やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 4話感想!
第4話「そして、由比ヶ浜結衣は宣言する。」
公式サイトのストーリー:生徒会長選挙に解決策を見いだせないまま、葉山の頼みと陽乃の脅しにより、折本&仲町の女子2名と葉山とのデートにつきあうことになった八幡。途中、ふだんから葉山を気にかけている三浦優美子やいろはとニアミス。入ったカフェでは雪乃と結衣が現れる。そこへさらに陽乃も加わり、またしても事態は思わぬ方向に。そして雪乃は、生徒会選挙に対し独自の決断をする。それを知った結衣は…。
と、いうわけで俺ガイル2期の4話の感想を書きたいと思います。
ネタバレ成分豊富ですので、まだ見ていない方はご注意ください!!
2話の告白騒動、そして3話の生徒会長の一件で人間関係に亀裂が入っている奉仕部。
そんな中、葉山が折町ら2人とデートをすることになります。ストーリーにもある通り、葉山の頼みと陽乃の脅しによって、八幡もデートに行くことになります。
ちなみに、ストーリーには書かれていませんが、八幡は妹の小町とも相当雰囲気が悪くなっています。うーん…
とにかく2話からまわりがずっとぎくしゃくした雰囲気になっています。
映画→店を回るの流れでデートが進んでいきますが、その際に女子2人組は八幡を馬鹿にしたような態度を取り続けます。
映画を見ながら、かつて告白したことのある折本に対して八幡は
「俺たちの距離が縮まったことなど1度たりともないのだ」
と思いを馳せます。やはり、現在の八幡の行動には小中の経験がかなり効いていますね。
お店では優美子や海老名、いろは&戸部と出会います。
安定のとべっちでしたwwそしてこの日の優美子は「ピンク色」だったらしいです。何がピンク色だったとは言いませんが…ww
ちなみに、いろはと八幡の1シーンがこちら。
「あの女誰ですかー?」…この作品は怖い女しかいないな、おい。こう考えるとやっぱり結衣は天使ということになります←
その後、夕食になるのですが「サイゼにしよう」と言った八幡をひたすらバカにする女二人組。サイゼリヤいいと思うんですけど…。
店に入ってもバカにし続ける2人。そんな4人の前に雪乃と結衣が現れます。どうやら葉山が呼んだよう。
そして、葉山は折本たちにこう言い放ちます。
「比企谷はお前らが思っているような奴じゃない。君たちよりずっと素敵な子たちと親しくしている。表面だけ見て勝手なことを言うのはやめてくれないかな」
八幡が示す「解決法」に似ていますね。「自分を犠牲にする」やり方。
葉山の言葉を聞き、帰る2人。
その後、陽乃が4人の前に現れます。
「雪乃ちゃん生徒会長やるんじゃないんだー。そうやって人に押し付けるの、お母さんそっくり」
雪乃を挑発します。やはり”最後に超えるべきラスボス”は陽乃になりそうですね。
女性陣がいなくなった後、葉山は「最低の気分だよ。二度としたくない」と語ります。
葉山が折本たちにあんなことを言ったのは、「自己犠牲をしたときに、相手がどのように感じるのかを知ってほしかったから」でしょうか。その後の「もうやめないか、自分を犠牲にするのは」という発言からもこれを読み取ることが出来ます。
さらに葉山は八幡に「君は自分の価値を正しく知るべきだ。君も、周りも」「君が誰かを助けるのは誰かに助けられたいと思っているからじゃないのか」と語ります。
…葉山のやりたいことは分かるんですが、やっぱりやり方がうまくないですね。というか、この作品に出ている人はみんな不器用です。まあそれが面白さを引き立てているんですけど。
場面は変わって翌日の学校。平塚先生から雪乃が生徒会長に立候補する旨を伝えられます。八幡が示した解決策とは異なる方法で来ました。
そして、雪乃は八幡に
「すべての人があなたを気にかけて嫌っているなんて自意識過剰だわ」
と言い放ちます。確かに、今回は全校生徒を動かす必要がありますからね。八幡1人がまたあえて嫌われるようなことをして、信任投票を防ぐのは少し無理があるでしょう。
ちなみに、このセリフは前半部分で陽乃が八幡に言った「自意識くん」と見事にリンクしています。
非常に重たい雰囲気です。
そして、帰り道。一緒に帰る際に結衣が八幡に「私も生徒会長に立候補する」と伝えます。
「私はできることがない、だから逆にこういうの(生徒会に立候補することを指します)もありかなって。」
「今度は私ががんばるの。今ままでひっきーに頼ってるって気づいたから。ゆきのんが会長になったらこの部活は無くなっちゃう。」
「私、この部活が好き…好きなの」
「…だから、ゆきのんに…勝つよ」
このシーンの結衣の顔が、冒頭の写真になります。
実際に見れば分かると思いますが、この「好き」には八幡(ひいては雪乃に対しても)に対する想いも込められています。やっぱり天使や…。
…とここで4話終了です。
2期は1期のようなふわふわしたギャグ感満載な感じではなく、シリアスな雰囲気が漂う「人間ドラマ」に重きが置かれていますね。面白いです。
生徒会の決着はどうなるんでしょうか。もうこの3人がまとめて生徒会に入ればいいのに…笑
いろはを説得して、生徒会に入らせるのでしょうか。展開が楽しみです。
次回第5話のタイトルは「その部屋には、紅茶の香りはもうしない。」です。
それではこの辺で失礼します。