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グランベルム 1話 感想&考察!戦いの”勝利条件”と敗北者の”その後”とは?

第1話「世界で唯一の魔術師」

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ーどっちも、お月さまだね!(満月

 

引き込ませるような「ダイジェスト感」のある1話でした。満月さん戦闘強すぎでは。迫力ある戦闘が見られそうなのも楽しみなポイントです!

というわけで、グランベルムプリンセプスなふたり 第1話「世界で唯一の魔術師」の感想・考察記事になります。1話のネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!

グランベルム 1話のあらすじ・ネタバレ

満月の夜、小日向満月は学校に忘れた弁当を取りに向かいます。満月が学校に戻ると、世界が古びた情景へと変わり、校外では2体のロボットが戦闘を繰り広げていました。

戦っていたのは新月エルタネス深海とアンナ・フーゴの2人でした。更にアンナの弟子である袴田水晶とロサが満月を魔術師と勘違いし、彼女を狙います。

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新月はアンナのロボを倒し、満月を救いますが、謎の遠隔攻撃を受け新月のロボは損傷します。新月は満月の弁当を食べながら事情を話します。

この世界は”マギアコナトス”によって作られた空間であり、過去に魔法は”マギアコナトス”に封印されました。そして、魔術師たちは満月の夜に戦い、最後の1人が”プリンセプスの魔術師”になることができるそうです。

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彼女らのロボはアルマノクスと呼ばれます。新月のアルマノクスが損傷しているのを見たロサは新月に襲い掛かり、逃げる満月に力が宿り彼女のアルマノクスが出現します。

ロサは動けない満月を倒そうと彼女に向かいますが、満月のイメージ通りに動くアルマノクスは、ロサのアルマノクスを撃墜してしまうのでした。

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以上です。

1話の感想と考察

詳しい内容については次回描かれるはずです。満月の夜以外は、ロサや水晶たちとも普通に過ごす”日常パート”みたいなものが描かれるのでしょうか。

新月が今回は梅干しに苦戦していましたが、色々と日本食を食べた反応が見たいw

内容や用語を整理する

作中では分かりやすく新月から世界観の説明がされていました。ただし、カナの用語も多かったので、改めて簡単にまとめておきます。

 

アルマノクス:満月たちが乗っているロボのこと。
→公式サイトを見る限り、「ホワイトリリー」などそれぞれの固有の名前もある様子。

マギアコナトス:1000年前に魔力が封印された場所。
→この世界の魔法は、過去に悪用され、7人の賢者が自分の命と引き換えに封印した。

グランベルム:満月の夜に開催?される、魔術師同士の争い。
→「最後の1人」になった者はプリンセプスの魔術師になることができる。

 

この中でも、各キャラが使うアルマノクスの性能が楽しみです。

1話を見る限りでは、アンナが使う「アークナイトグリス」は炎が得意な機体であり、ロサが使う「クレストアンス」は風が得意なアルマノクスであるようです。

遠方から新月たちを攻撃した、林寧々のアルマノクス「ジーグァンロン」は”爆発・遠方攻撃”が得意…?満月・新月は分かりやすく「光」と「闇」でしょうか。

各アルマノクスによる相性の良さなどがあるのかも注目していきたいですね。

「撃墜条件=宝石破壊」のエンドレスサバイバルゲーム?

満月の夜に行われる「グランベルム」について、新月は「最後の1人になるまで行われる戦い」と語っていました。

この部分だけを切り取ると、避けられない殺し合いが繰り広げられるように見えますが、少なくとも現時点では命を奪う戦いには展開しなさそうです。

 

新月がアンナと戦っている際に「随分上達しましたね」と言う場面がありました。この発言から、新月とアンナは何度も戦っていることが分かります。

もっとも、新月は「満月の夜ごとに行われる戦い」と言っていますし、グランベルムに負けたからといって搭乗者の命が奪われるような物語ではないでしょう。

いや、でもアンナは新月の元弟子とかそういう設定もありえますね…。

 

1話での結末が見えてきませんが、アルマノクスに甚大なダメージを受けたと見られるロサはアルマノクスが消滅し、彼女の宝石が割れていました

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一方で、修復できるレベルのダメージしか受けていないアンナについては同様の描写は見られません。

満月に力が宿った際、宝石のある胸元に光が集まっていたことから、宝石が破壊される=そのプレイヤーの敗北と見てよさそうです。

 

敗北したプレイヤーがどうなるのかは分かりませんが

・「その日の」グランベルムには参戦できなくなる(幻想空間からの追放)
・「今後全ての」グランベルムに参戦できなくなる(参加資格の喪失)
・宝石が回復するまでグランベルムに参戦できなくなる(HP0の状態)

等々、様々なパターンが考えられます。ただ、これでロサの出番が終了というのも悲しいので、次の戦いでは戻ってくると思いますが…。

 

ただ、敗北したプレイヤーがその日限りで参戦資格が失うだけであれば、プリンセプスの王女になるには一夜で全てのアルマノクスを撃墜する必要が出てきます

…できるのか?

搭乗者とアルノマクスを繋ぐ「糸」の正体

「宝石」以外にも気になったのはアルノマクスと人を繋ぐ「糸」の存在です。

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満月だけでなく、新月やロサもこの糸でアルマノクスと繋がっていました。

シンプルに考えると、搭乗者自身の魔力をアルマノクスに供給するルートのようなものである、と考えられそうです。

ダメージを受けると、糸の数が減少していき、アルマノクスの力も減少する…とかそういう設定があるのかもしれません。

 

アルマノクスは自分自身の「イメージ」で動くものである、ということが1話で示されました。

魔力供給の道筋としての役割だけでなく、搭乗者の思考の伝達もこの糸を通じて行われているのかもしれないですね。

むしろ、搭乗者とアルマノクスが「一体化」している証である、という見方も出来そうです。

 

ところで、アンナは新月戦の際に「魔力最大値は私の方が上」と告げていました。お嬢様だから金に物を言わせて最大値を上げたんじゃないかとも思っていますw

グランベルムが人の生死に関係なく、1か月に1回行われる戦い(=シリアスさが低い物語)だとすれば、アンナは毎回やられるネタキャラなのではなかろうか()

紋章が示す”必殺技”と”勝利の証”

満月がロサを吹き飛ばした際、紋章のような物が画面に映し出されました。公式サイトによると、これは満月の物です。

その後、ロサがアルマノクスごと消滅し、彼女の紋章の光がマギアコナトスに収められる演出がありました。

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なるほど、グランベルムは

相手の宝石を破壊して、マギアコナトスのエネルギーを一杯にする

戦いと言えそうです。自分以外の6つの光をすべて集めたとき、残った人物が”勝者”になり「何か」が起こるのですね。

 

奪った紋章の数ではなく、最後の1人だけが勝利する条件なのであれば、積極的に勝負せずに寧々のように隠れた所からひっそり他のメンバーを狙うのも1つの手です。

また、この紋章はロサが竜巻を起こす技を使った際にも見られました。

紋章は勝利や敗北の証であり、自分の力を最大限に発揮する”必殺技”を繰り出す際にも登場するものなのかもしれません。

アニメ「グランベルム」1話感想まとめと2話に向けて

月を追う真夜中 (期間生産限定盤) (DVD付) (特典なし)

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というわけで、グランベルム 第1話の感想・考察記事でした。

今のところは思っていたようなハードな展開にはならなそうです。…しっかりフラグを立てておいたのでどういう展開になっても美味しい記事になりそうw

こんな感じで3カ月間更新していきたいと思いますので、ぜひ次回もよろしくお願いします!次回第2話は「私がここにいるために」です。それでは、この辺で。

 

【追記:2話の感想・考察はこちらから!】

www.anime-kousatsu.com