ケムリクサ 1話 感想&考察!用語・世界観整理と優れている五感の違い
第1話
ーなんだ…なんだ…これは…!(りん)
とても面白い出だしでした!謎が謎を呼ぶ展開だったので考察を多く書くことは現時点では難しいですが、とても引き込まれる1話だったと思います。
というわけで、ケムリクサ第1話の感想と考察になります。1話のネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!
ケムリクサ 1話のあらすじ・ネタバレ
舞台はとある島。りん、りつ、りなの3姉妹は水を求めるべく島を探検します。そこに現れたのは「アカムシ」という存在です。りんの活躍により、アカムシを撃退します。
しかし、りなのいる所にもう1体アカムシがやってきて、りなは「消滅」してしまいます。りんはアジトに戻り、りつと合流しますが先ほど消えたりなこ以外にも”りな”は4人いました。
3姉妹は島からポンプのようなもので水を回収しますが、その中にわかばという少年が紛れ込みます。りんたちはわかばをムシと判定し、彼を縛りつけてしまいます。
りんはみどりちゃん(木)の葉(=ケムリクサ)を撃つことでわかばを消そうとしますが、わかばは人であるため効果はありません。再び、島にアカムシの反応が出ます。
アカムシの周辺に出たアカギリの影響もあり、りなよが攫われりんは苦戦します。しかし、居合わせたわかばがアカムシの「熱」を察知することに成功します。
わかばは単体でりなよを救い出し、アカムシはりんが倒します。わかばのまっすぐな行動にりんの心が動かされたようで…?
以上です。
1話の感想と考察
よく分からないのが面白い、そんなエピソードでした。
エピソード名も分からず、あのEDも気になります。展開考察等は難しそうなので、作中の設定考察がメインの記事になっていきそうです。
用語と世界観のまとめ
というわけで、色々な用語が登場したためそれらをまとめつつ、各キャラの気になるセリフも整理しておきましょう。
用語について
いずれも詳細は不明ですが、書ける部分だけ簡潔に書いてみます。
アカムシとアカギリ
アカムシは作中登場した、3姉妹を襲う存在。りんのセリフから、ムシが赤いことを理由に、赤い血を流すわかばがアカムシだと疑われた模様です。
現状でのアカムシ撃墜方法は、ケムリクサ(後述)を使うことでアカムシを”バラバラ”にするということが明かされています。
気になるのは
・島には何体のアカムシがいるのか?
・アカムシはどのようにして生まれているのか?
・島の外ではアカムシはどうなっているのか?
などです。この辺りは今後明かされていくのでしょうか。
一方、アカギリは島に蔓延している煙(ガス)のようなものです。
アカムシにはダメージを与えませんが、人間であるわかばにはダメージがあるようです。ちなみに、りんは「ぎりぎり(耐えられる)」とりなが語っています。
みどりちゃんとケムリクサ
みどりちゃんは、3姉妹が育てている木です。根っこが島のどこかでつながっていて、その根を使うことで島の様子を観察することができます。
また、ケムリクサはみどりちゃんに生えている葉っぱになります。
ケムリクサの効能は
・アカムシをバラバラにする
・わかばの傷を癒す効果がある
といったところです。
りんが体内に取り込んでいたことと、彼女の拳がケムリクサと同じ色になっていたことからみどりちゃんの葉っぱが無いとアカムシに攻撃できない可能性もあります。
直接攻撃、体内貯蓄のどちらもできるようですが果たして。
島にある水
りん、りつ、りなが求めているのが島にある水。普通に飲む用途もありそうですが、おそらくそれ以上に大切な役割があるような雰囲気です。
汚染されている水であればわかばが飲むことは出来ないと思いますが…。
現状ではきれいな飲用水が島にはほとんど存在していなく、きれいな水を求めて3姉妹が歩き回っている…ぐらいの仮説しか立てられません。
りつのセリフから、水が無くなればみどりちゃんが育たなくなってしまう=アカムシに対抗する手段が消滅するということも大切な要素です。
セリフについて
りん:「これが最後の水か…」
上で述べたこととかぶりますが、りんのセリフから考えると既にこの島に水が無いようです。そう考えると、今後の流れとしては水を求めるべく別の島にも探索に向かい、色々な敵と戦う展開になることが予測されます。
りん:「大規模なアカギリ…りょくの時もそうだった…。ムシの出方はりくの時と似てる…」
りつ:「まるでりくちゃんみたいだったにゃ」
りょく・りくの両名とも「り」から始まる名前です。過去にいた姉妹だと思われます。
わかばがりくと似ていること、ムシの出方が当時と類似していることから、わかばはりくが転生した姿である可能性もありそうです。
3姉妹の得意分野と「人」の概念
1話を見る限りでは、りん・りつ・りな・わかばにはそれぞれ「得意なこと」があるようです。これらの長所は、それぞれ五感に分類できそうです。
りん…優秀なアタッカー。アカギリの中でアカムシを見つけたことから視覚が優れている?
りつ…優秀な偵察役。聴覚が優れている。
りな…分裂している。瓦礫を食べていたことから味覚が優れている?
わかば…人間。嗅覚、触覚(温度を探知できる)が優れている。
それぞれが五感で分類できるとすれば、元は1人の人間だったという展開は考えられそうです。もちろん、上で書いたようにわかば=りくの生き返りという可能性もあります。
もう1つ気になるのは、りんも自分のことを「ヒト」と言い、わかばも「人」であると言っていたことです。
瓦礫食べたりするやつが人なわけないだろおおおおおおおおお!!!
ただ、元は1人の「人間」だったと考えれば筋も通っているような気がします。
単に「ヒト」の捉え方が違うのか、隠された設定があるのかという点も含めて注目していきたいですね。
あ、これもしかしてりんたちは実はアカムシでしたとかそういうオチなのでは
感想:「異世界に迷い込まれた」側の視点が面白い!
ストーリー自体が面白いのもありますが、一風変わった視点が面白かったです。
通常、異世界に紛れ込むタイプのアニメだと「紛れ込んだ側」の心情描写を中心に物語が進む(ケムリクサでいえばわかば視点)と思いますが、このアニメではわかばの目線の描写を一切見せていないため、より謎が謎を呼ぶ展開になっています。
あくまでも迷い込まれた3姉妹の目線から物語が進んでいくのでしょうか。
登場人物の少なさ、何となく暗い雰囲気のタッチと気になる点がてんこ盛りです。はまる人はとことんはまりそうなアニメではないでしょうか。
アニメ「ケムリクサ」1話感想まとめと2話に向けて
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というわけで、ケムリクサ第1話の感想と考察でした。
設定でも難しい面が多いと思うので、ぜひ視聴後は当ブログを参考にしてみてください。次回からは放送後の水曜夜中(木曜夜になる日もあるかもです)に更新していく予定です!
第2話で謎は明かされるのでしょうか。それでは、この辺で。
【追記:2話の感想・考察記事はこちらから!】