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八月のシンデレラナイン(ハチナイ)11話 感想&考察!最終回予測と神宮寺の語る”戦友”

第11話「全国大会がはじまる」

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ーやろう!オー!!(&里ヶ浜野球部

 

試合が始まる直前の「お願いします!」でもう感無量でした…。負けられない、負けたくないチーム同士の1回戦。先が読めずめちゃくちゃ面白いです!

というわけで、八月のシンデレラナイン(ハチナイ)第11話「全国大会がはじまる」の感想・考察記事になります。11話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!

(注意:管理人は原作ゲーム未プレイです。ご了承を)

ハチナイ 11話のあらすじ・ネタバレ

里ヶ浜は全国大会の第1試合に登場となります。対戦校は最初に練習試合をした清城高校です。試合の前日、里ヶ浜と清城は合同でバーベキューを行います。

翼は神宮寺の元へ向かいますが、やはり2人の間に「親友と戦友」という考えの違いが残ります。翼は「チームの形は1つではないと思う」と伝えます。

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その日の夜、里ヶ浜の面々は緊張から眠りにつけません。翼は再び他の部員に「ありがとう」と伝えます。当日は里ヶ浜高校の生徒や、家族が応援に押しかけます。

プレイボール。意表を突くあおいのセーフティバントから、翼のお見合いヒット、そして4番龍の安打で首尾よく先制点をあげます。守備では舞子の「打たせて守る」ピッチングで初回を無失点に抑えます。

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2回の攻撃は、夕姫の四球、そして和香の”できること”をなしたバントヒットを契機にチャンスを作ります。しかし、気合を入れ直した神宮寺相手に翼も凡退してしまい無得点です。

チャンスの後にはピンチが来ます。守備シフトの裏を突いた安打と神宮寺のヒット、夕姫のファンブルで同点に追いつかれてしまいます。

負けられない、こんなところではー。神宮寺はこんな思いを胸に秘めるのでした。

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以上です。

11話の感想と考察

これまでの全てが結束した素晴らしい回でした。ところで神宮寺さん、右打者のバントを阻止するなら内角に投げた方が…。

右打者は外角にボールが来るとセーフティバントを成功させやすいのです(体験談)

連鎖する発言、「ありがとう」の再確認

試合前日の夜。綾香の「部の昇格に協力してくれた人たち、明日応援に来てくれるらしいにゃ」という発言を機に、茜・舞子・和香が自分の家族が明日の試合に来てくれることになっていると呟きます。

 

”部の昇格に協力してくれた人”は綾香が作成した新聞によって協力してくれた人が多いはずで、彼女にとっては思い入れの深い人たちであると思われます。

茜のお母さんは多忙で、舞子と母親の関係は7話で語られた通りのものです。多分寂しさから誰よりも母親からの愛を求めていたはずの2人です。

当然、和香がお兄ちゃん大好きっ子であることは言うまでもありません(笑)

 

誰かが呟いたセリフに連鎖するように、それぞれのキャラが”自分にとって大事な人”が来ることを心待ちにしていることが伝わってくるシーンは素敵でした。

いずれも「野球」が無ければ成し得なかった経験です。特に茜と舞子の母親が2人の雄姿を見にくるっていうだけでもう…。

 

寝付けない一同に対して、翼は「ありがとう」と再び伝えます。翼の「ありがとう」発言は4話でも見られたセリフでした。

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あの時はまだ7人しかいない同好会で。その後の清城の試合でぼろ負けして、それでも集まってくれたメンバーを信じ切れなかった翼は「ごめんなさい」と叫んで。

舞子と伽奈が加わって11人の「部活」になって。そして、清城にリベンジする機会が生まれて。その全てを覚えているからこそ、翼はこう伝えます

ありがとう。ここまで一緒に来てくれて

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あの日もそうだったように、この日も夕姫が「1人1人が望んだことですから」と伝えます。

”変わった”けど”何も変わっていない”皆の姿を見て、ふとんに潜った翼は何を思っていたのでしょうか。

”気持ちのいい”ワンマンチームvs里ヶ浜野球部!

清城と里ヶ浜のチームスタイルは大きく異なります。

清城が神宮寺を中心にしたチームであるのに対し、里ヶ浜は”全員野球”で対抗します。

ただ、この2校の関係は中学生時代の龍・翼の両チームや、前回の向月・里ヶ浜の関係性とは違っていますね。

 

神宮寺はチームメイトを決して責めません。優しい言葉をかけないのは、チームメイトは彼女の言う「戦友」だからです。ここで神宮寺と翼の会話が活きてきます。

牧野さんが出すサインにも、神宮寺は絶対に首を振りません。こういうところに神宮寺小也香という女性の気持ちよさが出ていますし、ハチナイのいい所でもあります。

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”ワンマンチーム”であるのに、独りよがりのチームではないのが清城高校です。むしろ清城のチームメイトからは神宮寺を嫌っている雰囲気は伝わってきません。

個人的には、BBQでの会話が伏線となってチームメイトが神宮寺を「強引に」励ます展開があるのではないかな、と期待しています…!

全国大会の開幕戦にふさわしい両チームだなぁと感じさせられますね。

試合の好描写3点まとめ

試合の良さを語っていると文字数がとんでもないことになりそうなので、今回は「3点」に絞って印象的なシーンを紹介していきます。

①試合前最も緊張していたのは…

試合前の挨拶では、ハチナイメンバー全員の顔が順に映し出されました。

真剣な表情をしていたのは舞子・夕姫・伽奈・龍・和香です。対して、楽しんでいく雰囲気が感じられたのが綾香・あおい・良美、そして翼になります。

11人の中で一番不安そうな顔で、緊張しているのは意外にも茜と智恵でした。

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この描写の意図がはっきりと読めないのが悔しいところです。個人的には

ベンチメンバーであるが故に、常に”俯瞰”して見ることへの不安
→誰がどのようなプレーをしても茜と智恵はそれを目にしなければいけない。

・プレーに参加しないことによるアドレナリン不足?

ぐらいしか思いつきませんでした…。

 

いずれにしても試合に参加しない2人が、他のメンバーよりも緊張しているように見える描写は面白いなと感じます。

②舞子の嬉しそうなハイタッチ

11話の試合で一番好きなカットだったかもしれません。あおいが生還したシーンで、舞子は誰よりも早くあおいにかけよりハイタッチをします。

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「しおり」を真剣に読んでいることや、ハイタッチのシーンからいかに舞子が野球部を大好きになり”自分の居場所”と感じているかが伝わってきます

「孤独」から彼女を救ったのが野球なのか…と実感した後に、前述の母親が来ることを楽しみにしている舞子の姿を見るとまたぐっとくるものがあります。

③茜の「やったね」

和香がバントヒットを決めた後の、一塁ベースでの茜との会話です。

茜は一言、和香に「やったね」と伝え、その目は少し潤んでいます。

自分のことのように和香の出塁を喜ぶその姿は、自分もチームの一員であることを実感した10話の流れをしっかりと継いでいます。翼や龍が凄いのはもちろん、均等に”各々がやれること”を描いているのが素晴らしいです。

 

逆説的な見方ですが、前回大活躍した伽奈が凡打に終わってることから、神宮寺のピッチャーとしての能力を感じることもできますよね。

神宮寺の強さを表すために、10話で伽奈を安打製造機のように描写したんじゃないかな、と思うぐらいです。こういうキャラの使い方もうまい。

願わくば次は、茜も同じように出塁して喜びをかみしめてほしい。素直にそう感じた1シーンでした。

試合の行方を予想する~1話のアバンから~

地方大会1回戦はどのように幕が引かれるのでしょうか。まずは里ヶ浜のスタメンメンバーを見てみましょう。

そして、試合前に描かれていたセミ。これは1話で出てきたセミと同じだと思われます。ということは、1話のアバンにこの試合は繋がるはずです。

 

1話のアバンに繋がると仮定して、今後起こりそうな内容を予想します。まず、1話のアバンで見られる点数状況は

里ヶ浜   ??300
清城      ?1021

となっています。合計スコアが4-4なので、1回表に里ヶ浜高校が1点を入れたことを考慮するとぴったり同じスコアになります。

 

更に1話当時の状況を整理すると

・マウンドにメンバーが集まり、ピッチャーが夕姫にスイッチ
ベンチで応援するのはあおいと茜。智恵がセカンドにつく。
・バッターは神宮寺。

です。

 

3回表の攻撃は龍から始まって、良美に回ります。「当たれば飛ぶ」良美の活躍で、3回の3点は良美の3ランホームラン…ではないでしょうか。

神宮寺の球を理屈で打つのは難しそうなので、役どころとしてもぴったりです。

 

10話でも示された舞子のスタミナ不足。舞子が4・5回で捕まり、夕姫にバトンタッチ。「誰よりも周囲を気にする」のが野崎夕姫という人物です。

2回のエラーは間違いなく彼女にダメージを与えたはずです。それを晴らすかのように清城の主力メンバー、神宮寺にぶつかっていくーー

 

やばい、書いてて既にまぶたから熱いものが…ww

気になるのはあおいがベンチに下がっていること。智恵が試合に出てくれるのは嬉しいですが、間違っても怪我で交代…とかではないことを祈ります。

アニメ「八月のシンデレラナイン(ハチナイ)」11話感想まとめと12話(最終回)に向けて

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というわけで、八月のシンデレラナイン 11話の感想・考察でした。

円盤を買おうか迷いに迷っています。ソシャゲはやらない民なので、シリアルコード抜きでもう少し安くならないかしら…。次回が最終回っていうのを信じたくないw

次回第12話は「世界で一番あつい夏」です。プリプリでそんな名曲があるけどもしかして…?それでは、この辺で。

 

【追記:最終回の感想記事はこちらから!】

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