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はるかなレシーブ 5話 感想&考察!はるかなペアの初陣!逆転の秘策は…?

第5話「アンタの心が折れるまで」

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ー大丈夫。よく知ってるの、あの戦い方。だから私を信じて!(かなた

 

遥は脇腹が弱い、覚えました。お色気もあり、あいまいペアの過去描写もあり。相変わらず面白かった5話でした。

というわけで、はるかなレシーブ第5話「アンタの心が折れるまで」の感想と考察を書いていきます。未視聴の方はご注意を!

(注意:管理人は原作未読です!ご了承を)

はるかなレシーブ5話のあらすじ・ネタバレ

ビーチバレーのジュニア大会が始まりました。初戦は前回水着を取り合った愛衣&舞ペアとの戦い。水着の件もあり、勝負の前から火花が飛び散ります。

始めこそ、屋内のバレーをやってきた愛衣と舞はビーチバレー特有のルールやポーキーに苦しみますが、徐々に適応していきます。

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愛衣と舞にも負けられない理由がありました。舞をバレー部に勧誘する際、愛衣は「大きい人を倒すのがバレー」と言い舞を入部させた経緯がありました。

しかし、最後の大会で”大きい人”のブロックに阻まれ、愛衣のスパイクは不発が続きます。一人涙を流す舞。だから、今度は負けられない。彼女らの強い思いです。

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1セット目は何とか物にしたはるかなですが、2セット目は要領をつかんだあいまいペアに苦戦します。それでも、かなたは遥を励まし、ポーキーを打ち続けます。

一方、別コートのエクレアコンビはあっという間に試合を勝利で終わらせます。エクレアペアは全国2位の実力の持ち主でした。

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徐々にタイミングが合ってきた遥のブロックと、執拗に打ち続けるかなたのポーキー。何か狙いがあっての行動でしょうが勝機はあるのか…?

以上です。

5話の考察と感想

いきなりの大会スタート。今回で公式HPには登場しているあかりが出てくるかと思いきや、一言発したのみでした。次回以降に期待です。

それにしても衰えない作画と演出。素晴らしい作品を毎週見られて感激です。

見たかった”遥を励ますかなた”

5話で一番よかったのはこのシーンです。ブロックのタイミングが練習とまったく合わず、不安になる遥を励ますかなたが何度も描かれました。

普段は遥がかなたを引っ張ることが多いからこそ、かなたが遥を励ますシーンはとても映えます。

 

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互いに下の名前呼びも自然に行っていましたし、より関係が深まっている印象です。そして、次はかなたが壁にぶつかった際に、遥が持ち前の明るさでかなたを導く、と…。尊い、尊すぎます。

 

一番よかったのは、2セット目で押されているときに「大丈夫かなぁ?」と遥が不安げに声をかけたシーンです。対するかなたの返事は「私を信じて」

このやり取りだけで2人の十分すぎる信頼関係を感じ取ることができます。

かなたの狙いは?

決まらないと分かっていても山なりのポーキーをかなたは打ち続けています。点数もバレーにしてはだいぶ差が付き…。

それでもかなたは「あの戦い方はよく知っている」というなど、そこまで慌てていない様子です。次回もあいまいペアとの戦いが続くようなので、かなたの狙いを考察してみます。

いずれにしても、インドアバレーとの違い+かなたのポーキーは必ず拾えるという”驕り”をうまく利用した作戦なのかな、と思っています。

 

①風によるボールの軌道の動き狙い?

1セット目のはるかなのリードは、インドアのバレーにのみ経験があるあいまいペアの裏をかくような形で奪ったものでした。

それであれば、かなたの狙いは「ビーチバレー経験者の利」を軸に組み立てられている可能性が高そうです。

 

インドアバレーとビーチバレーの最大の違いは”風の有無”だと思います。

エミリが語っていたように、かなたのポーキーは人よりも山なりの軌道を描きます。山なりのボールということは、普通のポーキーよりも風の影響を受けやすいのではないでしょうか。

野球でいうところの「ナックル」的な効果があるのかもしれません。そこでタイミングをずらすことができれば…。

 

②目線を上にすることによる目の疲れ狙い?

同じくインドアバレーとの違いである”太陽の有無”。山なりのボールをよく見てレシーブすることで、自然に目が上を向き、太陽の光で少しづつ目が疲れてくるのを狙っている可能性もあります。

ただ、多少眩しくてもボールを見失うまではどうかな…とは思います。

目の疲れも合わせて、体力を削ることに主眼を置いているのかもしれません。(もっとも、インドアバレーの方が激しく体力を使いそうですが…)

 

③ブロックしないことを逆手にとったスパイク狙い?

最後の1点はこれで決まるんじゃないかなーというのが個人的な感想。すっかりあいまいペアはかなたのポーキーを止めるために後方待機を選択し、ブロックしてきそうな気配が一切ありません。

そこを逆手に取れば身長の低いかなたのスパイクでも決まるはずです。

ここでスパイクを決められることは、試合に勝つことよりも「かなたが再びスパイクで点を取ることができた」という彼女自身の自信にも繋がりそうなので、ぜひ描いてほしいシーンです。

 

あとは、かなたが別の軌道のポーキーも使える選手である可能性もあります(エクレアコンビのやり取りから)。2種類目のポーキーを6話で炸裂させるのかも?

エクレアコンビが全国2位…ということは?

まさかのエクレアコンビが全国大会2位の実力の持ち主であることが明かされました。明らかにサーブのスピードも違うもんなぁ…。

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全国2位ということは、昨年の決勝戦で成美&彩紗ペアと戦っているということですね。両ペアの実力差も気になることながら、戦いの前後でどんなやりとりが行われたのかも気になります。

うまく回想を使ってくれるアニメだからこそ、昨年の決勝のやり取りをどこかで入れてくれることに期待です。

それにしても沖縄のビーチバレー…強豪ぞろいすぎますぜ。

久しぶりに見られた試合の好描写

試合があったということで、試合中の好描写が久しぶりに見られました。

まずは、何度か書いているネット際の攻防を画面を二分割して描くシーンです。こちらについては何度か書いていますが、相変わらず素敵な描き方だと思います。

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ネットを挟んで戦うスポーツはバレー以外にもありますが、ネット際の攻防がここまで重視されるスポーツはバレーならではだと思います。

そこを上手く使った描写です。左右で分けただけですが、両ペアの表情を見ることができて、とても好きな表現方法です。

 

もう1つはレンズの中に砂が入り込んでくるように見える表現です。少し分かりにくいですが、例えば下で紹介しているシーンなんかはこれに当てはまります。入り込む、というよりはレンズに砂が付いているように見える、と言った方が正確かな?

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客観的に試合を描くだけでなく、ボールの行く先側から描写してくれているお陰で、試合の臨場感が格段にアップしています。

実際、5話は試合の描写が主で、普通のアニメであれば退屈してしまいそうな長さですが、あっという間の30分でした。

こういった細かい部分にも気を配っているからこそ、試合も楽しく見られるわけですね。

アニメ「はるかなレシーブ」5話の感想まとめと6話に向けて

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というわけで、はるかなレシーブ5話の感想記事でした。ここか次で敗北することで、より一層はるかなの団結力が上がると思います。勝負がついた後の2人の心の通わせ方にも注目です。

次回こそはマネージャー?候補のあかりが活躍することを願って。それでは、この辺で。

 

【追記:6話の感想記事を書きました!こちらもどうぞ!】

www.anime-kousatsu.com