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Charlotte(シャーロット)6話感想と考察! OPの集団と熊耳の謎

第6話「気づかなかった幸せ」

シャーロット6話考察

衝撃的な展開だった「Charlotte(シャーロット)」第6話の感想、考察記事を書いていこうと思います。今後の展開がさらに楽しみになる回でしたね!

ネタバレがあるので未視聴の方はご注意ください!

 

ストーリー概要

歩未の風邪は依然直らず。高熱のままです。

高熱 乙坂歩未

そんな折、突然生徒会室に熊耳が入ってきて能力者の位置を示します。場所は有宇たちが住んでいるマンションで能力は「崩壊」でした。

昼間からマンションにいる能力者は風邪をひいて寝ている歩未なのではー一抹の不安を覚えた有宇、奈緒、柚咲はは歩未のお見舞いもかねてマンションへ向かいます。高城は奈緒の計らいによって(後述)大けがをしました。

なめたけ コンビニのクッキー

部屋に入る前に柚咲は歩未が鼻血が出ないよう、変装させられます。部屋に入ると歩未の友人が居ました(男は前回歩未に告白したクソ野郎です)。ちなみに男子の名前は及川、青色の髪の子はクラス委員の野村、赤髪の子は小西と言うそうです。

変装マスク 歩未の3人の友人

友人が帰宅後、柚咲の変装を見抜いた歩未はひたすらに鼻血を出しますがなんとか夕食までこぎつけます。鼻血→奈緒の「止血します!」の流れが面白いww

夕食後、柚咲は仕事のため早ぬけすることになります。

西森柚咲 おかゆ

薬を飲んだ後、歩未を寝かそうとしますが歩未は「寝たくない」と言います。歩未は昨夜「地面にひびが入って分かれていくような夢」を見たから、だそうです。

これを聞いた奈緒は「本人も巻き込む恐ろしい能力かもしれない」と言います。

友利奈緒 崩壊の夢

「歩未はしばらく家から出さない方がいい」と奈緒に言われ、有宇は歩未に休めと言いますが、歩未はこっそりと家を出て学校に向かってしまいます。

ピザソースの恨み

これを知った奈緒たちは急いで中学校へと向かいます。中学校には怪しげな黒い車が近づき、そこから1人の女の子が出てきます。

運転手 目時

一方中学校内では歩未が再び及川に口説かれていますが、野村がそれを阻止。1人で廊下を走る歩未の前に小西が現れます。

小西「…あなたが来たせいだ。及川君と二人きりでお弁当食べたり、つきあっていたはずなのに…」

小西「あなたがやってきてから…及川君が!及川君が!!私のことをまるで忘れたみたいに!あなたのことばかり!」(カッターナイフを出しながら)

ええええええええええええええ!!何というホラー展開。がっこうぐらしのゾンビより怖い

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歩未はカッターにびっくりして逃げ出しますが小西は「あなたのせいだ」と言いながら追いかけてきます。歩未が逃げた先は何と行き止まり。小西は歩未にカッターを振りかざします。「助けて…」強く祈った歩未は無意識のうちに「崩壊」の能力を使ってしまいます。

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この瞬間学校が「崩壊」します。歩未はがれきに巻き込まれてしまいます。小西は一命をとりとめるものの、先ほど車に乗っていた女の子が「間に合わなかったか…」と呟き、この惨劇を悔しそうに見ています。

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有宇は思わず瓦礫の中に入り歩未を探します。その時有宇の頭上に崩れた建物が落ちてきたところでEDへ。最後のCパートは雨が降る中、誰かの血が付いた崩れてしまった学校の前で熊耳が1人立ち尽くすシーンで終了しました。

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6話の考察、疑問点まとめ

大きくストーリーが動いた6話の考察点を書きだしていきます。…何から書こう。

新たな登場人物と謎の5人組

ドライバーと女の子

今回1番驚いたのはここですね。すでに上のストーリー概要でも書いた通り新たに2人の人物が登場しました。車に乗ったメガネの男性は残念ながらセリフが無かったためEDで名前は判明しませんでしたが、オレンジの髪のショートカットの女性は「目時」という名前でした。

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この子の外見が黒羽根美砂に似てなくもないなぁというのが僕の印象です。

目時さんについてまとめてみる

今回目時さんが行った気になることは2点です。

①警備員に学生証(?)を見せたとき警備員さんが「お疲れ様です!」の返事。

他校の生徒である目時が学園に入れる=能力者関係の力の持ち主?権力者?

②崩れた学校を見て「間に合わなかったか」と言った。

歩未が能力を使ってこのような状況になることを予測していたor分かっていた?

奈緒の「唯一信頼できる人」が彼女である可能性もありますね。6話だけでは情報が少なすぎますが考察をするとこんな感じでしょうか。

熊耳の謎

今回とあることに気が付いて鳥肌が立ちました。

こちらのリンクから公式サイトの熊耳のページに飛べるんですが→Character | TVアニメ「Charlotte(シャーロット)」公式サイト、なんと熊耳の特殊能力の部分は空欄になっています。「能力予知」とか「能力探査」とか書いておけばいいのに何故…?

これに加えて6話で彼にも不可解なシーンが2つありました。

①いつもなら奈緒に連絡してから現れるのに今回は突然現れた。

せっぱつまっていた可能性がある。一刻も早く「崩壊」のことを知らせたかったのでは?

②Cパートで雨の中佇む熊耳の姿。

→彼はいったい何をしていたのか?(後述)

熊耳の能力爛が空欄ということは、これまで視聴者が考えていた熊耳の能力(能力探知)とは別の物である可能性が非常に高いです。それでは熊耳はどのように能力を探し当てていたのでしょうか。以下の2通りの可能性があるように思います。

①熊耳の真の能力は「time leap」

②熊耳の真の能力は「未来予知」

①だとすると、未来からやってきているので能力があらかじめ分かっているというものです。その代償が何度も何度も瓦礫の下敷きになって死んでしまう有宇か歩未の姿を見ることなのではないでしょうか。これまでの多くの人物と同じように何らかの「不幸」(例外もありますが)が能力の代償になっているのかもしれません。

②の場合、未来予知で能力者の現れる場所を探し当てていることになります。この線も捨てきれません。

OPに映る5人組

これについては散々twitterなどでも流れていたのでご存知の方も多いと思います。

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OPの「目が光る男」の直前に差し込まれていたカットです。一番右が目時で、左から二番目が熊耳では?という意見が多いようですが果たして。

一番左や右から2番目の人は分かりませんね…。まだ出てきていないのかそれともどちらかは上で書いた運転手なのか…。

結局5人組や目時、熊耳の正体って?

第一に考えられるのは「星ノ海学園ではない」能力者集団、です。その場合奈緒たちとは敵対関係にあるのか、科学者との関係は?というのがポイントになりそうです。

第二に考えられるのはタイムリープの話や目時の髪の色、目つきが美砂と似ていることを踏まえて、この5人組は「星ノ海学園生徒会」の未来か過去の姿なのかもしれません。(濃厚なのは目時=美砂、熊耳or中央の男=有宇)

もしくはこの世界ではすでにいなくなっている人たちの集まり(有宇の兄、奈緒の兄、柚咲の姉である美砂)が彼らの正体でやがて死ぬ運命にある有宇や歩未を別の時間軸から救おうとしている可能性も捨てきれません。現在の有宇たちが「表」だとすれば彼らの存在は別の時間に存在する「裏」になるのかもしれません。

それともう1つ思ったのは「熊耳」にも「目時」にも「目」「耳」と五感が含まれているなーと感じました。ま、これは偶然だと思いますが。

ラストの描写が意味するものは?

そもそもCパートは現在の時間軸の話なのか

結局上で書いたように熊耳がタイムリープできる能力の持ち主だった場合、Cパートは現在の話ではない可能性があります。

考えられる展開の1つめは「別の時間軸で何度も歩未や有宇は命を落としている」というものです。今回の6話までのストーリーは1つの時間軸の話に過ぎず、どうしても有宇たちは命を落としてしまう。「有宇たちを救う」ために奮闘していた熊耳はこの使命に失敗してまた元の自分の時間軸に戻ってしまった…という考えです。

2つめは「熊耳=有宇」説です。瓦礫が落ちてきた瞬間有宇は歩未のようにとっさに自身の隠された能力(タイムリープ。タイムリープを持っている可能性については後述)を使ってしまい、その結果別の時間軸に飛ばされたことにより命を取り留めた…と。この場合(熊耳となった)有宇が歩未を救うために奮闘する話になりそうですが…。

文章だけだと意味不明なので図にするとこんな感じです。

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もしこうだとすると歩未の見た「地面が割れるような夢」は別の時間軸で体験したことだったのかもしれません。

付いていたのは誰の血か

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瓦礫に血が付いていましたがあれは誰の血でしょうか…?

①歩未の血→歩未死亡説

②有宇の地→有宇+歩未も?死亡説

③高城の血→有宇は助かった可能性大。歩未は不明。

考えられるのはこんなところですね。高城の血だった場合高城がどうなっているのかは分かりませんが…。

謎が深まる高城と奈緒

奈緒は「計算高い女」

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高城と昼食を食べているとき有宇はこのような発言を高城から聞きます。

これまでの僕の考察では「奈緒は能力者を集めて何かを画策しているやつ」という考えを立てていました。今回の6話もそれが否定されるものではなかったように感じます。

しかし、新キャラや熊耳の台頭により奈緒の正体がいっそう不明瞭になってきました。

一方、高城もこのような発言をしたということは奈緒の狙いや正体を知っているものだと思われます。個人的にはやはり奈緒や高城も「何か」を画策していて、それがOPの5人組のしようとしていることと敵対しうるものなのでは?と考えています。逆に奈緒がOPの5人組が仲間だとすれば現代の映像をビデオカメラで撮影して、映像を未来か過去に送っていたのでは?という考察も成り立ちます。

高城に乗り移らせなかった奈緒

有宇が6話で高城に乗り移ろうとした際、奈緒はそれを止めました。

これではっきりしたのは有宇が能力者に乗り移ると何かが起きる、ということです。これまで散々騒がれていたようにやはり能力の吸収でしょうか。

こう考えると1話よりも前に有宇はありとあらゆる人に乗り移っているようなので、有宇はありとあらゆる能力を持っていることになりますが…。

あんだけ移っていたらすべての能力を手に入れてるんじゃないか(笑)

…たとえばタイムリープの力とか、ね。

いずれにしてもいっそう奈緒への謎が深まった回でした。

6話のタイトルの意味

「気づかなかった幸せ」とは何を指すのでしょうか。これは6話の買い物のシーンです。

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柚咲「(一緒に夕食を食べたいのは)私も親元を離れて一人で暮らしているからです…」

奈緒「私は1人に慣れていますが、黒羽根さんは引っ越してきたばかり」

有宇「いや、柚咲だけじゃないだろう…」

有宇(親により科学者に売られ誰も信じられなくなり、今も独りきり…。妹がいるだけ僕は恵まれているんだ…

今までなんとなくそばにいた歩未という存在。それを失ってしまったというのが6話タイトルの示すことではないでしょうか。そう考えると、有宇だけが生存して歩未は(少なくともこの時間軸では)命を落としてしまったのかもしれません。

まとめの感想

やっぱりオリジナルアニメは最高ですね。考察しすぎて頭が痛いです。

これから答え合わせも含めて色々な考察サイトを眺めてみようと思います。

5話の考察は色々と外した(歩未の能力とか)ので今回は当てたいですね。

あ、でも歩未の友人が及川のことが好きだったのでは、という予測だけは当たりました。まあ、それだけなんですが。

 

次回第7話は「逃避行の果てに」です。

それでは、この辺で失礼いたします。