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まちカドまぞく 2話 感想&考察!桃が魔法少女を拒む理由と呼び名・コーラに込められた”想い”

第2話「スポ根ですか!?万物は流転する」

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ーシャミ子も食べる?おいしいよ?(

 

どのキャラもかわいいし、テンポもいいし、最高です。それにしてもまさかダンベルで出てきた「プランク」がこの作品でも登場するとは…w

というわけで、まちカドまぞく 第2話「スポ根ですか!?万物は流転する」の感想・考察になります。2話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!

(注意:管理人は原作未読です。ご了承を)

まちカドまぞく 2話のあらすじ・ネタバレ

桃に大敗北を喫した優子は、再度桃に戦いを挑みます。桃は優子が闇に飲まれないか心配します。トレーニングの期間を考慮した(させられた)優子は、週末に決闘を取りつけます。

それなりのトレーニングを積んだ優子。週末に決闘…のはずが、桃にトレーニング内容を見抜かれ、挙句には一緒に4キロのランニングをすることになります。

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疲れ果てた優子は戦いにならず、桃にドリンクまで貰います。帰りの電車代500円も借りますが、クタクタになった優子は列車で寝てしまい”敗北”を喫するのでした。

翌日、優子のお小遣いが120円から500円に上がります。学校でまたしても桃に言いくるめられた優子は桃と戦えず、杏里・しおんも一緒に武器を買いに行きます。

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武器は良い物が見つからず、一同はうどん屋へ。お金が無い中うどんを食べたい優子は、毎度のことながら桃・杏里に言いくるめられ皆でうどんを食べることになります。

うどんも天ぷらも、ジュースも飲んだ優子は500円を使ってしまいます。その分、桃や杏里との友情は深まりましたが、無料の水飲み場を見つけた優子は「これで勝ったと思うなよ~!」の言葉と共に逃亡するのでした。

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以上です。

2話の感想と考察

この作品は何でこんなに言葉の言い回しが面白いんだろう…(切手泥棒とか、ガイアが夜明けるとか)。キャラのかわいさ、ストーリー以外にも注目したいポイントです!

優子と桃の呼び名の変化

2話の個人的な最大の見どころだった、桃と優子の呼び名の変化

特に、優子から桃への呼び名は、3度桃が「桃でいいよ」と言った後ようやく桃呼びになり、その後は何の疑問も持たずに名前で呼ぶようになりました。

 

最初に優子が”桃”と呼ぶようになったのは、ランニングでへたってスポーツドリンクを貰い、桃が走っていこうとした場面です。

ここで心を許した優子が、その後は普通に桃と呼ぶ姿に、分かりやすく彼女の素直さが表現されていますね。

 

一方で、桃は優子のことを”シャミ子”と呼ぶようになってからは、頑なにその呼び方を変えようとしません。

何度”桃色魔法少女”と呼ばれても「桃でいいよ」と返し続けます。こちらは桃の強さ(悪く言えば頑固さ、良く言えば忍耐力?)を感じ取ることができます

同じ名前(あだ名?)呼びでも、両キャラの奥底にある少しづつ異なる気持ちが見え隠れしているのが面白い部分です。

 

それにしても、シャミ子呼びしているのに携帯の登録名はシャミりんって!

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”りん”だけ平仮名にしている辺りポイント高い!わざわざシャミで変換した後にりんって打ってる!もうこれ桃さんは優子を好きってことでいい?いいよね!

どんどん桃さんが優子の魅力?にはまっていく百合地獄が楽しみです(笑)

桃が魔法少女になりたがらない理由は?

優子に決闘を挑まれた際、桃は「魔法少女はやりたくない」と語っていました。更に、ランニング中に桃は「走っていると嫌なことを忘れられる」とも呟いています。

あっさり流されそうなセリフ達ですが、桃が魔法少女をまたやりたくないのには理由があるのでしょうか…?

こう考えると、500円を使わせたり、優子を上手く言いくるめているのにも桃のれっきとした策略に見えてきます。

 

桃が魔法少女になりたくないと仮定すると、考えられる理由は

6年前の”世界を救った”ときのトラウマ
→一番ありがちな展開。親族や味方を失った過去があるのでしょうか。

 

「魔法少女」ではない「少女」になりたいという思いから
→「魔法少女」としての”フレッシュピーチ”ではなく、当たり前の「女子高生」としての千代田桃である生活を送りたい…という思いから?

 

「魔法少女」に変身すると桃の中で”まぞくを倒せ”というスイッチが入る
→優子の祖先が夢に入り込むように、桃は魔法少女モードになると、まぞくである優子を倒そうとするスイッチが入ってしまう?

 

ぐらいでしょうか。どこかで見たような設定が多いw

…いや、もしかしたらクールな見た目なので、魔法少女コスチュームが嫌なだけだったりする…のかも。

フードコートでの優しさ、一気飲みコーラ、そして台無しドリンク

Bパートのメインイベントだったフードコートでの食事シーン。

桃が優子にかしわ天を勧める場面が2話では一番好きなのですが、照れながら優子は自分のちくわ天を差し出します。

ごく自然に優子にかしわ天を勧める桃も、それに応えてお金が無いのにちくわ天を桃にあげる優子も素晴らしすぎる…!尊さの原石が集まっています。

 

その後のコーラを飲むシーンも印象的でした。

杏里の「無理させてごめんね」「(今度から)私も真面目に考えるよ」のセリフの後、残金全てを優子はコーラにつぎ込みます。

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この場面は”気を遣ってくれた”杏里に対して「私は大丈夫だよ」と答える意味を込めてコーラを買ったようにも、恐らく優子にとってははじめてだった”お金を使って友達と遊んだ”喜びをコーラの炭酸の痛みと共に記憶しようとしたようにも取れます。

 

ひとしきり遊んだ後の優子の姿が素敵でしたが、自動販売機のコーラの隣にある「ホルモンフローズン」が全てを台無しにしていますw

シャミ子はこれを桃に飲ませて気絶させて勝利を目指すしかないっ!!

各キャラのかわいいシーン・ベスト3!(2話分)

第1話に引き続きかわいいシーン満載だった「まちカドまぞく」。今回もお気に入りのシーンを3つ紹介していきます!

第3位:疲労から決め台詞を言えず下を向くシーン(優子)

優子の決め台詞である「これで勝ったと思うなよ~!」。Bパートでは彼女のセリフが健在でしたが、Aパートではそうはいきませんでした。

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「仕方ない、やろうか」で尻尾がへたる優子。本来であれば、この時点で件のセリフを言い逃走するはずですが、疲れている彼女にその元気はありません

食い気味の「します!!」とおいしそうにスポドリを飲むシャミ子はかわいいです。

第2位:喜び嬉し初・お買い物!(優子)

このシーンは特に説明不要でしょう。目を輝かせ、”ずれてる”物を買おうとする優子は見ていて微笑ましいです。

割りばし鉄砲を指摘され、すぐに戻しに行く場面でも優子の素直さを感じ取ることができます。割とクールに静観している杏里の姿も合わせて良き!です。

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第1位:おいしい天ぷら交換会(杏里→優子&桃)

上述のシーンです。何度見ても素晴らしいシーンでした。

桃・優子の互いの優しさを見られる場面に仕上がっています。毒を抜かれたかのように尻尾が下向きになる優子がまたかわいいのです。

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アニメ「まちカドまぞく」2話感想まとめと3話に向けて

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というわけで、まちカドまぞく 第2話の感想・考察記事でした。

よく見ると心情考察、展開考察と色々できるアニメです。もちろん心を無にして視聴するのにもぴったりの作品。色々な方面から楽しめますね!

次回第3話は「悪夢か吉夢か!?闇のドアストッパーさん降臨」です。それでは、この辺で。

 

【追記:3話の感想・考察はこちらから!】

www.anime-kousatsu.com