Charlotte(シャーロット)8話感想&考察! 奈緒とサラ・シェーンの謎
第8話「邂逅」
また投稿が大きく遅れました。「Charlotte(シャーロット)」第8話の感想&考察記事になります。以下の記事は第8話のネタバレを含んでいますのでご注意ください。
うーん…本当にあと5話で話の風呂敷を畳めるのか不安になってきましたね(笑)
8話の主な考察点・疑問点
今回は8話から時間が空いているということもあり考察点のみ書きます。
映らない奈緒の笑顔
奈緒との会話
今回奈緒と有宇が電話で会話したシーンは2回ありました。
1回目は有宇が「サラがいるから来ないか」といったときの電話。2回目は「兄を治してくれてありがとう」というときの電話です。
ポイントはこのとき、いずれも奈緒の顔が映っていないということです。
1回目の会話はこんな感じです。
有宇「いいか、驚かないんで欲しいんだけど…。今僕はZHIENDのボーカリストと一緒にいる!」
奈緒「はあ…」
有宇「え!?驚かない!?信じてないのか?」
奈緒「いや信じてますよ。そんな嘘つかれてもなんの得もない。会ってどうすんすか?」
有宇「そんな…話もできるし実際僕も…」
奈緒「会えるとしてもわざわざ会わないっすよ。私はZHIENDの歌や演奏が好きでCDを聴いたりライブを見たい。それだけだからです」
2回目の会話はこうです。
奈緒「今病院の外にいます。看護士さんから連絡がありまして…。すぐ駆けつけました。私のことも気づいてくれました。こんな兄を見るのは久々で…」
有宇「よかったな」
奈緒「はい。あなたの判断は素晴らしかった。なのでお礼を言いたかったんです。ありがとうございます」
有宇「ああ」
奈緒「ではまた明日です」
奈緒にとっては望まない展開?
思ったのは奈緒にとってサラ・シェーンと会うこと、そして兄である一希の病状が治ることは望ましくないことなんじゃないかなあということです。
そうであれば奈緒の笑顔が映らないのにも納得できます。
奈緒がサラ・シェーンと会いたくないとすれば、奈緒とサラが顔見知りだった場合でしょう。それも過去に何らかの因縁があるのかもしれません。
それではどうして一希の病状が治るのが望ましくないことなんでしょうか?
奈緒の話を信じると、一希は科学者に人体実験を長い間させられていたことになります。つまり、一希はまだ視聴者に明かされていない科学者の真実を知っている可能性もありますよね。
ここで一希が正気を取り戻したと考えると…。科学者にとっては「都合の悪い人物」がまわりの人に良からぬことを話してしまう可能性があります。
こうなると
一希が科学者に処分される…
なんて展開があるのかもしれません。
さらに、奈緒が科学者サイドの人間だとすれば(個人的にはまだこの可能性の方が高いと思っています)当然奈緒にとって一希は復活してほしくない存在と言えます。
ひょっとすると奈緒は有宇と電話をしているとき笑っていないどころか焦っていて次の一手を考えていたのかもしれません。
サラ・シェーンの言葉の謎
ポイントになるセリフ
ZHIENDのボーカルサラ・シェーンが言ったセリフの中でポイントになりそうなのは以下のセリフです。
- 元々はギターも歌も下手でバンドマンとして大成しなかった。
- 「ズル」をしたことで社会現象にまでなるほど売れる。
- この結果、家族に迷惑をかけ金目的で弟が誘拐されたこともある。
- そうして地味なバンドのフロントマンになることにして、視力を失った。
- 視力は「神様」に渡した。
- 最後に有宇に「そんな日が来たらうまくやれ」とアドバイス。
サラの言う「ズル」とは何か?
まずサラの言う「ズル」とは何なのかを考えていく必要があります。
これはここまでのストーリーを考えるに”能力を使ったこと”ではないでしょうか。
恐らく奈緒の兄の一希のように「音楽で人々を魅了する能力」では無いかと想像されます。まあOPの文字にもある「タイムリープ」を繰り返して自分がバンドとして売れる時間軸に飛んで売れた…と言う可能性も考えられますが…。
さらに気になるのはサラには弟がいた、ということです。
乙坂家(有宇と歩未)や友利家(奈緒と一希)のことを考えるに、兄弟間では能力が発症しやすいので、この弟も能力者である可能性が高いです。
とすれば、弟は本当に金目的で誘拐されたのでしょうか…?
友利家のように科学者としての実験台になるために誘拐された可能性もあると思います。
弟候補は有宇、熊耳、有宇の兄(実は乙坂家が4人兄弟だった場合)あたりでしょうか。ここで熊耳がストーリーに絡んでくると鳥肌物。
能力者の最期=化物?
サラのセリフでもっとも気になるのは「視力は神様に渡してジエンド」という部分です。この部分は何かを抽象的に語っている部分だと思われます。
サラが能力を使って大成したり、地味なバンドのフロントマンになったとしたら…。
能力者は能力を使いすぎると能力が消えるときにその程度に応じて「何か」を失う
という最期があるんじゃないかなぁと思います。なので、サラは能力のことを「神様」と呼んでいて、能力が消えて代償に視力を失ったことを「視力は神様に渡した」という言い方をしているのではないでしょうか?
これまでも生徒会メンバーは肉親や兄妹など周りの大切な人を失うたびに能力が発症したり、能力が強くなっているような節が見られます。
とすれば、より強力な能力を求めたり、能力の過剰な使用は最後に能力が消えるときに何らかの代償を払うことになる、と考えられます。
その中でももっとも能力を使ったものが「人間としてのすべてが奪われた状態」、すなわち「化物」となってしまうのではないでしょうか。
いずれにしても能力者のヒントになるであろうOPのフルバージョンが明日発売になるので、OPフルを聞くとまたヒントが得られるかもしれません。
早く聞きたいなー。
ただ最後にサラが有宇に「そんな日が来たらうまくやれ」と言っているということはこれを回避する手立てもありそうです。
ここがキービジュアルの「化物は運命に挑み続ける」に繋がるのかなぁ…と。
8話の感想
ハロハロのPV長くね?笑
今回はAパートの大半がゆさりんのPVに使われました。どこかに伏線があるんじゃないか(柚咲の姿が一瞬でも美砂になってないか…etc)とがんばって探してみましたがそんな形跡は見受けられませんでした。
となるとあれは宣伝目的の2分間…?でもあのPVをじっと凝視していた奈緒は少し気になりますね。やはりあの中にヒントが含まれているのかもしれません。
杉田さんが声優で登場!
広島風お好み焼き屋さんの店員が「銀魂」で有名な杉田さんが声優だったんですが…。
お好み焼きをサラと有宇に渡したときに
「こちらお召し上がりください…いやぁぁぁ!」
と最後に謎の奇声をあげていました(笑)
これって絶対アドリブで突っ込んだろうな…(笑)
あ、これだけですww
沢城さんをはじめとして声優さんが豪華で嬉しいのもこの作品の見どころですねー。
まとめの感想
うまくまとまらない考察で申し訳ございません。とりあえずこれから他の人の記事やすでに公開されているであろう9話の予告動画を見てみます。
9話からはタイトルを見る限り展開が一気に早くなりそうです。1話からもう一回禅話見直しておこうかな…。
あとOPフルを聞いた感想と9話予告を見た考察記事も後日上げると思います。
その際はまたよろしくお願いします!
次回第9話は「ここにない世界」です。
それでは失礼いたします。