まちカドまぞく 4話 感想&考察！ひき肉・ヨーグルトの描写とお礼を伝えた桃の心情

第４話「心研ぎ澄ませ!!魔法少女の新たなる力」

ーマシマシにしといた！（杏里）

見れば見るほど、どんどん桃が好きになるアニメです。優子も杏里もかわいいんだけど、しおんさんが何かとんでもないことをしていたような…ｗ

というわけで、まちカドまぞく 第４話「心研ぎ澄ませ!!魔法少女の新たなる力」の感想・考察記事になります。４話までのネタバレが含まれているので、未視聴の方はご注意を！

（注意：管理人は原作未読です。ご了承を）

まちカドまぞく ４話のあらすじ・ネタバレ

優子はリリスに言われた通り、始祖像にお供え物をします。始祖像のスイッチを押すと、「条件」が揃ったことでリリスが優子の身体に憑依します。

意気揚々と桃に挑むリリスですが、優子の身体のあまりのポンコツっぷりに何も攻撃することができません。桃に負けることを察知したリリスは諦め、元の世界に逃げてしまいます。

リリスは「冥土の土産」として、健康ランドに優子の身体で桃たちと向かいます。こうして優子の桃への借金は更に増え、杏里の母親が勤める肉屋で１日バイトをすることになります。

仕事内容はウィンナーの試食販売。優子は「魔法少女を倒してやりたいこと」に思いを馳せつつ、目の前のウィンナーを手に入れるべく仕事に精を出します。

優子の仕事場に桃が登場し、正々堂々とお金を返そうとする優子を「偉い」と褒めます。優子が鉄板を倒してしまいますが、桃の変身・活躍で事なきを得ます。

桃は大量のウィンナーを購入して帰り、優子も素直にお礼を伝えます。優子は売れ過ぎたせいでウィンナーを貰うことができず、リリスは桃のことを見直すのでした。

以上です。

４話の感想と考察

今回は大きくお話が進んだわけではない、ほっこりするエピソードでした。面白い描写がいくつもあったので、それらを中心に紹介していこうと思います！

始祖像の秘密とリリスの強さ

３話の記事で考察していた「始祖像の”仕掛け”」の話。その答えは、一定の条件を満たすと優子の身体に憑依する形で、リリスが登場するというものでした。

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その条件は

・電波
・いいお天気
・カロリー（お供え物）
・スイッチをONにすること

の４つです。電波とカロリーは分かるけど、いい天気が必要なのはなぜなんだ…。リリスのことなので「天気が悪いとやる気が出ない」とかそんな感じでしょうか（笑）

お供え物として置いたものは、ダイレクトにリリスのいる世界に転送されるようですね。

加えて、コーラが大量にあったり吉田家にあるゲームで遊べたりもするので、供えられたもの＋優子に馴染みのあるものがリリスの世界に出現するようです。

リリスの本当の強さは、あまりにも優子の身体がポンコツすぎたため、把握することができませんでしたが、オーラ自体は桃が恐れるほどの強さでした。

魔力の強さはリリスの持つ力がそのまま適用されるのかと思いきや、３話で登場した強さの魔力しか出すことができませんでした。

優子の運動神経の無さや、まぞくとしての未熟さが今回リリスが敗北した最も大きな原因なのは間違いないと思いますが、実はリリスさんも全く強くないんじゃないか…？と思いたくなるへっぽこぷりでしたねｗ

「ちぎっては投げ」のセリフや、いつの間にか間合いを詰められる姿は、確かにリリスが優子の祖先であることを感じられる演出で良かったです。

とても面白い「２つの食べ物」の描写

４話の中で登場した「ひき肉」と「ヨーグルト」の描写が面白かったです。

まずは、桃が購入していたひき肉と缶詰。缶詰の文字をよく読むと「デミソース」と書いてあります。

ひき肉で作る料理と言えば、やっぱりハンバーグ。

これは３話で桃が優子に作ってあげると言っていた「牛肉100％のハンバーグ」の材料ですね。３話ではソースについても、「デミグラスだよ」と言っています。

優子に作ってあげるつもりで購入したのか、優子とのやり取りを思い出して購入したのかは分かりませんが、いずれにしても桃の中で優子の存在が大きくなっていることは事実です。

照れ隠しの「そこは引っかからなくていい」がまたかわいいです。

もう１つは、杏里母から優子が貰った「ゲキヤスヨーグルト」。これは、冒頭で始祖像にしおんがお供えしたものと同じヨーグルトです。

しおんがお供えした１個のヨーグルトが、杏里の母親から２個になって返ってきたというのが何とも言えず面白いです。

ご先祖様には、きちんとお供え物をしてみるものですね（笑）

普通のヨーグルトではなく、半額シール付きのヨーグルトが返ってきたところから、ポンコツ吉田家の力を何となく感じ取ることができるのも良い部分だったと思います。

くすっと笑える「領収書」と「Tシャツの文字」

続いても、ストーリーの大筋には関わってこない面白かった演出をご紹介。

１つめは、健康ランドの領収書です。全体的にくすっと笑えるシーンが多かった今話ですが、個人的に一番ツボだったのは領収書の宛名です。

何で領収書の名前まで噛んでるんだｗｗ

これ絶対、従業員の人に名前を伝えるときにリリスが噛んで、恥ずかしくなって「シャミシャドウミストレス優子って名前なのよ！」って言っちゃった奴だ…。

良く見るとシャミとシャドウミストレスの間に少し隙間があるのも面白いポイントです。従業員の人はリリスが噛んだことに気が付いていたんだろうなぁ…。

２つめは、リリスが着ているTシャツの文字。１回目さらっと見ているときには気が付きませんでしたが、ブログを書く際に見直していると気が付いた部分です。

この画像だけだと上の部分に書いてある文字が見えませんが、「My blood sugar level is dangerous」と書いてあります。訳すと「私の血糖値はやばいです」。

普段飲むものはコーラばかり。お供え物をされても置かれるのは甘い物ばかり。

このTシャツは優子に対して「甘い物以外も持ってきて！」という心の叫びなのかもしれませんｗ

本当に細部まで力を入れている、素敵な作品だと改めて実感しました。

杏里のさりげない告白と桃と優子のやり取り

最後は、毎回恒例？の「かわいい・お気に入りシーン」を紹介します。

まずはAパートの杏里のセリフ。しおんが始祖像にやばい物を突き刺している傍で、杏里は「でもいつものシャミ子の方が好きっす」とリリスに伝えます。

ストレートに感情表現することが少ない桃と対照的に、さらっと”いつものシャミ子の方が好き”と言う姿。是非優子に直接伝えてほしい…！

”っす”とぶっきらぼうな言い方なのに、そのセリフは優しさで溢れています。

もう１つは、Bパートの桃と優子の試食会場での会話です。

「シャミ子の頑張りを無駄にしたくなかった」と言う桃は去り際、優子に「ありがとうございます」と言われます。

桃の反応は「どういたしまして」ではなく「こちらこそ」というものでした。

桃の魔法少女時代には、何かしらの辛い思い出があることは何度か触れられています。そんな魔法少女の姿・力で、純粋に友人を救うことができたのが今回の桃です。

わざわざ「お礼」を伝えた意図ははっきりとは読めませんが、真っすぐな優子の姿を見て、戦うのではなく、優子を助けるために魔法を使えたことに対する「こちらこそ（ありがとう）」だったのではないのかな、と。

優子を心配しているような、それでいて嬉しそうな桃の表情が印象的です。

アニメ「まちカドまぞく」４話感想まとめと５話に向けて

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というわけで、まちカドまぞく 第４話の感想・考察記事でした。

いっそう優子と桃の距離が縮まったようで、何よりです。リリスも桃の見方を少しだけ変えたようで、今後のストーリー運びが楽しみです！

次回第５話は「町内は罠だらけ??崖っぷちまぞくの新たなる能力」です。それでは、この辺で。

【追記：５話の感想記事はこちらから！】

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