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5話直前!天狼(シリウス)2話から4話の感想&考察!ウィラードとミハイルから目が離せない!

2話「妄執する黄色い華」
3話「とけないゆき」
4話「謀略の蟻」

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ー僕を守ってヴァンパイアになってしまった兄さんを…殺せるのかって…。(ユーリィ

 

考察要素が多く散りばめられていて、非常に楽しく見られる作品です。ただ根本的な部分の考察がうまくつながらない感も…。

というわけで、天狼(シリウス)Sirius the Jaeger2話~4話の考察を中心にまとめていきます。4話までのネタバレがありますので、未視聴の方はご注意を!

※今回はあらすじのまとめを用意していません。ご了承を。

天狼(シリウス)2話、3話、4話の感想と考察

早速、考察を中心に2話・3話・4話のおさらいをしていきます。

2話放送分

吸血鬼は人工臓器を求め、ユーリィは変わり果てた姿の兄と再会します。

臓器を造る者たちが殺される理由

4話で大体の理由が明かされましたが、おそらく人造人間、ひいてはフランケンシュタインを作るために吸血鬼が百虎党をけしかけ、襲わせていたものだと考えられます。

詳しい考察は下の「4話放送分」で書いていますが、2話で更に気になったのがアガサの腕を機械で修復していた点です。

吸血鬼陣営は既に、人工の腕や足などを作製することで自分たちの身体を修復する技術は持っていることになります。

 

だとすれば。人造人間を造るという目的はもちろんのこと、奪い取った臓器を用いて吸血鬼自身の肉体を強化・修復させるためにも臓器を奪い取っていたのではないでしょうか。

(心臓をえぐり取られたらより強固な心臓を移植することで、何度でも蘇る、的な)

1話を見た限りでは、吸血鬼には自然治癒能力があるものだと思っていたので、意外な展開でした。治癒能力が無いのであれば、ユーリィたちにも勝機はありそうです。

百虎党と吸血鬼陣営のつながりは?

こちらも4話までで明かされてしまいましたが、2話・3話の時点では百虎党は吸血鬼サイドの手駒として使われていました。

百虎党が吸血鬼の言いなりになっていた理由はずばり金。金銭的援助が受けられないと知るや否や、吸血鬼に対して反旗を翻しました。

百虎党はただの人間と思いきや、下級種の吸血鬼相手であれば瞬殺できる程度の身体能力は持っています。

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もちろん、二者の間にはアルマ商会の後ろ盾があることは間違いありません。百虎党は吸血鬼を裏切ったものの、4話にてアルマ商会は新兵器を日本軍に紹介していました。このことから、アルマ商会と陸軍は繋がっていることが分かります。

 

5話以降の展開待ちですが、とりあえず

吸血鬼&陸軍(バック:アルマ商会)vsV海軍&百虎党?

の戦いになるのかな、と。「自分たちのため」というよりは「吸血鬼を殺す」ことを重視しているユーリィと、同じ目的の百虎党が悪い意味で暴走しないかが不安です。

3話放送分

ユーリィとミハイルの過去が明かされた回でした。非常に考察要素が多いです。

ユーリィの能力とミハイルの狙い

1話でも出てきた青い目はやっぱりユーリィの能力覚醒の合図でした。そして、目が光っている最中は見る限りだと狼>人間となり、理性が多少飛んでいる気がします。

幼少期に、母親のマフラーを破られた怒りから発現した力。多分この力は生まれ持ったものですが、「怒り」がトリガーとなり眠っていた力が表面化したものでしょう。

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1話を見る限りだと、現在は「怒り」が無くとも能力覚醒モードに移ることは可能なようです。ただし、過度な挑発に遭ってしまい、「怒り」が限界を超えるとユーリィの能力が暴走する恐れもあるのではないでしょうか。

一方、兄のミハイル。彼はユーリィを守るべく吸血鬼と闘い、人狼としての命を終えました。

ミハイルの今後としては

①このまま吸血鬼としてユーリィの前に立ちはだかり、戦う。

②実は人狼としての心も持っており、最後の最後でユーリィを助ける。

のどちらかかな、と。いずれにしても胸熱の王道展開です。

5話では電車内での彼らの戦闘シーンが用意されているはずなので、そこで2人の対話も見られるのでしょうか。楽しみです。

シリウスの匣の正体とは

4話で出てきた内容と合わせて「シリウスの匣」についての情報をまとめてみます。

・人狼が守ってきたものであり、吸血鬼の存亡にかかわる物。
・ユーリィは匣に引き寄せられ日本へ来た。=匣は日本のどこかにある。
・エフグラフは匣の存在を信じているが、吸血鬼の中にも信じていない奴もいる。

1話の感想記事では、日本に吸血鬼が来た理由が、吸血鬼を爆発的に増やすための「何か」を探しに来たからではないか、と書きました。

www.anime-kousatsu.com

 

やっぱりそんな役割を担うものが「シリウスの匣」であることに違いは無さそうです。

具体的な内容まで考察しきるのは難しいですが、第一に考えられるのは吸血鬼を増やすための薬…でしょうか。しかし、それだと天狼陣営が何千年もの間守ってきた理由とつながりそうにありません。

人狼と吸血鬼の性質は真逆のものである、と公式サイトでも述べられています。そして、高い能力性を保つ人狼はこの匣を守り続けてきた…。

 

このことから、シリウスの箱の中身は

持っているだけで、種族の力を増す概念的なもの

が含まれていると予想します。これが手に渡ることで、吸血鬼も人狼のような身体力を手に入れられる「形の無い物」が収められているのではないでしょうか。

 

こう考えると、

吸血鬼の能力アップ→必然的に吸血鬼が世の中で幅を利かせ、繁栄する

ことになり、吸血鬼側が語っている内容とも辻褄が合います。

ウィラードの行動・言動の謎

個人的に4話まで見て、一番嫌な感じなのはウィラードの言動や行動です。こちらも、不可解な点をまとめておきます。

・ユーリィを慰める際に出した手をひっこめた。
・目を見ずにユーリィに言った「私なら教えてやれるかもしれない」。
・公式HPにある「ユーリィに対する眼差しに憂いに似たものが混ざるようだが」の文言。

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明らかに不自然な表情です。

エフグラフは3話で、シリウスの匣について語っている中で「そうだろう人間?」というセリフを残していました。

最初このセリフは、視聴者に向けられたメッセージなのかと思いましたが、人間=ウィラードと考えると、色々なことが繋がりそうです。

 

まず、ウィラードは吸血鬼サイドに味方した過去があるということ。だからこその、エフグラフのセリフですし、自分が吸血鬼に加担したことが原因でユーリィが孤児になったと知れば、素直にユーリィを慰められないことにも理由づけができます。

 

続いて列車の中の不自然なシーン。これは、何らかの理由でユーリィから家族を奪い、ユーリィを自分自身の手元に置きたかったからではないでしょうか。

覚醒状態になれば、ユーリィは非常に強い力を発揮することができます。

ストレートに考えると、ユーリィを敵に回したくなかったから。もう少しひねって考えると、人狼の習性を知り、吸血鬼の繁栄に活かすため。

 

今は更生し、吸血鬼サイドとの関わりは無いと信じたいですが…。ウィラードの動向や言動には今後も注目です。

4話放送分

百虎党が吸血鬼陣営を裏切り、ユーリィは再びミハイルと会いまみえます。

ひょっとすると「隠れ吸血鬼」が…?

公式HPでは既に紹介されていた内容ですが、吸血鬼にも2種類の存在がいることが明かされました。

〇スレイブス(下級種)…陽を浴びると灰になってしまう。
〇ロイヤルズ(貴族種)…陽の光の下でも動ける+人間の中に紛れている

4話の中で、ユーリィは血の匂いを嗅ぎつけ、逆方向の列車に乗り込みました。ラストでは、ユーリィの前にミハイルが現れたわけですが…。

 

少なくとも、最初に列車内を見た際にはミハイルの姿はどこにも見えませんでした。もしかすると、ミハイルははじめ人間の姿に化けて列車の中にいたのかもしれません。

そう考えると、ユーリィたちが仲間だと思っている存在が実は吸血鬼だった…なんてことがあるかもしれないですね。(ユーリィの鼻を避けるのは至難の業ですが)

上でも書いたように、現時点で怪しいのはウィラード。吸血鬼はどこまで人の姿に近づくことができるのでしょうか。

フランケンシュタイン量産化の脅威

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クラルヴァインらが作っていたのは、やはり人造人間的な何かでした。百虎党に襲わせ、奪い取った人造臓器を元に作られた存在です。

恐るべきことに、クラルヴァインは「量産体制」と語っています。現在は百虎党と吸血鬼は完全に仲違いをし、人造臓器の強奪は止まっているようですが、それでも量産ができるってこと…?

 

これで三大モンスターである「人狼」「吸血鬼」「フランケンシュタイン」と揃ったわけですが、フランケンシュタインが強さのバランスを破壊する気しかしません。

5話の表題に「Frankenstein」の文字が入っていたので、ひとまず5話の放送待ちです。

天狼(シリウス)4話までの感想まとめと5話に向けて

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というわけで、3話分まとめてになりましたが、天狼Sirius the Jaegerの考察記事でした。

個人的に気になっているのはウィラードの正体です。間違いなく怪しい。

また、記事中では一切触れませんでしたが、お嬢様のキャラ付けは好き嫌いが大きく別れそうですね。竹刀を列車に忘れた彼女は間違いなく5話で足手まといになる予感…(笑)

5話は「荒ぶる鉄棺」です。それでは、この辺で。

 

【追記:5話の感想記事を書きました!】

www.anime-kousatsu.com