Phantom in the Twilight(ファントワ) 1話 感想&考察!男性も楽しめそうな期待のオリアニ!
第1話「黄昏に生きる者」
ー私しばらくさらわれているから、当分先ね。(シンヤオ)
今期感想の1発目。女性向けアニメと思いきや…?まだまだ考察要素は隠れたままなので今後に期待が高まります。
というわけで、Phantom in the Twilight(ファントム イン ザ トワイライト・ファントワ)第1話「黄昏に生きる者」の感想と考察を書いていきます。未視聴の方はご注意を!
1話の簡単なあらすじ
トンは親友のシンヤオと共にロンドンへやって来ます。ロンドンはトンの祖母であるリージャンがいた街です。街を歩いていると「透明な生き物」に荷物をひったくられます。トンは祖母のおまじないを頼りに、カフェ・フォービドゥンにたどり着きます。
トンはカフェ内の鏡をすり抜け、ヴラッド、ルーク、トウリュウと会います。トンはブラッドたちからフォービドゥンの初代オーナーが祖母のリージャンであることを聞きました。
トンはひったくりに遭ったことをヴラッドたちに相談すると、3人はハイドパークに出かけます。追いかけたトンはヘイシンと遭遇し、盗まれた指輪を返してもらいます。
指輪を付け、森に入ったトンは”ゴブリン”と対峙する3人を見つけました。ルークは人狼に変身し、トンファンはどこからともなく銃を取り出し応戦します。一方、ヴラッドはゴブリンのボスと戦いますが、トンに気を取られこん棒で殴られます。
追い込まれたトンは光る指輪に導かれ、鎖を地中から取り出しボスゴブリンを磔にすることに成功しましたが、ヴラッドはこの夜のトンの記憶を消しました。翌日、トンは目の前でシンヤオが誘拐されてしまうのを目撃します。
以上です。
1話の考察と感想
1話ということもあり、考察要素は有って無いようなものです。分かった情報の整理をしていきます。
キャラクターのおさらいと用語の解説
カナ表記の登場人物は覚えにくいので、公式HPにある情報と合わせて紹介しておきます。(画像は公式HP http://phantowa.com/character/index.htmlより)
バイルー・トン(CV:花澤香菜)
主人公の中国人留学生。祖母のリージャンはヴラッドたちが働くカフェの初代オーナー。1話を見る限り、祖母の力を継承している様子。親友の名はムー・シンヤオ。
ヴラッド・ガーファンクル(CV:櫻井孝宏)
正体は吸血鬼。フォービドゥンでは紅茶担当。他人の記憶を改鋳する能力がある。
ルーク・ボウエン(CV:岡本信彦)
正体は人狼。お茶目感あふれるキャラだが、公式サイトの紹介を見ると過去が重そう。
トウリュウ(CV:杉田智和)
正体は僵尸(キョンシー、中国の死体妖怪)。1話を見る限り、どこからともなく武器を取り出し戦う?
ヘイシン(CV:諏訪部順一)
1話では素性はほぼ明かされず。上記3人同様、リージャンのことを知っている様子。正体は1世紀近く生き続けた男、とのこと。
限界を尽くした声優陣のラインナップです。完全女性アニメだと思っていましたが、しょっぱなから百合百合しいシーンも見られ、男女共に楽しめそうな作品です。
ちなみに、冒頭でシンヤオがスマホで使っていたアプリは「魔法の鏡」というアプリできちんと設定があるようです。聞けばどんなことでも教えてくれるそうですが…。このアプリも作中の展開のカギを握りそうな予感です。
リージャンは失踪したのか、それとも…
とりあえず1話で判明したこととしては
イケメンたちは全員「人ならざる者」
であること…ぐらいです。公式HP上では”人間”と”影”という表現がされています。アンブラというのは影を意味する言葉です。そうなると、1話で登場したゴブリンはヴラッドたちと本質的には同じ「影」なのでしょうか?
1話の唯一の考察要素としてはトンの祖母であるリージャンの正体です。ヴラッドがはじめてトンに会った際にこんなことを言っていました。
ヴラッド「生きていたのか…リージャン!」
この発言から考えられるリージャンの”今”は以下の2つでしょうか。
①失踪し、今もどこかで生きている。
②命を奪われ、ヴラッドたちは復讐のために生きている。
恐らくヴラッドが「1世紀に渡って愛している」女性はリージャンのことだと思われます。リージャンの能力を次第に使いこなし、トンがリージャンに似てくることでヴラッドがリージャンに惹かれる…のかな?
これは間違いなくイケメンによるトンの取り合いで、シンヤオが嫉妬する奴だ()
2話の「影と戦う影たち」というタイトルから考えると、2話で世界観が一気に明らかになると思うので、詳しい考察は2話からですね。
テンポの良さと「ふぁんとわ+」に期待!
ファントワの1話を見て思ったのは
1回で内容が頭に入ってきて分かりやすいな
ということでした。(よくある設定だからかもしれませんが…)
難しい用語は無く、非常にテンポがいいです。かつ、祖母のリージャンのことを「ふぁんとわ+」という別コーナーで解説してくれるという新設設計。
ただ、2話・3話で内容に深く踏み込んでくると思うので、世界観を明らかにしつつこのテンポのよさをぜひ継続してほしいです。解説を別枠で設けるというアイディアはとてもいいなぁと思いました。
…そういえば昔、大事な用語をAパート・Bパートの間でびっちりの文字で説明してくる某アニメがありましたね。あれはひどかった…。
主人公の「ウザさ」は女性アニメでも継承されるか
丸戸作品といえば、主人公がやたらと各キャラに干渉し、割と自分のことを棚にあげる印象があります。見る人が見れば「ウザい」と感じることもしばしば。
早速1話でもトンの干渉っぷりが発揮されました(笑)
トンがヴラッドを信じていればヴラッドが痛恨の一撃を喰らうこともなかったでしょうからね…。
元々丸戸さんは18禁ゲームのシナリオをメインで書かれている方です。丸戸さんの作風に慣れていない女性が主なアニメ視聴者になると思うので、トンという「ウザそうな」主人公に嫌悪感を持たないかどうかが今のところの唯一の心配点ですw
Phantom in the Twilight(ファントム イン ザ トワイライト・ファントワ)1話の感想まとめと2話に向けて
というわけでファントワ1話の感想記事でした。早く世界観が明らかになり考察を深めたいですね…。掴みは上々だったのでここからに期待です。
第2話は「影と戦う影たち」です。早くもトンがヴラッドたちと再会しそうな予告でした。それでは、この辺で。