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プラスティック・メモリーズ 8話感想! このアニメはラブコメだ!!

第8話「知らない花火」

花火

というわけで、プラスティック・メモリーズ(プラメモ)第8話の感想を書いていこうと思います。今回もネタバレ前提の記事ですので、未視聴の方はご注意ください。

 

公式サイトのストーリー:回収対象のギフティアのOS入れ替えを希望するオーナーに出会ったツカサ。OSを入れ替えたギフティアが何かの拍子に前の記憶が戻ることがないのかと疑問に思うが、誰に尋ねても答えは「NO」だった。 そんな折、第3ターミナルサービス所属のギフティア・アンディが回収対象の捜索のために派遣されてきた。アンディの姿を見て、“親友・オリヴィア”だと喜ぶエル。しかし、アンディは寿命を迎えたオリヴィアのOSを入れ替えられたギフティアだった。

Aパート①~新展開?OSを入れ換えたギフティアの登場!

いきなり回収現場からスタート。OP無しです。

ギフティア回収後にオーナーができることは3つ。

1.買い替え時の割引

2.下取りに出すことで3割をキャッシュバック

3.ボディーをそのままにOSだけを入れ換える

この説明をするツカサですが、回収相手は「OSの入れ替えをお願いする」と言ってきます。1話のおばあちゃんとは真逆の反応ですね。

ツカサは「人格が変わるんですよ?」と言いますが、相手は「前もそうした」と言い、「人格は変わっても同じ子だと思って接している」と続けます。

ギフティアに対する色んな考え方を見ることができた場面でした。

この場面を見たツカサはコンスタンスなどの様々な同僚に「OSを入れ換えたギフティアが何かの拍子に記憶を取り戻すことはないのか」と聞いて回ります。しかし、帰ってくる答えは「そんなことあるわけがない」というものばかり。

ミチルも「これだから素人は!」と言った後、「ギフティアは人が記憶喪失になるのとはわけが違う。中身を丸々新品にするから別物になる」と告げます。

ツカサ「だからといって割り切れないだろ…」

ミチル「中途半端に希望を持たせられる方がよっぽど辛いわよ…。ま、私も前はそんなこと考えてたけどね。落としどころを見つけなきゃどうしようもない話なの」

辛い経験をしてるからこそのセリフですね。どうでもいいけど、ミチルの「これだから素人は!」にはまってきた自分がいます(笑)

そんな折、カヅキから「第三ターミナルのマークスマンが来る」と告げられます。理由は、第三で受け持っていた対象が雲隠れしたため。ツカサ&アイラが担当します。

アンディ

登場したマークスマンの名前はアンディ。彼女は「出張先でサポートをつけてくれるから」という理由でパートナーを連れてきていませんでした。

これを聞いたツカサは「アイラが出張するって聞いたら絶対自分も付いていくな」と言いますが、アイラは「出張ぐらい一人でできるので」とご機嫌ななめ。ほっぺを膨らませるアイラがかわいいです。

そこにエルがやって来ます。アンディを見つけたエルは突然興奮します。

エル「オリビア!?…信じられない!わが心の友よー!!」

変態エル

いきなりアンディの胸を揉みだすエル。うーん、この変態。

当然のようにアンディはエルを突き飛ばしますが、エルは「昔はどれだけセクハラしてもなすがままだったのに…いや、でもこれはこれで…」と変態顔のままです。

これを聞いたアンディは「僕と君とは初対面じゃないか!」と一蹴します。

エルは一瞬真顔になりますが、また笑顔で「別人と間違えちゃった」と残して去っていきます。

1人になったエルは笑顔もなく「そうか…消えちゃったんだ…記憶」と呟きます。

アンディはOSを入れ換えたギフティアだったんですね。

場面は変わって雲隠れした対象者の回収。さすがに、3人(アイラはこけてたけどw)に追われたマスター&ギフティアはなすすべが無くすぐに捕まってしまいます。

ギフティアのマスターは「あと一週間ぐらいはあるんだからせめて時間ぎりぎりまで一緒に居させてほしい」と涙ながらに訴えますが、「君たちはまた逃げるかもしれないだろ」とアンディは半ば強制的にギフティアの記憶を消去します。

回収後、社内で「予想よりも早く仕事が済んだ」と笑顔のアンディに対して浮かない顔のツカサ。

ツカサ「あんな強引にする必要があったのかな…あれじゃトラブルになる」

アンディ「そういうのはもう慣れっこ。思い出を引き裂くのが僕たちの仕事さ」

その後、ヤスタカから今の第一のやり方はカヅキが三年前に取り入れた方法だという話を聞きます。つながりそうでつながらないストーリー…。

Aパート②~エルとアンディの思い出

喫茶店でアンディと電話をするエル。そこにツカサたちがやって来ます。

エル「この前のこと謝ろうと思ったら、すっかり気に入られちゃって…もてる女は辛いっすねー!」

そして、エルの昔話が始まります。アンディは昔オリビアと言う名前で、近所に住んでいたこと。ターミナルサービスの経費削減のために、オリビアはOSの入れ替えをして、アンディになったこと。アンディはオリビアだった時の記憶が無いこと。

オリヴィア

エルは悲しそうな表情で「まさかこんな形で再会するなんて…」と呟いた後、変態顔になって「またあの胸をもみもみできるなんて…よく揉ませてもらってたんすよー!」と騒ぎます。人前だから元気にしているエルの健気さが見て取れますね。…まあ、エルはただの変態という可能性も残っていますが(笑)

部屋に戻ったツカサは一人、考えます。

ツカサ(オリビアじゃなくなったことエルさんは気にしてないのか…?気にならないものなんだろうか。)

こう考えて眠りにつきます。ツカサって相手の気持ちを正確に汲み取れないような描写が数多くある気がしますね。これは意図的にそういうキャラを製作しているんでしょうか。

Bパート①~エルからのお誘い

ターミナル内に突然「つかさっち~」と叫ぶエルがやって来ます。

エルの話を聞くと「アンディに地元のカーニバルの話をしたら、連れて行ってほしいと言われた」とのこと。

ツカサは「2人で行けばいいじゃないですか」と言いますが、エルは「オリビアとの思い出だらけのところに、同じ顔のアンディと行くのはきつすぎるから一緒に来てほしい」と返します。ツカサはエルに抱き付かれていたから許さん。

一方、ツカサが去っていたターミナルビル内。ミチルは「あいつ…何やってんのよ」とツカサのことをかなり気にしている模様。ザックにいじられています。

この風景を見たアイラはすました顔で「私は気にしてないので」と一言。

ミチルとザック

しかし、マグカップを持った手が震えています。アイラもツカサがエルとどんな話をしているのか気になるようです。嫉妬モードですね(笑)

場面は戻ってツカサ&エル。

ツカサ「例えばなんですけど、アンディをお祭りに連れて行ったら少しでもオリビアだったときの記憶がよみがえるってことは…」

エル「アイラっちのこと考えてるんですね?私が何言ってもそう簡単には納得できないでしょ?一緒に行きましょう。…そこで、自分の目で確かめればいい」

こうしてツカサも祭りに行くことになります。このことをアイラに話すツカサ。

アイラは「私も行く。ツカサのパートナーなので」と言います。ツカサが「エルとアンディも付いてくる」と言うと、顔を青ざめながら「行く」と一言。さっきのミチルたちとの会話が堪えているんでしょうかww

また、アイラは生で打ち上げ花火を見たことが一度も無いようです。「音が大きい」と聞いて「耳栓した方がいい?」なんて言っていました。

Bパート②~とうとうお祭りに!オリビアの記憶は戻るか…?

(エルはアイラの私服を見て「激カワっす!」と騒いでいたのは置いておいて)お祭りに来た4人。

アンディ「こういうところ来るの初めてだから楽しみだなー。エルくんと友達になってよかったよ!」

色々な場所を回ることになります。でも、ツカサはエル&アンディに気を取られて、あまりアイラを構っていません。

頬を膨らませて怒るアイラ。めちゃめちゃかわいい。

嫉妬するアイラ

アンディに「アイラくんも撮ってあげるべきだよ」と言われたツカサはアイラに「よかったら写真を撮ってあげようか?」と聞きます。

アイラ「エラー。よく聞き取れませんでした」

ツカサ「え、ええと…写真を…」

アイラ「エラー」

ツカサ「写真…」

アイラ「エラー」

ツカサ「ええと、機嫌悪い…?」

アイラ嫉妬していますね。最近アイラの感情パターンが増えてきて嬉しいです。

そこに、お祭り名物「クラゲジュース」を持ったエルとアンディがやって来ます。クラゲジュースを飲もうとするアンディに「アンディはやめておいた方が…」とエルが警告しますが、アンディはエルの言葉を気にせず、ごくごく飲み「初めての味だけど悪くないよ!」と言います。

エルの困惑したような顔から考えると、オリビア時代のアンディはこのクラゲジュースが苦手だったんですね。OSを変えると味覚も変わってしまうようです。

また歩き出す4人。ツカサは「はぐれたら困るから」とアイラに手を差し出します。

アイラは一瞬顔を赤くしますが、「私は子供じゃないので、はぐれたりは…」と言い手を繋ぎません。こういうところも以前は無かった感情ですね。

言ったはいいものの、やっぱりツカサと手を繋ぎたいアイラ。ツカサの手をそっと見つめ、ツカサの手に、自分の手を伸ばします。そこで、周りを見ていなかったアイラは祭りのマスコットにぶつかって、ツカサ達とはぐれてしまいます。

アイラとはぐれたことに気づかないツカサはエルとアンディについて会話をします。

エル「どうです、記憶戻ると思いますか?」

無言のツカサ。

エル「そう、それが現実なんです。…私、来年はこのカーニバルに来ることはないと思います。その代わり、アンディと一緒に別のところに遊びに行きますよ。アンディとはオリビアとの思い出を共有するんじゃなくて、これから新しく思い出を作って行きたいですし…。そうじゃないとオリビアにもアンディにも失礼じゃないですか」

ここでもキーになるのは「思い出」です。エルは、かつてのオリビアとの思い出ではなく、新たに「アンディとの」思い出を作っていくことに決めたようです。

エル「ねえ、ツカサっち。思い出を作れるのは今、この瞬間しかないんすよ」

エルのセリフと同時に花火が鳴り響きます。花火を見たツカサは…

ツカサ「あれ、アイラは?」

ようやくアイラがいないことに気づきました。走ってアイラを探しに向かいます。

エル「…しっかり、男の子」

ツカサが走り出すとBGMでEDが流れたのが鳥肌物でした!!

Bパート③~ついに告白!EDの演出が神がかり的!

プラメモのEDはこのためにあったのか、と感じる歌詞です。

ーはぐれた君を探してたよ 呼びかけた声かき消されて

ー万華鏡空に煌めいて 君がぎこちなく微笑んでて 愛しさ溢れてゆく

ーこの瞬間を 永久に忘れないようにと

完全に8話とマッチしていますね。万華鏡は花火のことだったのか…。

この瞬間を永久に忘れないように、の部分はエルの言葉が反映されてますね。

探しても探しても見つからないアイラ。アイラは人ごみから離れた場所で花火の音に怯えていたのか、耳に手を当てた状態でいました。

とうとう、ツカサはアイラを発見します。

ツカサ「ごめんアイラ…。1人にさせちゃって」

アイラ「…見つけてくれたので」

音にびっくりするアイラの手を取って、二人で花火を見ます。

手を繋ぐ2人

ツカサの顔を見たアイラはずっと心の奥にあったことをツカサに問います。

アイラ「ねえツカサ…もしかして私はツカサを苦しめている?そうだったら言ってほしい。私はツカサを苦しめてまで、パートナーでいたいとは思わないので」

涙ながらにこう語るアイラに対してツカサはアイラを抱きしめます!

ツカサとアイラ

ツカサ「ああ…苦しいよ!苦しくて苦しくて胸が張り裂けそうだ!それでも俺は…ずっとアイラのパートナーでいたいんだ!」

聞いてて非常に苦しいセリフです。「ずっと」という部分がキツイ。「ずっと」はいられないと分かっていてのこの発言です。何とかハッピーエンドにしてくれ…。

「どうして、そこまで…」と聞くアイラに対するツカサの答えは1つです。

ツカサ「俺は…アイラが好きだから」

えんだあああああああああああああああああああああああ!!って叫びました(笑)

ここからまさかのOP突入。神展開過ぎる。最後のアイラも今までにない笑顔でした。

OP後のCパート。どうやらエルとアンディが見物していたようです(笑)

みるみる顔が赤くなるアイラ。ここは「エラー」落ちか?と視聴者の多くの人は思ったはずです。しかし…

アイラ「む、む、無理ですっ!!」

なwwwwwwwwwwwww

ツカサも”ちーん”。エルとアンディも”ちーん”。

エル&アンディの「なんでーーー!!!」という叫び声で終わりました。

 

以上です。

 

まとめの感想

なんとなく、最終回が予測できそうな展開が見れた第8話でした。

神回であったことは間違いありません。

かなりストーリーは動いたものの、個人的にはエルが言ったことが全てですね。

「思い出をつくるのは、今この瞬間しかない」

「ギフティアとのつながり」を考えたツカサが出した結論がこれだったのでしょう。

それにしてもアイラが断った理由は自分で言っていた「ツカサを苦しめるから」なのか「照れ隠し」なのかどっちなんでしょう。

今回の話だけを見るとどうも判断しかねます。

 

また、今回の8話を見てOP歌詞の考察第二弾が出来そうです。

時間を見つけてまた書いていこうと思います。

このタイミングで告白ということはここから話は広がりそうですね!楽しみです。

 

次回第9話のタイトルは「祭りの後」です。

それでは、この辺で失礼いたします。