エガオノダイカ 5話 感想&考察!最強パイロットの正体とステラの過去
第5話「分隊の一夜」
ー死んだらまた補充すればいいだけなのです!(リリィ)
更に面白くなってきました。ステラの心からの笑顔をもう一度見ることは出来るのでしょうか。そして、王国側のパイロット、あれは一体…?
というわけで、エガオノダイカ 第5話「分隊の一夜」の感想と考察になります。5話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!
エガオノダイカ 5話のあらすじ・ネタバレ
新型クラルスによって王国側は耐え抜きます。帝国側は持久戦を避けるべく、王国の背後にある森から潜入することを決めます。ゲイル隊もメンバーに加わります。
隊員はゲイルがどこかに送金していることを知ります。作戦を実行しますが、崖の上には王国のテウルギアがいたりと一筋縄では突破できません。
首尾よく撃墜、と思いきやヒューイがセンサー式爆弾を踏み、リリィが足に怪我をします。リリィは過去のクーデターとの戦闘で、ステラに命を救ってもらっていました。
再び侵攻しますが、今度は森に潜んでいた王国のロボと戦闘になります。その中でも、とある一体の能力・操縦性が非常に高く、帝国側の陣営はみるみる崩れていきます。
ステラがあと一歩のところまで追いつめられますが、リリィが窮地を救います。決死の体当たりから形勢を立て直し、王国のロボは逃走します。
犠牲を出したものの、1つの分隊が王国の拠点を発見しました。ロボが大破したリリィはここで戦線離脱。そして、リリィは昔見た「ステラの心からの笑顔」を回想していました。
以上です。
5話の感想と考察
王国側から見ると(4話)非常に絶望的な状況でしたが、やはり帝国にも焦りがあるようです。それでも王手をかけている帝国側が優位なのは違いないでしょう。
帝国側の人間模様も深いところまで見えてきたことで、より期待が高まります。
新型クラルスの力とパイロットの謎
4話で色々と考えてみた「王国が形勢を立て直す方法」。
残念ながらやっぱり時間軸のずれはありませんでした。現時点では②「新型クラルスの乱発」を無難に使ってきました。
しかし、個々の能力の差で徐々に追いつめられることになる…というのもここまでは想定通り。瞬発力とかが上がるんだったら、普通はここまで負けないと思うんだよなぁ。
で、5話で最も気になる要素として挙げたいのは、森の中にいた最強パイロットです。
3隊で臨んだ帝国の陣営をほぼ1体でボロボロにし、さらには戦死者まで出しました。乗っている人物の正体は一体…?
挙げられる候補は
〇ユニかルネ(最も無難だけど顔を映さなかった理由は?)
〇ハロルド(現場指揮をユウキが行っているのであればあり得る)
〇ヨシュア、もしくは実は亡くなっていなかったヨシュアの父
〇新キャラX
この辺りでしょうか。
リリィを足止めするために木にダメージを与え、倒れた木でリリィを間接的に攻撃していたことから策士タイプのパイロットだと思われます。
ヨシュアが実は生きてた+指示をユウキが出していたという、1話の再現みたいなことが裏で行われていたら非常に熱いですが、果たして。
いずれにしても、この人物Xが王国の逆転勝利に向けてキーとなる人物なのは間違いなさそうです。
父と母はすぐ傍に~ゲイルの送金先はどこ?
続いては、ゲイルの送金先。
OPの子供を抱えている描写、3話の様子、「ひな鳥」「ガキ」発言から、戦争孤児施設への寄付ではないか?という推測が容易に立ちます。
そもそも、この子供って誰なんだ…?
ステラか名もなき子供の二択だと思います。もしステラだとすれば、ステラは自分を救ってくれたのがゲイルだと知らずに(ゲイルも”あの時”の少女がステラだとは知らずに)生活している、とかそんなパターンでしょうか。
もしゲイルがステラを助けていたとすれば、ステラが失ったはずの実母も、「育ての父」もすぐ傍にいることになります。
ただ、背後の建物が4話で出てきた事件現場とは異なる気もしますので、自分としては過去にゲイルが助けた”とある子供”説をひとまず推しておきます。
ゲイルが孤児施設に寄付をしている理由は現時点は分かりませんが、よくあるパターンとしてはOPの子供を救った後に、その子供が行方不明になってしまったから、とか。
「俺はあいつがちゃんと生活できるように寄付してるんだよ。”親”として、な」
みたいな。ゲイルさんかっこよすぎかって!
万が一、ゲイルが助けたのがステラで、ステラが当時を思い出して涙を流すような展開だとしても涙不可避の展開です。
ステラの過去を整理する
ちらっと映りましたが、改めてステラの過去を分かる範囲で整理しておきます。
①「何らかの理由」でステラは孤児になる
→確定的では無いが、12年前のセレモニーで両親と生き別れた可能性大。その場合、ステラの母親がレイラであることが確定する(4話)
②とある家族に養子として迎え入れられる
→OPの子供=ステラだとすれば、ゲイルが彼女を救い出し、この家族に託したことになる。
③家族内で居場所の無さを感じ、一人家出をする
④(空白の数年間)
→孤児院で生活?もしくは、OPの「夜の街 舞う踊り子」というフレーズから自分で生計を立てていた可能性も。
→このタイミングで「微笑みで自分の本心を隠す」ようになった?
⑤軍隊でリリィと出会い、今に至る。
こんなところでしょうか。ステラの回想でリリィと出会ったシーンがありました。
自分は軍隊での出会いと捉えましたが、単なるどこかの施設である可能性もあります。
高確率で実の母親はレイラでしょうし、ステラが失った幸せを少しづつ取り戻していく可能性も高いです。きっと、エガオノダイカはそういう物語なはずです。
王国側の戦い方の変化
既に銃弾を木に当てて、木を倒すことでリリィにダメージを与えたことに触れましたが、それ以外にも設置式の爆弾や森での襲撃など頭脳を使った攻撃が見られました。
ごり押し戦争じゃなくてこういうのが見たかった…!
帝国は順調に(犠牲こそ出しましたが)進んでいるように見せかけて、実は背後から回らせるというのが王国側の仕組んだ何らかの”罠”なのかもしれません。
そうであれば、まだまだ戦況は動くでしょうし、帝国が優位とは言い切れません。
何といっても、こういう策略を使っているということは、今度こそユウキが参謀役として能力を発揮している可能性があるのが嬉しいところです。
次回は再び王国サイドの物語だと思うので、謎のパイロットXも含め、王国側で何があったのか早く知りたいですね!
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というわけで、エガオノダイカ5話の感想・考察記事でした。
戦争としては、とうとう王国の本拠地での闘いということで終盤に入りつつあります。戦争中に、そして戦後にどのような物語が見られるのかとても楽しみです。
次回第6話は「運命の岐路」です。それでは、この辺で。
【追記:6話の感想・考察はこちらから!】