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エガオノダイカ 1話 感想&考察!秘密裏の戦争と不気味な子供の「目」

第1話「ソレイユの少女」

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ー王女の命です。私の代わりに、その子に外の世界を見せてきなさい!(ユウキ

 

2019年冬アニメ1本目の感想記事になります。ここまでしっかりしたロボット戦闘アニメになるとは思っていませんでした。兎にも角にも様子見の第1話でしたね。

というわけで、エガオノダイカ第1話「ソレイユの少女」の感想と考察になります。1話のネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!

エガオノダイカ 1話のあらすじ・ネタバレ

ソレイユ王国の王女であるユウキは12歳の誕生日を迎えました。側近には幼馴染のヨシュア、教育役のレイラがいます。ユウキの両親は既に他界しているようです。

お忍びで出かけたユウキとヨシュアは、「騎士団員」であるハロルドたちと会います。その後の会議で、彼の口からグランディーガ帝国との不可侵条約が問題なく更新されるだろうという報告を耳にします。

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会議中、騎士団員のユニが王族制は不要であるとユウキに告げます。しかし、ユウキは無礼に怒ることもなく無垢に接します。ユニはユウキの人柄を確かめただけでした。

ユウキはユニを許したものの、ヨシュアはユニの無礼を許せず、ユニ・ルネの双子ペアにシミュレーターでの決闘を申し込みます。1対2での戦いです。

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ヨシュアの希望での1対2の戦いですが、ユウキはそれを認めず指揮官としてユウキに加勢します。建物ごと破壊する奇策を見せ、ヨシュアを勝利に導きます。

王国の使節団が帝国との国境へと向かいます。メンバーにはヨシュアも入っています。そして、国境では壮絶な戦闘が未だ続いていることが明かされました。

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以上です。

1話の感想と考察

1話では王国側の人間模様は明かされましたが、帝国側についてはノータッチでした。2話は帝国の実情を紹介し、物語が動くのは3話になってからになりそうです。

1話ということで、情報の整理をメインに進めていきます。

ユウキが知らない戦争の存在

第一に気になったのは、実際には国境線上で戦争が継続しているということです。ハロルドのユウキへの報告では「不可侵条約は更新される」と言っていたはずなのに…。

”帝国へ使節団を出すべきだ”というハロルドの言葉を信じて使節団を派遣しているため、ユウキは戦争の存在を知らないと見るのが自然です。

ユウキが知らないのに戦争が起こっていることから考えられるのは以下の3点ぐらいでしょうか。

 

〇ユウキの王女としての力は国の中で非常に低い、弱いものである
〇ユウキに知られないように極秘裏で戦争が進む=裏で指揮する存在がいる
〇1話のラストで描かれた戦争は帝国とのものではない

 

1点目は、ユニが「不敬罪!」と言われなかったことからも推測できます。ユウキの両親は高性能のクラルスを作ろうとして命を落としたことが明かされています。

このことから、ユウキの両親は国民に多大な人気があり自動的にその娘であるユウキの地位も上がって…ということは十分に考えられそうです。

ただし、彼女はまだ12歳。明かされていないだけで裏で手を引いている存在がいる(ユウキが傀儡的な存在であることもありえる)可能性はありそうです。

 

いずれにしても、戦争が進行中ということは「不可侵条約が更新される」という報告は、最後に映った戦いが帝国との物であるとすれば、”嘘”ということになりそうです。

このことにユウキが気が付いたとき、彼女はどのような反応を取るのでしょうか。

「12年前」の真実と奇妙な子供の目

続いては、12年前の出来事。

星の中で採れる”クラルスラピス”という鉱石(エネルギー源のようです)があり、ユウキの両親(王と王妃になりますね)は、高性能のクラルスを作ろうとしていた際の事故で命を落としたとのことです。

12年前といえば、ユウキが誕生した年とかぶります。ユウキが生まれすぐに両親は命を落としたということになりそうです。

実はユウキが王と王妃の娘では無いとかは無いよね?無いよね、うん。

 

ついでにもう1つ気になったのは王国内でユウキたちを見つけた子供たちの表情です。

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彼女らの目が死んでいるのを見てそこはかとなく恐ろしくなったのは自分だけでしょうか。その後ユウキとヨシュアで街の中を走り抜けた際に映った人間の目は、正常だった気がする(カットが短すぎてよく見えない)のですが…。

 

子供たちだけがこのような表情になっているとすれば、12年前の事故によって何らかの異変が起き、その後に生まれた子供たちは真の意味で笑うことができなくなったーなんて設定はあってもおかしくなさそうです。

12年前から子供が生まれない国になって全部ロボットです!!とか。タイトルがタイトルなだけに考えれば考えるほどブルーになっていきます(笑)

 

新型クラルスの事故の詳細が1話では明かされなかったので何ともいえませんが、ユウキの出生や国の「笑顔」に影響を及ぼした可能性は十分に考えられます

模擬戦から見る戦闘への期待

面白くなりそうだなと感じたのは、模擬戦での戦い方です。根性を大切にし、力でごり押そうとするヨシュアはユウキの頭脳プレーで勝利することができました。

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ユウキがチェスをしていたこともあり、ユウキ(とレイラ)が頭脳戦で帝国やその他の敵陣と渡り合う戦闘が見られそうなのは非常に楽しみです。

更に、公式サイトを見るとソレイユ王国のメカは、先頭に立つ「ガルド」、ガルドのサポートを行う「スクワイア」、支援型・砲撃メインの「クリバノフ」と様々な用途のロボットがあるようです。

これらのメカと、それに搭乗する人物の特性をうまく使い、少しづつユウキが指揮官として成長していく姿を見るのもこの作品の楽しみ方の1つになりそうです。

「笑顔の代価」というタイトルへの不安感

ED(という名のOP)でも文字が出てきましたが、「エガオノダイカ」は「笑顔の代価」という文字に置き換えることができます。

このタイトルの意味が指すものは現時点では分かりませんが

 

〇ユウキの笑顔が無くなっていくことの示唆
〇笑顔ではどうしようもなくなる”未来”が待っていることを意味している

 

など、どう捉えても良いイメージは持てないタイトルです。

現時点での要素は、上記の「ユウキが知らないところで進んでいる戦争」「不気味な子供」ぐらいですが…。

突き詰めると、模擬戦闘の際にTOKYOの文字が映り、「私達の母星にあったという都市」という紹介がされる(=地球が滅んだ?)など不安要素はたっぷりです。

 

ただ、自分としては「エガオノタイカ」というタイトルには

「笑顔の大花」

という意味合いもあるのは、とも思っています。

キービジュアルに向日葵が映っていますしね。もう1人の主人公ステラは真の意味で笑うことのない少女のようなので、ユウキと2人で思いっきり笑顔の花を咲かせるラストが用意されている…のかも。

 

それにしても…ユウキがほしがっていた人形を持って戦地に赴くヨシュアさん。絶対に生きて帰ってくるんだぞ…!

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この世界に花束を

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というわけで、エガオノダイカ1話の感想・考察でした。

正直、一気に引き込まれた!という出だしではありませんでしたが、今後への謎や不安要素も残しつつ世界観の説明もされていたため、上々のはじまりだったと思います。

あとは帝国陣営の人間模様や環境が明かされてどうなるか…ですね。帝国側の主人公であるステラはバリバリの兵士のようなので、ユウキとの対比も楽しみです。

 

最後になりましたが、あけましておめでとうございます!今年も当ブログをよろしくお願いします!ご挨拶が遅れてしまいました。

第2話は「戦乱の真実」です。それでは、この辺で。

 

【追記:2話の感想・考察はこちらから!】

www.anime-kousatsu.com