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コメット・ルシファー 10話前に9話の感想と考察を整理!ドモンの早すぎる退場…

第9話「伝えたい心」

コメットルシファー 9話 感想

とうとうソウゴが主人公らしい活躍をしましたよ!それでも、前回も書いたように敵キャラへの魅力は少ないままですね…うん。

というわけで本日はコメット・ルシファーの10話が放送されるので、第9話のポイントをこの機におさらいしておこうと思います。

9話のあらすじ、感想整理

ドモンの過去と軍人ドモン

アバンは母親の墓の前にいるソウゴにドモンが話かけるシーンからスタートしました。

ドモンは最初からカレー作りが上手では無かったことがここで明かされます。その後もソウゴを見守っていたドモンの”優しい”姿が描かれ、その想いはソウゴにもしっかりと伝わっていたようです。

ドモンのカレー

 

一方、軍人としての心得も忘れていません。行政府に近づくために検問員や警備員を殺害し、行政府へと侵入していきましたが…。ここの部分の表現は気になるところがあったため、後述したいと思います。

ただ、最初の方は特にスポットが当たることもなく「料理が上手な優しいおじさん」ぐらいのイメージだったドモンが暗躍しているのは見ていて「おおーっ」となりました。

モウラの最終形態!

確か僕は前回の感想記事で「このアニメは主人公ソウゴがモウラを使って戦うから”ポケモン”みたい」と言った記憶があります。

この発言には賛同もいただいていたんですが…(下は、前回の記事に感想を寄せてくださったカルルカさんのコメントです)

 

ポケモンみたいというのは凄く個人的に納得出来ました。ソウゴも崖から落ちて無傷で不思議でしたが、よく考えてみるとサトシ達もよく危険な事しますが、殆どそれが原因でケガすることはないですよね笑

 

こう言った矢先にソウゴがモウラに乗り込んで戦ってしまいましたね(笑)

おまけにソウゴがモウラに乗った途端、モウラのパワーが大きく増加しました。あれほど苦戦していたガスを一刀両断してしまいます。

パワーアップモウラ

 

この分でいけばそうそう戦闘で苦戦することは無さそうですが…。敵の親玉であるゾーンボイルと最終決戦になるんですかね?

それにしてもモウラの力を使い過ぎることによるペナルティとかが無いのかな…とやや不安になっています。力を使い過ぎてフェリアに悪影響orモウラ消滅とかありそうだからなぁ…。

”優しい心”が招いた悲劇

作中、ソウゴはガスに対してこのように言っています。

ソウゴ

「俺はあんたなんかよりずっとドモンを知っている。ドモンは弱くなったんじゃない。優しくなったんだ!!」

 

その言葉に応えるかのように、ドモンはソウゴの母親の墓の前でソウゴのことを嬉しそうに報告します。さらに、喧嘩した2人ですが、互いを”子””父”と思っている描写も見られてよかったです。ここだけ見るといいシーンのように見えますが…。

 

9話の一番最後のシーンでドモンは行政府のトップであるゾーンボイルの秘書がソウゴの母親に変装して近づかれて、ドモンは何の疑いもなく彼女に近寄り、そして刃物で刺されてしまいます。(刀でかすぎて笑ったw)

ドモン殺害

もし、これがかつてのドモンだったらどうでしょうか?ガスとともに戦場を進んでいた時のドモンだとしたら、ドモンは油断して近づくことはしなかったのでは?と思います。

 

9話でドモンが簡単に瀕死状態に陥ったことに対する批判もあるかもしれませんが、僕はドモンがこういった目にあったのは

過去に軍人として戦っていたのに、そこから離れ平穏な生活を送っていたドモンの”優しい心”が招いた必然の結果

ではないかと考えています。

 

もしくは

戦争でもないのに人を殺したドモンへの相応の「報い」

ではないか、と。

少し嫌な見方かもしれませんが…。

考察整理と思ったこと

未解決な事柄まとめ

さあ、ガスのロボが爆破してしまいました。

…ここから何をやってストーリーを動かすのでしょうか…?

 

とりあえずまだ未解決になっていそうなのは

・ゾーンボイルvsソウゴ達

・フェリアの力の秘密とギフトの関連性

・深淵の祭壇には何があるのか

・ソウゴをめぐる恋模様(次回カオンが告白するのか?)

・ソウゴの母の安否。ドモンの今後。

・ヴィーの再登場はあるのか?あるとすればどんな形で?

 

このあたりでしょうか…?まだありそうな気もしますが…。

次回に深淵の祭壇に向かうようなので、そこでまたひと悶着ありそうですね。

”あの方”が指しているのは誰か?

9話で一番気になったのは一番最後の秘書の言葉です。

行政府

「今少し…”あの方”には孤独でいていただきたいのです

”あの方”が指している人物はいったい…?

 

候補としては2人ですかね。ゾーンボイルか、もしくはソウゴの母親

ゾーンボイルだとすればなんてことないセリフですが、ドモンは直前に変装した秘書の姿を見て

「やっぱり…あのとき」

と呟いています。2つのセリフを合わせて考えると、これはソウゴの母親はまだ生きていてどこかで”研究”をしているのでは?と考えることができそうです。

 

更にぶっ飛んだ考えとしてはソウゴの母親の魂がモウラやフェリアに乗り移っているのでは?とも思っていますが、さすがにそれは無いかな…。

それでも、そうだとすればソウゴがモウラに乗り込んで、モウラがパワーアップした理由づけにもなりそうですが。

作品に対して思うこと

ここまで見てきて作品に思うことが2点あるので書いておきます。素人の戯言だと思って聞き流してください。

 

①簡単に人が死に過ぎでは…?

例えば今回の話でも警備員をいともたやすくドモンは殺害していきました。せっかくBパートでソウゴのことを涙ながらに報告しているのに、前半のこのシーンのお陰で純粋にドモンに感情移入できませんでした。

例えばAパートのシーンはスタンガンとかで気絶させるとか、別の描写の仕方もあったのではないでしょうか。

ドモンのことを”優しい心”を持った人、と表現していて戦争は終わりを向かえている以上、銃で殺す以外のうまい表現方法でドモンの”強さ”を表してほしかったなーと思いつつこの文章を書きました。

 

②展開の緩急は良い!だけど…

確かに7話当たりからエンジンがかかってきて、ヴィーの意外性やドモン&ガスのカコなども明かされてきていますが…。

ただ、9話はいきなりドモンの回想から始まり、1話の中でドモンが退場するという急展開っぷりでした。もう少しうまく尺を使っていればドモンの退場もより深い意味のあるものになっていた気がします

 

また、僕個人としては楽しく見ていますが、やっぱりここまでストーリーが動き出すのが遅いとどうしてもこのアニメを「切ってしまった」人もいると思うんですよね。だからこそやっぱり序盤がもったいなかったように思います。もう少しドモンやヴィーの話を小出しにして出していってもよかったのかも。

おわりに

というわけで、最後には色々と書きましたがこのアニメへの期待の裏返しということで。ここから先の展開はまったく読めないので期待しています。

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次回第10話は「深淵の祭壇」です。とうとう核心に迫る回か!?

それでは、この辺で失礼いたします。