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プラスティック・メモリーズ 4話感想! 闇回収業者現る…

第4話「うまく笑えなくて」

かわいいアイラ

というわけで、前日に引き続きプラスティック・メモリーズ第4話の感想を書いていきたいと思います。

第3話の感想はこちらをご覧ください。

osusumenews.hatenablog.com

いつも通り、ネタバレ要素満載ですので、まだ見ていない方はご注意ください。

 

 

公式サイトのストーリー:家でもアイラと普通に話せるようになったツカサ。距離の縮まったツカサとアイラの様子が何故かちょっぴり面白くないミチル。そんな中、新しい回収業務がツカサたちに割り振られる。それは、アンドロイドチルドレンと呼ばれる、ギフティアなどのアンドロイドに育てられた子供から親代わりのギフティアを回収することだった。ツカサたちが訪ねると所有者の少年・ソウタはギフティアのマーシャを「もういらない」と言い出し…。

 

3話ではアイラと懸命にコミュニケーションを取るツカサの姿が描かれました。その甲斐あってか、なんとアイラは部屋の中でツカサに「おはよう」と声をかけます。

「やったー!」と騒ぐツカサ。よほどうるさかったのか、またミチルが来ます。ちょうどミチルが来たタイミングで着替えを始めたアイラ。またもや、ツカサはミチルに部屋から突き飛ばされてしまい、OPに突入です。

 

ちなみにOPでは、アイラが少し前を向いているシーンがありました。毎回演出が変わっていくと嬉しいですね。

 

朝の社内の様子です。ミチルがアイラに「アイラ、本当にこんなやつでいいの?」と問います。どうやら朝からミチルは何かイライラしている模様。

それに対してアイラは「ツカサなら平気なので」と答えます。うまくいってますね。

そのやり取りを聞いていたザックが茶々を入れ出します。

ザック「ツカサならってどういう意味かなー?…もしかしてツカサもアイラに夜な夜なスキンシップしてたりして…。ミチルが僕にやってるみたいにわしゃわしゃーって!」

…ミチルさん、そんなことしてたんですか(笑)

恥ずかしくなったのか、ミチルはツカサに対して「少しぐらい机を片づけろ!」と怒ります。照れ隠しが見え見えです。

それと同時にミチルはどうやら仲良くなってきたツカサ&アイラに対してやきもちを焼き始めているようです。こちらの関係もどうなるか楽しみですね。

 

そして、仕事の割り振りへ。ここで”闇回収屋”の存在が明かされます。

どうやらターミナルサービスの名前を借りてギフティアを回収していく団体らしいです。ここでは全く明かされませんでしたが、こいつらが回収してギフティアをどうしているかが話のキーになってきそうな予感です。

 

今回のツカサ&アイラの仕事の対象は「アンドロイドチルドレン」。

ギフティアなど、アンドロイドに育てられた子供のことを指すようです。

関係性はソウタ(親を亡くしたアンドロイドチルドレン)ーマーシャ(ギフティアで、現在ソウタの面倒を見ている)です。

家に入るや否やスタイル抜群のお姉さんに出迎えられる2人。

抱きしめられるアイラです(笑)

抱きしめるマーシャ

うーん、かわいいです。

 

部屋に入るとマーシャのトークタイム。ツカサとアイラに3年前に亡くなったソウタの両親のお話をします。特に、お母さんの作っていたケーキは絶品だったようです。

話の最中にソウタ君が帰宅します。

ソウタ「マーシャの話、信じない方がいいよ。ウソばっかりだから」

いきなり不穏な雰囲気。

ツカサ「今日は君に同意書のサインを貰いに来たんだ」

ソウタ「…名前を書けばいいの?すぐ連れてっちゃってよ、いらないから」

おいおいおい、あんたはなんてこと言ってくれてるんだ!!

マーシャ「こら!お客さんにそういう口のききかたしちゃだめ!」

ソウタ「うるさいな、ギフティアのくせに!」

そう言って、ソウタは同意書に黙ってサインをしようとします。

ツカサ「ストップ!そんな状態じゃサインはもらえないな」

ツカサ、良く止めました。しかし、ソウタは止まりません。

ソウタ「ギフティアは僕に嘘ばっかりつくんだ!パパとママの話だってどうせマーシャの嘘に決まってる!ずっと一緒にいてくれるって言うのも嘘だったんだから!」

そう言って、彼は去っていきます。

マーシャ「私が寿命のこと話してからずっとあんな感じなんだよね…」

 

ターミナルビルに戻り、再びツカサとミチルの会話。

ミチルはソウタがマーシャに寿命のことを聞いて何も信じられなくなった結果、両親のことも”ウソ”だと思っているのではないかと言います。

続けて「自分が何者か分からなくなってる、それはかなりの恐怖だ」と語ります。

さらに「自分は愛されてたって信じさせることが必要」とも続けます。

 

さて、続いて大人のいやな世界です。どうやら第1ターミナルビルは必要経費が他の部署の5倍かかっているそうです。

確かに、この部署は圧倒的にアフターケアが充実しています。でも5倍って…

部長は「次回までに経費削減に向けたロードマップを仕上げてくること」と「次回でも改善が見られなかった場合、こちらも考えがある」と山野辺さんに言い渡します。「考え」ってなんだ…怖すぎるだろ。

でもしっかりアフターサービスをしないと絶対ダメだと思うんだよなぁ。話が展開していくにつれ、全国のどこかでギフティア関連の大騒動が起こりそうな予感がします。

 

日は変わり、再びソウタの家に。マーシャ&ツカサ&アイラでお母さんの思い出の品であるイチゴタルトを作って、ソウタの誕生日パーティーを開くことになります。

写真はあるのに両親のことをなかったことにしているソウタに対して、しっかりとソウタに両親からの愛を思い出してもらおうという作戦です。いいですね!

この時に掛け合いに少しくすっとしました。

マーシャ「アイラちゃんも可愛いんだから、笑った方がいいって!」

アイラ「にー」

うまく笑えなくて

…顔芸かよ!若干、ツカサとマーシャは引いていました(笑)

 

続いて、アイラの回想シーンです。アイラは過去にカヅキから

「お前と一緒に仕事した思い出は忘れないよ。でもお前とはもう組まない。お互いにその方がいいだろう?」と遊園地で言われていました。

具体的に何があったのかは全く明かされていません。しかし、カヅキがツカサにアイラの寿命のことを教えていないことを考えると何か深い事情があったと推定できます。この伏線もゆくゆく回収されていくでしょう。

ちなみに、前回ツカサがアイラに「思い出」の話をしたのも遊園地でした。

その後、アイラはツカサに「これ(ソウタの為に誕生日パーティーを開いてあげること)って本当にソウタにとって幸せな事なの…?」とたずねます。これも「思い出をつくる恐怖(?)」からきているんでしょうか?

 

さて、お誕生日パーティーの準備開始です。

ソウタのための料理

相変わらずツカサの料理はポンコツでした(笑)

まあアイラにやらせたらもっとまずい気がしますが…www

作っている最中に、レシピを持っていたり、バターを懸命に測るツカサのことをじっと見ていたりしたアイラがとての可愛かったですww

 

料理に苦戦していると、ミチル&ザックペアが現れます。手伝いに来てくれました。

イチゴのへた取り&飾り付け→アイラ&ザック

ケーキ作り→ミチル&ツカサ

となります。しかし、ここでもツカサは薄力粉にくしゃみをして粉を飛ばしてしまい、ミチルに怒鳴られる始末です。

本当にポンコツコンビだなー笑 まあそこがいいですけどね。

 

そんなわけで一緒に薄力粉をふるいにかけるミチルとツカサ。ミチルはツカサと手が触れて、赤くなってしまいます(ツカサは全く気付いていない)。

そこでミチルは向こう側のアイラをちらっ。このときのアイラが冒頭に貼った写真になります。アイラ、一生懸命イチゴと格闘しています。

「ツカサのことを意識している」と自分で理解したミチル。自分からツカサに触れておいて(まあ料理の手伝いですが)「触らないでよね!」と言います。照れ隠しww

 

ケーキを焼いている最中にミチルはツカサに自分の境遇について話します。まとめると

・自分もアンドロイドチルドレンだった

・ソウタとは逆に父親のことをつなぎとめてしまった

・そのせいでお父さんがワンダラーになってしまった

ワンダラーというのは「ギフティアが寿命を10時間過ぎた辺りから、本能的な行動しかしなくなり、人を襲うこともある状態」のことだそうです。「意志も人格もないけど、運動能力は残っているからあっちこっち歩き回る」からこんな名前がついていると語られていました。実際にそういう事例もあった、ということですね。ここも重要なフラグになりそう。

これを聞いたツカサは号泣。本当にツカサはいいやつですね。

その様子を見ていたザック&アイラペアの会話です。

ザック「ミチル、やけに面倒見いいよね」

アイラ「ミチルはもともと面倒見がいい」

ザック「でもツカサを手伝うのは完全にボランティアだよ」

アイラ「…ザック、この顔…どう思う?」

きもい笑顔

ザック「けっこう、キモイ!」

まだ笑顔の練習をしていたアイラ。そしてザックは地味にひどいですww

 

そうしているうちにソウタが帰宅します。

ソウタ「僕こんなこと頼んでないけど」

マーシャ「照れちゃって 本当は嬉しいくせに」

ソウタ「こんなことしないでって言ってるんだよ!こんなことされたってどうせみんな僕を置いてどっか行っちゃうんだ!こんな嘘ばっかりのお祝いなんていらな…」

ソウタはテーブルを見上げます。テーブルには大好きだったお母さんの得意料理だった「真ん中に大きなイチゴが載っているイチゴタルト」、そうして壁一面に両親との思い出である写真が貼ってありました。

その瞬間、ソウタは両親とのことを全て思い出します。そうして、泣きながらあの時のイチゴタルトを頬張っていきます。

ソウタ「こんなの…ちっともおいしくない…。お母さんが作ってくれた方が…ずっと…ずっとおいしかったんだから」

そういいながらもソウタは涙が止まりません。

ソウタ「マーシャ…ごめんね、嘘つきなんて言って」

それに対してマーシャは自分がいなくなっても両親と一緒にずっとソウタのことを見守っている、と言います。

この場面、本当に泣きそうになりました。

文章だけでは伝わらないはずなので、ぜひ第4話をご覧ください!!

 

…最後のシーン。

この感動を「闇回収屋」がぶち壊しに来ます。

…そう、ソウタの家に闇回収屋が来たのです。

EDの直前にツカサの思いが語られます。あのときのアイラの質問に対する答えです。

ツカサ「アイラ。今回の事がソウタ君にとって幸せなのかどうかは俺にはわからないけどさ…少なくともマーシャとは仲直りできただろう?」

ツカサ「それって悪い思い出のままで終わっちゃうよりずっといいと思わないか?」

ここでED、終了です。

 

感動あり、そして今後の「暗い」展開に向かっていくことを感じさせる4話でした。

それにしても闇回収屋はどうして寿命直前のギフティアを狙うんでしょう?

まさか不老不死のギフティアを作るための実験だったりして…

まったく理由がつかめません。

 

そして、アイラとカヅキの過去。これにも謎が深まっていきます。

どうしてツカサにアイラのことを伝えないのか…うーん…

「人間だと思っていた人がギフティアだった」パターンも考えられそうです。

 

次回、闇業者にマーシャを渡してしまうんでしょうか。

とにかく今後の展開に目が離せないアニメです。

次回の第5話は「守りたかった約束」です。

それでは、この辺で失礼します。