はるかなレシーブ 6話 感想&考察!”遠ざかる音”の演出が最高すぎた回!
第6話「折れないよ、私は」
ー勝った…勝てたよ、私たち!(かなた)
常に想像を超えてくる作品ってすごい。原作どころかBDの購入も検討し始めました。演出もさることながら、とあるシーンのかなたが可愛すぎて死ねる。
というわけで、はるかなレシーブ第6話「折れないよ、私は」の感想と考察を書いていきます。6話までのネタバレがありますので、未視聴の方はご注意を!
(注意:管理人は原作未読です。ご了承を)
はるかなレシーブ6話のあらすじとネタバレ
ポーキーを取り続ける舞に異変が見えてきました。慣れない砂浜と「見てから拾わされる」ポーキーに体力を奪われ、レシーブの成功率が下がっていきました。
これは、”攻める武器”が必要であるビーチバレーの特性を活かしたかなたの作戦です。
かなたは、試合の中でブロックのタイミングが合ってきますが成功には至らず。かなたのスーパーサーブにより、はるかなペアはとうとう1点差のマッチポイントです。
止めるのではなく「落とす」。ブロックのコツを掴んだ遥は、愛衣のスパイクを見事ブロックし、勝利が決まります。はるかなペアの初勝利です。
勝者には勝者の、敗者には敗者の悲しみがあります。涙を流しながらこれまでの部活動を振り返るあいまい。2回戦で負けてしまったものの、初勝利に酔いしれるはるかな。
本大会に向け、エクレアと共に特訓することを誓います。そして、その連絡はなるあやペアにも伝わることに…。
Cパートではビーチバレーを見ていた謎の少女が登場。かなたに声をかけます。
以上です。
6話の感想と考察
試合描写も心情描写も素敵な良回でした。おまけにかなたのかわいさも際立つとかいう特別仕様。イメージとしてはここまででストーリーのプロローグが終わったようなイメージですね。
活かされた練習と伏線
結局、前回の感想で予想したようにビーチバレーとしての特性を上手く利用し、はるかなは勝利をつかみ取りました。
欲を言えばかなたの通常のスパイクも見たかったですが、最後は遥のブロックで決まったので良し、です。
砂浜に足を取られる舞の姿を見て、とあるシーンを思い出した人も多かったのではないでしょうか。最初のかなたと遥の練習ですね。
かなたは遥にビーチバレーを教える際、いきなりボールを使った練習ではなく、ひたすらに砂浜を走らせるトレーニングをしていました。お陰で、1試合を戦い抜いても遥かのスタミナは切れず、見事なブロックを最後に決めました。
まさかあの最初の練習が今回の勝利の伏線になっていたなんて…。驚きです。
ポーキーといい、相手の弱みを握る作戦といい、かなたの策士っぷりはさすがです。攻めのかなたさん、素敵です。
もう1つの、かなたの狙い。
作中で明記はされていなかったものの、ポーキーを打ち続けたかなたにはもう1つの狙いがあったように思います。
作中で判明した内容としては、「ポーキーによる相手のスタミナの削減」です。慣れない砂浜を走ると、そりゃ足も取られますよね…。
個人的には相手に”スパイクをたくさん打たせること”もポーキーを打ち続けた理由の1つではないでしょうか。言い換えれば
遥に実戦でのブロックの練習を数多く積ませる
ためです。
遥は元々の運動神経は非常に優れています。それも、頭脳で理解するタイプではなく、経験と身体の動きから覚えていくタイプであることはかなたも知っているはずです。
遥を信じているからこそ、多くブロックの機会を与え、遥のブロックの成功に賭ける。かなたはこんな思いからも「信じてるよ」と遥に告げていたのではないでしょうか。
彼女の想いに応えて、最後にきっちり決めるのだからやっぱり遥はすごいですね。2人の思いが合わさった大金星でした。
”遠ざかり、消える音”の演出~あいまいペアを浮き上がらせる最高の描写!
とんでもなく心を掴まれたのが、試合終了後のあいまいペアの会話です。会話の内容も去ることながら、聞こえてくる音声の表現方法が秀逸でした。
彼女らが話している内容はもちろん、今回の試合に限ったことではありません。2人は短い間でしたがバレーボール部のメンバーとして共に戦ってきました。
最後の試合に負けた後は、愛衣も舞も互いに自分のことを責めるばかりで。おそらく、涙を流しながら語らいあったのははじめてのことだったのでしょう。
3年生として負けてしまった愛衣は、少なくとも「高校の部活」として、舞ともう一度同じコートに立つことは叶いません。
それを2人とも理解しているからこそ、涙を流し、愛衣は舞に「これから」を託しました。
そして、聞こえてくる音の演出。バックグラウンドである他チームの試合の声援や音が遠くに聞こえるように描かれていました。その音は少しづつ離れていき…。
僕はこの音の演出を聞いて
まるで世界には愛衣と舞しかいないような不思議な感覚
に捉われました。周囲の音から愛衣と舞が浮き上がっているような感覚。
そして、愛衣が過去のバレーの記憶を呼び起こすときと、2人が涙を流して会話しているタイミングで、周囲の音が完全に消えました。
舞の「だから、頭上げてください!」という発言。ここで、周囲の音が戻ってきます。そして、2人で抱き合うまでの間再び周囲の音は無くなります。
周囲の世界から浮き上がっていた2人が、完全に音が消えた瞬間に限り、世界で2人だけの存在になったー。会話の内容も含め、作中内で一番ぐっときたシーンだったかもしれません。
かなたのかわいい表情・発言集②
6話もかなたのかわいさ大爆発。画像と共に紹介します。
ブロックをミスした遥に:「当たってきてるよ!」
優しさ抜群のかなた鬼コーチ。「信じてるよ!」「当たってきてるよ!」と遥を励まします。こんな発言に加えて肩をポンとされたら…。やばい。
遥なら決めてくれるはず、という信頼関係があるからこその発言ですね。
試合に勝って遥に抱き付く!
試合中も冷静に勝負のタイミングを見極めていたかなたが、嬉しさのあまり遥に抱き付きます。それを受け入れる遥。尊い、尊すぎる!!
押し倒すかなたも大変良きですね。少し涙目になりつつ「勝った…勝てたよ、私たち!」と遥に告げるかなたも良きです。相変わらず語彙力が無い。
参加賞?で口を隠すかなたの破壊力
あざとい、あざとすぎる!!
このシーンもですが、少し斜め上を見つつ口元を隠しているかなたも同様の破壊力です。これは遥の気を引くためにやってますね、間違いない。
ちなみに、この口元を隠した写真はなるあやペアにも送信されています。成美が笑顔になっていたのはこのかわいすぎる写真を見たからに違いないです。
当ブログでは、これからも比嘉かなたさんの可愛い姿を追い求めていく所存です()
アニメ「はるかなレシーブ」6話の感想まとめと7話に向けて
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というわけで、はるかなレシーブ6話の感想記事でした。ジュニア大会も終了し、次回はやっと期待のあかりさんが登場しそうな雰囲気です。
試合も一段落したので、イチャイチャシーンを数多く見せれくれることにも期待です。それでは、この辺で。
【追記:7話~9話の記事を書きました!】