アニメのおすすめなどを語るブログ

主にオリジナルアニメの感想と考察を管理人が書いて楽しんでいるブログ。皆様のコメントをどしどしお待ちしています!

乃木若葉は勇者である 3話感想&考察!西暦と神世紀のはざまで何が…?

第3話「開花」

f:id:rakutenpocket2:20151008171125j:plain

高嶋さんのセリフがすべて照井さんの声で脳内再生されるぜ…。今回の勇者御記は不穏な音しかしません。

4話で友奈がどんな目にあってしまうのか…。

というわけで電撃G's magazine連載「乃木若葉は勇者である」第3話「開花」の感想と考察を書いていこうと思います。3話までのネタバレがあるので未視聴の方はご注意ください!

ストーリー概要

とうとう四国にバーテックスが襲ってきました。同時に四国は「樹海化」され、この中で動いているのは勇者の6人のみです。

戦いに備える若葉、若葉に突っかかる千景、戦いを前に怯える杏、そんな杏に説教をする若葉を批判する球子…。「チームワーク」のかけらもありませんが、ここでも友奈が場の空気を取り持ちます。

「みんながケンカする原因を作ったバーテックスが、すぐそこまで来てる。怒るにしてもケンカするにしても、相手はあいつらだよ」

 

???「友奈ちゃんさすがだわ!」(人物名は検閲済み)←

 

変身した若葉は真っ先にバーテックスに切りかかっていきます。友奈、球子も戦いますが杏は戦闘意欲が無いため変身できません。3人とも順調に戦っていましたが、球子が少しの隙を突かれ瞬く間にバーテックスに囲まれ万事休すの状態となります。

ですが、彼女は一命をとりとめました。襲われる寸前に杏が変身して、バーテックスをせん滅させたのです。ここは東郷さんの初変身を思い出しますね!

 

皆で戦う中、千景だけは恐怖で動けません。先ほど若葉に突っかかったのは自らの「恐れ」を隠すためでした。そんな千景を見た友奈は千景と手を繋ぎ、一緒に戦うことにします。千景も自然と勇気が出てきて、戦うことができました。

こうして敵の数が残り少なくなったところでバーテックスが融合、進化を始めます。杏の矢もまったく効果が無く、どう対処しようか思案する一同ですが、友奈が単騎で攻め込みます

 

友奈は攻め込む際、”切り札”を使いました。それは、神樹に蓄積されている”記録”で様々な”精霊”ともいえるものです。友奈の拳に竜巻の勢いと力が込められ、「勇者パンチ」でバーテックスを撃退することに成功します。

 

戦いの夜には勇者たちの活躍が報じられ、翌日の昼休みには球子から若葉へ「正式に若葉がリーダーになってほしい」と言います。

若葉の闘いっぷりを見た勇者たちは全員若葉がリーダーと言うことに納得したようです。同時に球子と杏は自分のことを名前で呼んでほしい、と若葉に言います。戦いを通して「チームワーク」がかなり高まったようです。

しまいにはあの千景まで「…私も…名前で呼んでいいわ…」と言い出す始末です。デレモード突入か!?千景ちゃんかわいい。

こうして初めての戦いは(見たところ)勇者たちの勝利で終わりました。

 

以上です。

アニメと違って文字ばっかりだから読みにくいなぁ…。

今回の勇者御記(公式HPでも見られます)

f:id:rakutenpocket2:20151008181059j:plain

ちなみに黒塗りの文字数ははじめも終わりも「9文字」です。ほとんど文章が丸ごと消えています。

どんな文章が入っても気分が下がりそうで辛いんですが…。

少なくとも「わすゆ」時代の「満開」よりは副作用が大きいのではないでしょうか。もう絶望しかないじゃん…。

3話の疑問点・考察点整理

「わすゆ」と辻褄が合わない記述?

”退化”しているシステムと「大社」

さて、今回の3話ですが色々と引っかかった部分があります。

まずは、「勇者システム」ですね。

時間軸としてはほぼ間違いなく「のわゆ→わすゆ→ゆゆゆ」です。

3話では戦闘の際

  • スマホで味方の位置を確認できる
  • 精霊を使える(ただしずっといるわけではないし、バリア機能も無い)

という描写がありましたが、「わすゆ」ではスマホで位置を確認したり、精霊機能が搭載されたのは銀が死亡した後の「瀬戸大橋跡地の合戦」からでした。

 

んんん?
のわゆであったはずの機能がわすゆではラストバトルからの搭載になっていますね?

常々言われていた通り、「西暦」と「神世紀」の間に世界を揺るがす大きな事件があったのでしょうか。

 

あとは「大社」と「大赦」の違いですね。やっていることは同じようなものな気がしますが、表記がなぜか異なります。

西暦終わりに一度世界は滅亡している…?

以上のことから僕が考えたのは

西暦終わりに一度世界滅亡があった

もしくは

人類の記憶が意図的にすべて消去された

ということです。

考えてみれば「のわゆ」では空を見上げられないほど人々はバーテックスを恐れています。それなのに「わすゆ」や「ゆゆゆ」では一般人がバーテックスの話をしている場面が見受けられません。「わすゆ」8話に至っては

”バーテックスの存在を明かせば世間はパニックになってしまう”

とまで書かれています。ということは、

「のわゆ」時点での人々が一度全滅した(=文明のリセット?)か、記憶が強制的に消された可能性が高そう

です。

 

文明がリセットされたなら勇者システムが劣化しているのにもうなずけます。

”大赦”と”大社”は似て非なる組織…なのかもしれません。

「二冊目の勇者御記」から考える友奈の正体

皆さんは「結城友奈は勇者である」のファンブックをお読みになったでしょうか。

結城友奈は勇者である ビジュアルファンブック (電撃単行本)

結城友奈は勇者である ビジュアルファンブック (電撃単行本)

 

 この中に入っている「二冊目の勇者御記」の最後に気になる描写があります。

  • 昔の勇者御記を見つける
  • その中に入っている若葉の写真を見た友奈の反応がおかしい
  • その後のイラストで友奈の目だけが描かれていない

1話、2話では確証が持てなかったので書いていませんでしたが、3話で高嶋さんがここまで結城さんと類似しているのを見せられると

結城友奈は若葉と出会ったことがある

と考えざろうを得ません。結城友奈=高嶋友奈説、ですね。

 

じゃあどうやって高嶋さんが300年後の「ゆゆゆ」の世界に飛んだのか、ということですがありえそうなのは

  • アニメ最終回の立ちくらみで結城友奈の意識が300年前に飛んでいた
  • ”友奈”と言う存在は何度も”勇者”として現れるようになった?
  • 「のわゆ」で友奈は死亡し、その魂・勇者としての在り方だけが300年後の”結城友奈”という存在に乗り移った

…自分で書いててわけわかめになってきましたww

1話と2話の黒塗りは”郡千景”なのか?

1話と2話で3文字の人物名が隠されていましたが、3話だけを見るとやっぱりこれは”郡千景”か”伊予島”が合いそうです。

ですが、2話の考察記事で書いたようにそれはミスリードな気がするんですよね…。

何かこの世界に大きな影響を与えうる人物名や概念が隠されている気がしてなりません。じゃあ他に何が入るんだ?と言われると思いつきませんが…。

「わすゆ」の勇者御記以上に頭を悩まされる黒塗りです。

3話で好きだった場面・感想

①千景の心情の変化

1話でこんなに心情がころころ変わるのもすごいですね(笑)

若葉に突っかかって、杏にも突っかかるけど、戦えなくて、友奈のお陰で戦えて、こんんのに怯えてきたのかと怒り、若葉に嫉妬して、最後にでれるって…

つまり、千景さんはかわいいということですね、はい。←

(3話をもって「のわゆ」で一番好きなキャラは千景になりました)

 

②ひなたの説教、言い返せない若葉

まさか銀の前にバーテックスを食べた勇者がいるとは…笑

それを見たひなたの説教タイムです。

「お腹を壊したらどうするんですか!」

「う…むぅ…」

まるで母親と娘の言い争いですね(笑)

ひなたは本気で若葉のことを心配しているんだろうなぁ…。

 

③蕎麦を食べ、長野に想いを馳せる

勇者の活躍が報じられた夜にニュースを見ながら若葉は1人蕎麦を食べます。

ここでうまく2話の伏線を回収してくれましたね。

長野の活躍が無ければトレーニングする時間もなく、四国はあっという間に滅亡していたでしょう。さまざまな支えになってくれた長野のことを考える若葉の心情を思い浮かべるだけで辛いものがあります。

おわりに

いやー全滅エンドが現実味を帯びてきました。

ちなみに次は4話です。そう、「わすゆ」だと4話で彼女が…。

鷲尾須美は勇者である<鷲尾須美は勇者である>

鷲尾須美は勇者である<鷲尾須美は勇者である>

  • 作者: タカヒロ(みなとそふと)
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2015/02/26
  • メディア: Kindle版
  • この商品を含むブログを見る
 

わっしーをまだ読んで無い方はぜひ!これを読むと「ゆゆゆ」もこの作品もより楽しめますよー。

電撃G's magazine 2015年11月号【アクセスコード付き】<電撃G's magazine> [雑誌]

電撃G's magazine 2015年11月号【アクセスコード付き】<電撃G's magazine> [雑誌]

 

もう早く来月号のG's magazineが発売されないかわくわくしています。
次回もその次も、なんとしてでも全員無事でいてほしい…。

 

それでは、この辺で失礼いたします。