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荒ぶる季節の乙女どもよ(荒乙) 3話 感想&考察!今回も泉がかわいそうな笑えるエピソード!

第3話「バスガス爆発」

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ー泉…ほんと、乗り物好きなんだなぁ…(和紗

 

これまでも自分は泉を支持し続けてきたけど、今回は特にかわいそうだろ…。勝手に撮影されて、物盗まれてもう不憫で仕方がないw

というわけで、荒ぶる季節の乙女どもよ。(荒乙)第3話「バスガス爆発」の感想・考察になります。3話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!

(注意:管理人は原作未読です。ご了承を)

荒乙 3話のあらすじ・ネタバレ

ひと葉の本が編集者の独断で、勝手に発売されました。「地に足が付いていない」と言われたひと葉は、チャットで”ミロさん”と逢うことを決めます。

泉は新菜との会話の中で「女子も”したい”とか考えるの?」と尋ね、新菜は肯定します。一方、文芸部の顧問探しは難航を極め、諦めムードが漂います。

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和紗は泉の母親に呼ばれ、無人の泉の部屋に入ることになります。

和紗が机の上に置いてある「となりのポポロ」のDVDの中に入っていたものはー。和紗はそれをそのまま持って帰ってしまいます。

そして、ひと葉はミロさんと待ち合わせをします。彼女が出会ったのは国語教師の山岸。こうして、ひと葉に押し付けられ、山岸が文芸部の顧問になりました。

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顧問は見つかったものの文芸部の”浮きっぷり”を感じ取ったり香は、購入したオシャレな女性誌を読み漁ります。そして、和紗はDVDを返すべく泉の部屋へ。

和紗が想いに耽る中、泉が帰ってきます。泉は「和紗も含めた女子と”そういうこと”をしようとは思っていない」と言い、和紗はその場から立ち去ります。

ハプニングでキス寸前までの状況に追い込まれた和紗と泉。和紗は泉に「バスガス爆発」と言わせている間に、自分の家に帰ってしまうのでした。

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以上です。

3話の感想と考察

泉主体のセリフが少ないと心情を考えるのが難しいなぁ…。和紗、り香だけでなく、ひと葉周りの状況も動き出し、ますます目が離せない展開になってきました。

和紗の変わりゆく姿とそのままの姿

和紗が色々やらかした回だった第3話。2話では新菜の一言により、自分の泉への恋心を実感するシーンがありました。

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それを裏付けるかのように、”文芸部が全校から嫌われている”ことを実感した際、彼女は「皆から嫌われている子なんて好きにならないよね…」と泉のことを思い浮かべました。

これまでの和紗であれば「何で私、泉のことを考えているの!?」となりそうなものですが、前話で泉のことが好きだと受け止めた和紗なので、この辺りの対応は少し変わってきています。

 

一方、和紗の子供らしさ(=昔と変わらない姿)もいくつか見られました。

その最たる例は父親、母親と3人で寝たシーン。例えば、その他の女子であれば「父親の隣で寝る」ということに強い拒否感を覚え、怒っても無理はありません。

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それでも、和紗は何も言わずこの状況を受け入れました。良くも悪くも、和紗はまだ子供らしく”変わり切っていない”ことを表したシーンなのではないでしょうか。

 

他にも泉の部屋を物色してみたり、痴漢物→乗り物好きと謎の納得をしたりと、様々な和紗の姿が描かれました。

「荒ぶって変わってゆく姿」と「そのままで居る姿」が混在している和紗が、この後”変わり切ってしまう”のかが楽しみです。

山岸先生vsひと葉の仁義なき戦い

ひと葉のチャット相手は絶対どこかで絡んでくるとは思っていましたが、まさか学校の先生だったとは…。これは予想できませんw

ひと葉はえすいばつを諦める代わりに、山岸先生を文芸部の顧問に据えます。

あー、これはひと葉が少しづつ山岸先生が好きになっていくけど、誰かも山岸先生を好きになるor山岸先生が文芸部の誰かを好きになるやつだ!!

 

この2人のやり取りの中で、好きだったのはこの場面です。

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ひと葉「先生、いかがでしたか?」
山岸「僕の感想が必要ですか?」
ひと葉「ぜひ」

ー山岸先生、批評するー

ひと葉「ミロ先生ってあだ名…どうですか?」

 

最初のやり取りでひと葉は見下すような表情を浮かべています。ひと葉は山岸が、扱っている題材が題材なだけに”批評できない”と考えていたのではないでしょうか。

その思いを裏切るように、すらすらと本の感想を述べ、ひと葉についても褒める始末。「面白くない」と感じたひと葉は切り札”ミロ先生”で攻勢に出る…

激しい心理戦?が繰り広げられていますし、ひと葉がドSであり、少し子供っぽいということも分かりますw

 

ただ、2人のやり取りはここで終わらず、最後にこっそりとひと葉は山岸先生に謝りに行きます

こういうところを描いてくれるのはほっこりするし、ひと葉をただの嫌な奴で片付けない気の利いた演出です。

「バスガス爆発」を泉に言わせた理由とは

3話のサブタイトルでもある「バスガス爆発」。和紗は最後に、泉にこの早口言葉を言わせようとしたわけですがその理由は何だったのでしょうか。

自分もよく分からないので、何個か思いつきベースであげてみたいと思います。

 

泉の真面目な性格を利用して、その場から立ち去るため。
→今は動揺して言えないはずの”バス”というフレーズを繰り返させ、興味を自分から逸らそうとした?

 

言い間違いによって「ブス」と自分に言わせたかったから。
→和紗にも泉に「申し訳ないことをしている」という気持ちはあり、何らかの形で自分を貶してほしかった?(ドアを閉める場面では噛んで”ブス”と言っているように聞こえます)

 

BDの題材である”バス”を言わせるためのただの嫌がらせ。
→こんな理由だったら嫌だなぁ…。

 

BDの内容からバス→バスガス爆発を思いついたのはその通りだと思うのですが、なぜ言わせようとしたのか、真相は闇の中。

何かいい考察をお持ちの方は教えてください!

感想:泉は被害者の会を作ろう!!

泉がひたすらに不憫な回でした。あと山岸先生も!ちょっと女子~って感じです。

結果的に「和紗も含めて今は誰とも(えすいばつを)したくない」という発言が和紗を傷つけることになりました。

和紗との数少ないやり取りの中で、和紗の自分への好意に気が付かなければいけない泉くん…。

あの場面では”誰にも興味が無い”と言わないと、また和紗が悲しむ可能性がありますが、既に和紗は「自分だけを見てほしい」という気持ちに変わっているわけで。

 

行為を見られ、性癖もバレ、告白されるシーンも撮られ、と本当に泉がかわいそうでなりません。そのすれ違いこそがこの作品の魅力ではあるのですが。

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やべー物を無くした際にふとんをひっくり返して探すのめっちゃ分かるwww

 

山岸先生もまさか待ち合わせ場所に生徒が来るなんて…ねぇ。そもそもアダルトチャットなんだから違反してるのはひと葉の方ですw

…と、男目線で見るとこうなるわけですが、女性や、男性でも自分とは年齢層が異なる人物が見たら違った感想になるのかもしれません。

自分はこれからも泉くんを応援し続けるので、よろしくお願いします笑

アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」3話感想まとめと4話に向けて

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荒ぶる季節の乙女どもよ。(1) (週刊少年マガジンコミックス)

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というわけで、荒ぶる季節の乙女どもよ。(荒乙)3話の感想・考察でした。

見れば見るほど、女子キャラじゃなくて男子キャラが好きになってくるアニメです。次回はり香がイメチェンするかも?の回で、楽しみです。

そんな次回第4話は「本という存在」です。それでは、この辺で。

 

【追記:4話の感想・考察記事はこちら!】

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