まちカドまぞく 3話 感想&考察!優子に秘められた力と桃・優子の「過去」に迫る!
第3話「悪夢か吉夢か!?闇のドアストッパーさん降臨」
ー今夜はがっつりしたものが食べたい!!(優子)
シャミ子、洗濯の仕方が真逆だ…。自然な感じで優子に近づいてくる桃、2人の関係が動き出しそうでとても楽しみです。そして、いくつか気になる点も…?
というわけで、まちカドまぞく 第3話「悪夢か吉夢か!?闇のドアストッパーさん降臨」の感想・考察記事になります。3話までのネタバレが含まれているので、未視聴の方はご注意を!
(注意:管理人は原作未読です。ご了承を)
まちカドまぞく 3話のあらすじ・ネタバレ
夢の中の優子の深層世界に再び祖先のリリスが登場します。リリスは優子に大事な事項を告げますが、優子が目覚めてしまったことで上手く伝わりません。
起床した優子は清子に「ご先祖さまっぽい人と会った」と言い、清子は何かを考え込みます。優子は自分の制服の洗濯法を間違え、制服を縮めてしまいました。
翌日、体操服で登校した優子に桃は制服を貸し出します。帰宅した優子は良子から「飛び道具」を使うようアドバイスされ、輪ゴム鉄砲で桃と戦おうとします。
優子に貸した制服を詰める桃は、飛び道具を「私が監修する」と告げます。桃に丸め込まれた優子は、放課後2人で”魔力を出す”練習に取り掛かります。
優子は桃が使う魔法の棒を借りますが、上手くいきません。次々に色々な言葉を発する優子に「魔力が暴走しないために監視してた」と桃は告白します。
日没間際、優子が言った「皆が仲良くなりますように!」という言葉に反応し、魔力が飛び出ます。桃は「しばらくシャミ子を鍛えてみようかな…」と呟くのでした。
以上です。
3話の感想と考察
優子と桃、そして杏里への「かわいい!」が止まらない作品ですが、前評判通り気になるポイントがいくつもあります。いい意味で気が抜けないアニメです。
リリスの夢で語られた3つのこと
再び優子の夢(深層世界)に登場した祖先のリリス。
コーラでむせたり、自分の生活を良くするために優子に無理を言いつけたりしていましたが、明らかに大事な3点を最後に言い残して帰っていきました。
大事なことは最初に言おうね!!この祖先がいるからこその優子のポンコツっぷり…。
①優子の父親には”何か”がある
②始祖像には”仕掛け”がある
③優子には”秘められた力”がある
①については、1話でもちらっと考察していた部分です。
3話でも夢から目覚めた後、清子が父親に向けて何かを語っている場面もあったので、優子・良子の父親はキーになる人物となりそうです。
清子は割とさわやかに「そろそろごまかすのは限界かしら…父さん」と言っていたこと、1話の発言から他界している可能性は低そうです。
一番考えられるのは、魔法少女に人質に取られている…という案です。もしくは、父親が吉田家の生活をかろうじて守るために、どこかに”出向”しているとか。
人質に取られていると考えれば、Bパートの桃の発言「魔法少女ってなあなあにするタイプだけじゃないんだよ!」とも整合が取れます。
桃は優子から父親を奪った張本人→優子の面倒を見ているとも考えられそうです。
②については、始祖像からリリスが出てくる”仕掛け”があるということぐらいしか思いつきません。
リリスも邪神像も共に片耳が折れていますし、この2体の存在は非常に近いものだと考えられます。夢の中で邪神像の近くに物を供えろと言っていましたしね。
もしかすると、リリスは既に発現しているけど、優子は力が弱いから彼女の姿を感じ取ることができない(清子には見えている)だけかもしれません。
優子がパワーアップしたら”仕掛け”が発動するのか、1話で述べられた魔法少女の生き血を捧げれば”仕掛け”が発動するのかは分かりませんが…。
ただ、ポンコツリリスを発現させたところで、余計なことにしかならない気がしますw
③については最もヒントが少ないですが、リリスの発言、演出から「優子も相手の夢に潜り込める」力があるというのが最有力でしょうか。次の見出しで考察していきます。
優子の攻撃方法、良子の「飛び道具」発言
3話では優子が桃を倒すべく「飛び道具」を使って特訓するシーンが描かれました。これは良子のアドバイスによって実行に移したものです。
結局、優子が発した魔力は極めて弱いものでした。この「飛び道具」というフレーズと、リリスの発言から、優子も夢に潜り”攻撃”ができるのでは?と考えられます。
なるほど、夢であれば相手も無防備だからやりたい放題で、百合展開もますます期待できますなぁ…。…夢に潜り込んだところで優子は返り討ちにあう気しかしない笑
清子も優子が見た夢に反応していましたし、何かしら意味を持つ存在である可能性は高そうです。父親が夢に閉じ込められている、とかもありえそう。
ところで、優子については色々触れられていますが、母親の清子にも同様の力が備わっているのでしょうか。スルーしそうな点ですが、注目していきたい部分です。
優子の願いと隠された過去に迫る
魔力を出せなかった優子が、魔力発現に成功したきっかけは彼女の「みんなが仲良くなれますように!」という発言でした。
これはとても面白い発言だと思います。普通の作品では”敵役”になる「まぞく」がこのような願いを持っているわけですから。
これまでの記事でも何度か述べてきた、優子の優しさが溢れているセリフだと感じます。
桃は、優子の発言に反応します。更に、桃は優子の「どうして会ったばかりの私に肩入れするんですか?」という疑問にはぐらかして答えます。
肩入れは今に始まったことではありません。シュガァさんの「きららアニメタイムブログ」さんでは、2話の記事で優子の”体が弱い”ことに触れています。
最初の見出しでは、桃が優子の父親を奪ったから優子の面倒を見ようとしているのでは?と書きましたが、優子の身体が弱くなったのは桃のせい…なんてこともありそうです。
優子に記憶は無いけど、実は6年前に桃と戦っているとか。1話ラストのイメージ図が、過去に実際にあった出来事だったらびっくりです。
でもこう考えると、「優子の魔力暴走を恐れて桃が監視していた」っていうセリフも、過去に同じ経験をしているからってことで説明が付くんですよね。
2話で考察した「桃が魔法少女になりたくない理由」とも繋がりそうです。
そんなわけで、今のところ桃が優子を気にかけている理由は
・父親絡み
・優子の過去絡み(体の弱さに関連?)
と考察しておきます。
ちなみに、ねくらんさんの「アニソンだらけ」さんでは桃が優子を気にかける理由としてこのように書いています。
随分と優子に対して面倒みが良すぎます笑
それに桃は優子以外にも魔族を知っているみたいですが…。魔族の力に飲まれていない優子は何か特別な力が眠っていると見抜いているとか?
単純に優子の特殊な力を気にかけて…という可能性もありそうですね!
イチャイチャシャミ桃とツンツンシャミあん
最後はいつも通り、素晴らしく尊きシーンをいくつかご紹介!
1番良かったのは、優子と桃の特訓シーン。ファミレスの名前を連呼したり、訳の分からないことを言い続ける優子に桃は少し怒ります。
桃「おばか!シャミ子やる気あるのかな!?じゃあ強くならないと…!魔法少女って私みたいになあなあにするタイプだけじゃないんだよ!」
優子「ところで今、おばかって言いませんでしたか?」
桃「言ってないよ、おばか!」
文章では伝わらない、2人の何とも言えないやり取り。割と必死で心配しているように見える桃から”優子を放っておけない”気持ちが伝わってきて良きです。
…しかし、魔法少女に怒られてしゅんとなる魔族にはくすっときます。
シャミ子×桃で好きだった場面をもう1つあげるとこちらです。
いつもは圧倒的に背が高い桃ですが、優子が椅子に立っているお陰でいつもと高さが逆転しています。それでも、頭1つ分も差が無いわけですが。
一瞬だけ「上」に立ったように見えた優子ですが、あっという間に丸め込まれ、裾を詰めてもらい、いつもの立ち位置に戻ってしまいます。
左手に持っている輪ゴム鉄砲が何とも言えない味を出しています。
あとは、杏里が優子の尻尾をツンツンしている場面も好きです。ぜひ優子には、桃とイチャイチャしつつ、杏里とも仲のいい姿を沢山見せてほしいところです!
アニメ「まちカドまぞく」3話感想まとめと4話に向けて
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というわけで、まちカドまぞく 第3話の感想・考察記事でした。
色々と”伏線らしきもの”がたくさん撒かれていたので、思い切って考察してみました。どれか1つぐらい引っかかってくれると嬉しいものです。
次回第4話は「心研ぎ澄ませ!!魔法少女の新たなる力」です。それでは、この辺で。
【追記:4話の感想記事はこちら!】