしまう気がします。変化球の後の王道ラブコメというのも悪くはないですが…。

ぜひ、テレサ×光良のお話では、展開なり描き方なりで他の3組のカップリングを上回る「何か」を見せてほしいですね。

多田恋4話のまとめと5話予告

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TVアニメ「 多田くんは恋をしない 」オープニングテーマ「オトモダチフィルム」

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というわけで、多田恋4話の感想でした。ピン先輩の謎の衣装など笑える箇所も多かったです。自分が気が付いていない面白い描写が他にもあるかもしれないので、明日以降もう1度見直してみようと思います。

5話は「大丈夫だ。いないから」です。それでは、この辺で。

 

【追記】5話の感想&考察記事をアップしました!

www.anime-kousatsu.com