魔法少女特殊戦あすか 9話 感想&考察！託した思いと危険なマジックアイテム
第９話「危険な蓋」
ー泣いたあすかもかわいかった…（タマラ）
またやべーやつが出てきたよ…。タビラ将軍だけじゃなくて、タマラお前もか！くるみさんは今日も平常運転で安心しました。
というわけで、魔法少女特殊戦あすか 第９話「地獄の蓋」の感想と考察になります。９話までのネタバレを含むので、未視聴の方はご注意を！
（注意：管理人は原作未読です。ご了承を）
特殊戦あすか ９話のあらすじ・ネタバレ
精霊界からタビラ将軍が来るということで、沖縄に戦力が集中します。マジカルファイブであるミア・タマラと再会したあすかの頬には涙が流れます。
一方、海辺ではギース・ちさとに希美たちが出会います。魔法少女たちはそれぞれ思い思いの夜を過ごし、翌日タビラ将軍と再会します。
一同は将軍の熱烈？な歓迎を受け、強力なマジックアイテムが入った箱を渡されます。ギースたちは遠隔射撃で、那覇の自衛隊基地を襲撃します。
「人類の最重要地点」を守るべく、あすかたちにも命が下ります。更に、那覇市内にハロウィン級の冥獣が現れ、住民や観光客を襲います。
あすかは自分が市内に赴くことを提案しますが、「陽動部隊相手にあすかは出せない」と反対されます。そこで、ミアが単騎でハロウィン級を相手にすると告げます。
そして、基地への円陣防御の補佐をタマラが、近接戦闘はあすか・くるみが担当することに。将軍を精霊界に戻そうとする一同。しかし、魔術爆弾によってブリッジが失われ、将軍の逃げ場が無くなります。
ブリッジ復旧まではおよそ48時間。２日間将軍を守ることをあすかは宣言するのでした。そして、見えない部分でギース・ちさとも動き出します。
以上です。
９話の感想と考察
ミア×くるみという素晴らしき可能性を思いついてしまった。
くるみ「でも、私にはあすかさんが…」
ミア「いいだろ、くるみ…？」
こうして、魔法少女の夜は更けるんだっちゅう…。
…はい、私が一番やべーやつでした。いや、でもあすか×タマラだって捨てきれ（ry
あすかにとっての「リベンジ」戦
あすかは、自ら那覇市内に行くことを志願しました。もちろん、市民を守りたいという思いはあるでしょうが、彼女の願いは「みんな」を守ることただ１つです。
今のあすかにとって「みんな」とは、過去に彼女が願っていた”人々を救う”ということよりも、身近な存在、つまり希美や沙綾子・くるみのことです。
この辺りは５話の記事でも述べた通りです。
いかに、あすかにとって希美たちが大事な存在であるかは９話でも描写されています。
あすかに悶絶したり、あすかの水着を見て想いに耽っている方々がいる裏で、あすかは那覇市内の商店街の写真を見て憂いた表情を浮かべています。
どれだけ、あすかが４人で商店街を回りたかったが伝わってくる１シーンです。
しかし、あすかはアビゲイルの拷問の際に希美を救うことができず、沙綾子も１話で危険な目に遭っています。
あすかにとって、この沖縄という地で希美・沙綾子を守ることは”あの日”に成しえなかった「リベンジ戦」なんですね。
しかし、敵の狙いがブリッジなどがある本部である以上、近接戦闘に優れているあすかは那覇に向かうことはできません。
ミアが那覇に行くことを提案した際、あすかは反対しませんでした。
それは、誰よりもミアの強さを知っていて、ミアのことを信頼しているからに他なりません。ここで、Ａパートの中でミア・タマラと再会した際にあすかが流した涙が生きてくるように感じました。
ミアであれば、自分が失敗した”みんなを救うこと”を成し遂げてくれるはずだ、というあすかの声が聞こえてくるようです。
マジックアイテムの正体と沙綾子の表情
９話で登場した気になる要素。それは、タビラ将軍が用意した「魔法少女の力を数倍にはね上げるマジックアイテム」です。
この手の物があることを聞くと、どうしても使用した際の反動について思いを巡らせてしまいますが、恐らく今回の論点はそこでは無くて。
非常に不安な部分が、マジカルファイブ以外のメンバーにもこのアイテムは効くのか？ということです。
ただでさえ強力なアビゲイルやちさとがこれを使用してしまうと、さすがのあすかでも手が出なくなってしまうのでは…？
「すぐに使えるものではない」と将軍は語っていましたが、戦闘中のアクシデントでちさとがこれを使用し、ちさとにも効果があるものだとすれば、かなりの苦戦を強いられることになりそうです。
もっとも、８話の記事で書いたように「約束されたバッドエンド」が待っているはずのちさと&ギース組が覚醒するのは、視聴者としては（少なくとも自分は）嬉しい限りです。
…それで強烈なフラグを残していたミアが死ぬとかは本当にダメですが。
ちさと&ギースといえば、２人の写真を撮った際の沙綾子の表情も引っかかる部分があります。一般人が２人を見た際には「普通」に見えるようですが、沙綾子は意味ありげな表情を浮かべていました。
ギースの真の姿に気が付いたのか、それともちさとから何かを感じ取ったのか。彼女が何か特別な訓練をしているような描写は無かった気がしますが…？
単に沙綾子の中で「何かが引っかかった」というだけかもしれませんが、沙綾子が那覇での決戦で何かに絡んでくる場面はあるのかもしれません。
垣間見える戦争の「リアル」さ
９話でとても良かったのは段階を踏んで、各々が戦場に赴いていたことです。
そのうちの１つが閣議決定がなされてから、実際に配置等を決定し、反撃に向かっていた部分です。この辺りはリアル感（本当に起こればこんなもんじゃないんでしょうけど）があり、自分は好きでした。
円形陣営による防御も、冥獣の足を止めるのには十分に役立ちそうです。
以前もちらっと書いたことがありますが、大規模な戦闘が起こるアニメでありながら人間側が単なるやられ役で終わらないのが見どころの１つだと思います。
それぞれができることをやり、その上でマジカルファイブが闘うという図式が成り立っています。ぜひ、次回もＭ班やアメリカのMORGの活躍が見たいものですね！
アニメ「魔法少女特殊戦あすか」９話感想まとめと10話に向けて
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というわけで、魔法少女特殊戦あすか 第９話の感想と考察でした。
今回から那覇での決戦が始まると思っていましたが、もう１クッションありましたね。
次回は市内でのミア、防御陣営を組むタマラ、そしてちさと・ギースvsあすか・くるみとそれぞれに見どころがありそうで楽しみです。
次回第10話は「それぞれの死闘」です。ペイペイの登場はまだですか…？
それでは、この辺で。
【追記：10話の感想・考察はこちらから！】
