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魔法少女特殊戦あすか 1話・2話の感想&考察!魔法少女とそれぞれの思惑

第1話「帰ってきた魔法少女」
第2話「日常と戦友」

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ー約束、これからは守ってくださいね。私、強くないんです…(くるみ

 

ヘビーで面白いですなぁ…!陰惨な描写がやや多めなのは人を選ぶかもしれません。特に1話の「箱の中に入ったプレゼント」はかなり衝撃的な内容でした。

というわけで、魔法少女特殊戦あすか第1話「帰ってきた魔法少女」第2話「日常と戦友」の感想と考察になります。2話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!

(注意:管理人は原作未読です。ご了承を)

特殊戦あすか 1話・2話のあらすじとネタバレ

2話分まとめての記事ということでダイジェスト版でお送りします。

1話

3年前に起こった人類と冥獣との戦争。これを終わらせたのは5人の魔法少女(マジカルファイブ)でした。それから3年。当時の魔法少女だった大鳥居あすかは高校に通っています。

あすかは過去の戦闘がフラッシュバックすることがあるものの、一般人の希美や沙綾子と過ごしています。彼女は小規模部隊に勧誘されていますが、断っています。

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戦争の中で両親もディスアス(敵)に殺されているあすか。あすかの思いは「自分の手の届くものだけ守れればそれでいい」というものにシフトしていきます。

しかし、都内でテロリストが暴走します。沙綾子に向けられる銃口。あすかは友人を守るため魔法少女の姿になりテロリストを殲滅します。その様子を見ていたのはー。

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2話

沙綾子はあすかに救われたものの、心に傷を負います。一方で希美の父親は警察庁の「存在しない部署」で、テロリストのキムを尋問していました。

テロリストの一味は、アビゲイル(金髪の少女)の誘導もあり、再び都内で暴れ出します。魔法生物に対抗するべく、マジカルファイブの1人であるくるみが出撃します。

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あすかは過去にくるみを魔法少女に勧誘し、「あすかがくるみを守る」という約束をしていました。3年前よりも能力が増強している敵を相手にくるみは苦戦します。

そこにあすかが登場し、一瞬で魔法生物を倒します。アビゲイルは魔法少女の情報を掴もうとしていました。そして、くるみがあすかの学校に転入してきます。

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以上です。

1話と2話の感想・考察

ここまでは世界観の説明が中心で考察要素も多くはありません。原作がある作品ということもあり、感想が中心の比較的ライトな感じで記事を完走する予定です。

魔法少女の種類と「女王様」

1話を見た時点では勘違いをしていましたが、魔法少女として存在しているのは3年前の戦争で生き残った5人(マジカルファイブ)だけではないようです。

1話の中では「精霊界」の支援を受けることで、魔法少女が誕生したと語られています。あくまでもその中で世界を救った5人を特にマジカルファイブと呼ぶ、というだけだったんですね。

アビゲイルが女王様と言っている女性が「私たちは悪い魔法少女」と語っていたことから、”女王様”とアビゲイルも同様に魔法少女であることが分かります。

 

公式サイトを見る限り、日本にいるマジカルファイブはあすかとくるみだけであり、残りのメンバーは各国に散らばっているとのことです。

そりゃあこんだけ強い能力を持っていれば、どの国も自国の戦力として重宝したがるよなぁ…。

作中でもありましたが、卓越した力を持つ魔法少女の”その後”にスポットを当てているというのがとても面白いです。

 

現時点で魔法少女について引っかかっている点は以下の2つです。

〇現在も「精霊界」と繋がることで魔法少女は増え続けているのではないか
〇各国に魔法少女がいることで、かつての仲間との戦闘もあるのではないか

 

魔法少女が増え続ける=イレギュラーな存在が生まれる可能性がある、ということで魔法少女があすかたちの前に立ちはだかる展開もありそうです。

同朋と闘うことになるっていうのはかなりの鬱展開ではないでしょうか。

 

そもそも、「女王様」がマジカルファイブの1人である可能性もあります。特に、中国?のラウ・ペイペイは戦争後消息不明になっていることで…。

うーん、嫌な予感。

僕はEDの仲睦まじい5人の姿を信じたいと思います()

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強くなる敵と今後への期待

あすかが強すぎていわゆる「主人公TUEEEEEEE」アニメになるかと思いましたが、2話を見る限りその心配はしなくてもよさそうです。

魔法生物が3年前と比べて強くなっているという描写があったため、戦闘も一筋縄ではいかないでしょう。

 

「ハロウィン級」という言葉が出てきていましたが、魔法生物にもランクみたいなものが決められているのでしょうか。となると、今後更に強い相手が…!

加えて、上でも書いたように魔法少女同士の衝突も見られるのではないかと思っています。えぐいけど避けては通れない道。

 

くるみも後衛・回復役としてはかなり優秀な部類だと思われるので、ぜひあすか・くるみ(とその他の魔法少女)が各々の得意分野を発揮してディスアスを倒していく姿を見たいですね!

国と警察の思惑

数多くあった陰惨な描写。冒頭に書いた「あすかさんへ」もかなりのモノ(それ何てゴミ箱?…うっ頭が)でしたが、警察庁の牧野が行っていた拷問も衝撃的でした。

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すべての情報を引き抜きだしてから、命を奪うって怖すぎるんよ…。

そして、あすかがテロリストの足を斬った際のセリフや飯塚とのやり取りから、「裏社会」に生きている人々は警察庁の拷問を知っているということになりそうです。

 

マジカルファイブの2人は、それぞれアメリカとロシアにいるとのことです(公式HPより)。それぞれの国の思惑もあるでしょうし、日本国内でも裏では様々なことが起こっていそうな描写が見られます。

加えて、精霊界が今も動き魔法少女の数が増え続けているのだとすれば。

国内外の思惑が絡み合ってより強い魔法少女を奪い合うことになり、いや応なく魔法少女たちは戦闘や権力争いに巻き込まれることになっていくでしょう。

2話まで見てようやくイントロダクションの内容が少し理解できた気がします。

感想:「ハード」と「ソフト」の切り替えがお見事!

もちろん陰惨な描写や絶望感もこのアニメの見どころだと思いますが、いわゆる日常パートとの落差を描くのが上手な作品だなぁという感想です。

希美や沙綾子とのやり取りではポップなBGMも流れていますし、少しづつあすかが2人と仲良くなる過程も描かれています。

希美だけ運動部ということで、弁当箱がめっちゃ大きいのは笑いましたw

 

「ハード(戦闘)」な部分と「ソフト(日常)」が上手く分けられていることで、よりいっそう「ハード」が魅力的になっています

序盤だからできていることかもしれませんが、最後までこの描き分けがなされるとより楽しく視聴できると思いますので、期待している部分です。

アニメ「魔法少女特殊戦あすか」2話までの感想まとめと3話に向けて

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というわけで、魔法少女特殊戦線あすか1話・2話の感想と考察でした。

当初は金曜の夜中(前クールで言うところの「やが君」「色づく」のタイミング)で更新しようと思っていましたが、基本的には土曜の昼間に更新するようにしたいと思います。よろしくお願いします!

 

第3話のタイトルは「もっとひどい戦争」です。タイトルが一番きな臭いよ!!それでは、この辺で。

 

【追記:3話の感想・考察記事はこちらからどうぞ!】

www.anime-kousatsu.com