LOST SONG 4話と5話の感想&考察!フィーニスの呟きはもう一人の〇〇!?
第4話「堕ち行く歌」
第5話「邂逅の歌」
ーあんたもだよ、アル。あんたも…大変だったね。(ポニー)
ややしばらくお待たせいたしました。ストーリー的には面白くなってきました。PVも、改めて見直すと気になる要素満点です。
というわけで、LOST SONG第4話「堕ち行く歌」、第5話「邂逅の歌」の感想と考察を書いていきます。2話まとめての記事になるので、あらすじに関してはダイジェスト版でお届けします。
4話と5話のあらすじ
4話
主に3つの視点からお話が描かれました。話中では、コロコロと視点が変わっていたため、まとめておきます。
①リン一同
〇リンたちはアリュー、モニカ姉妹と遭遇。目の見えない母親のために2人が働いていることを知る。
〇リンの歌により、母親の目が見えるように。感銘を受けた2人は、リン・アル・ポニーたちと共に行動する。
②フィーニス・ルード視点
〇ルードによって脅され(?)、フィーニスの歌が兵器として利用される。
〇フィーニスは吐血を連発するなど、体調はかなりよろしくない様子。
③ヘンリー(軍隊)視点
〇フィーニスの歌が兵器となっていることにヘンリーが激昂する。
〇バズラが相変わらず裏で暗躍。遣いの者を簡単に殺める始末。
5話
風で馬車飛べるとか、もう絶対負けないのではないでしょうか…。
①リン・ヘンリー視点
〇リン楽団と関所で揉めるレオボルトが遭遇。なぜか歌い出したリンのせいで、全員がお縄になる。
〇いとも簡単に鍵を奪取。リンとモニカのコーラス「風の歌」で馬車が空を飛ぶ。
〇リンがフィーニスの存在を知る。
②フィーニス・コルテ視点
〇ルードから「歌わなければヘンリーを処刑する」と言われたため、歌うことを決意。
〇道に迷ったフィーニスが王都軍の前衛隊と遭遇してしまう。
以上です。
4話と5話の感想と考察
そこまで大きな疑問点が出てきたわけではありませんが、気になる点と個人的な感想をいくつか書いてみます。
氷の武器は活かされるか
4話でバズラが遣い人に対し、使用したと思われるキューブ型の爆弾。光とともに、相手を氷漬けにするとんでも無い威力を持っています。
そして、アリューたちが落とした同じ形の兵器をアルが見つめているシーンがありました。手に取ったかは不明ですが、もしかするとこの兵器をうまく複製し、窮地を救う場面があるかもしれないな、と少しワクワクしています。
と、氷を見ると思いだすシーンがあります。それは、1話のヘンリーの傷です。倒れていたヘンリーの片足は氷漬けになっていました。それはこの武器が利用されたものなのでしょうか?それにしては、ヘンリーへのダメージは小さかったようですが…。
ミスリードかもしれませんが、細かな部分まで見ていくと色々な発見があります。
フィーニス・ルードの口パクのセリフは…?
続いて気になるのは4話で出てきた2人の口の動きだけのセリフ。
ルードがフィーニスに発した言葉は「歌を兵器にしなければ、ヘンリーを処刑する」と言う趣旨のものでしたが、フィーニスが4話冒頭で発した言葉は何だったのでしょうか?
(ちなみに、ルードのセリフはコルテには語っていないだけで、コルテに危害を加える趣旨の内容も含まれていたのではないか、と個人的には考えています。)
5文字…であることまでは分かりますが、これ以上は読めません。ここで、思い出したいのが3話のバズラの行動です。
3話でバズラは、誰かがいるであろう部屋で、誰かに向けて「ご機嫌麗しゅう」と呟いています。かつ、バズラはフィーニス以外にも歌姫(≒リン)がいることを知っています。
以上のことから、3話で防音室に居たのは
第三の歌姫
であり、4話冒頭でフィーニスが呟いたのは
第三の歌姫の名前
ではないでしょうか。
自分の命が長くないことを知り、かつての知り合いである「第三の歌姫」に望みを託したーというのは考えすぎでしょうか。
もっとも、1話アバンでその歌姫の姿は無かったので、完全にバズラ側の敵である可能性は高いと思いますが…。
歌の力の強さ~破滅と再生が待っている?
公式によるとんでもないネタバレ。ほぼ間違いなく、3話の記事で書いたように世界は破滅するようです。そりゃ闇堕ちもしたくなるわな…。
気になるのは、PVで出てくる明らかに現代仕様の街の様子。ただ世界を破壊するのではなく、やはり空に浮かぶもう1つの星に向かう展開になるのかな?
5話では
歌と歌が合わさるとより強い力になる
ことが示唆されました。リン×モニカで空を飛べるようになるのですから、リン×フィーニスの歌が合わさると、想像もできないことが起こりそうです。このアニメ基本とんでも展開ですからね
と、ここまで色々書いてきましたが、今後は
①新歌姫の登場、フィーニスまたも裏切られる?
②絶望し闇堕ち。滅びの歌を歌い、一同は空飛ぶ星へ避難。
③リンとフィーニスが遭遇。2人の歌の力で争いの無い星を再生する
…こんな感じの展開かな?
いずれにしても戦争中心のストーリーはあと2,3話で終了するのではないでしょうか。
5話までの個人的な感想
4話は結構好きでした。唯一文句があるとすれば、あまりに視点がコロコロ変わるため展開を追いにくいことぐらいで、考察要素も多く楽しめました。
しかし、5話は…。このアニメの良くない部分が一気に出てしまった印象です。なぜか鍵を開けないヘンリー、あまりにザル警護な兵隊、突然飛び出す馬車…。ストーリーとしてはPVの効果もあり、期待させる部分が大きかっただけに、がっかりする時間が多いように感じてしまいました。
ただ、ストーリー自体は一気に面白くなってきそうです。6話以降に期待。
4話・5話まとめと6話のあらすじ
というわけで、4話と5話の感想記事でした。バズラが裏でどこまで暴れるか、フィーニスの気力がいつまで持つかが展開のカギを握ります。
ちなみに、公式HPに既に6話のあらすじが公開されています。
第6話「別れの歌」
絶妙なチームワークと歌の力で関所を突破したリン楽団とレオボルト。リンたちは助言通りドクター・ヴァイゼンの研究所へ向かい、フィーニスや歌奏兵器の真実の一部を知る。
一方、最前線の森で、ヘンリーと再会したフィーニスは、もはやあと1曲分の歌の力しか使えないほど激しく衰弱していた。さらに2人の恋心に気づいたルードは不気味な笑みを浮かべる。フィーニス、ヘンリー、コルテ、ルード…戦争の狂気が破滅のメロディを加速させていく。
ー公式HPより
あと1話しか歌えない…だと…?つまり、フィーニスが奏でる「最期の歌」は…。
それでは、この辺で。