トライナイツ 2話 感想&考察!理久の武器は”記憶力”と”洞察力”?
第2話「フィジカルとタクティクス」
ー宝立がお前を止めてこそ、タクティクスの証明になる!(理久)
タクティクスっていう単語が脳内でリフレインする…。色々と不自然な部分(座席が変わっていたり…)とかはもう気にせず、ストーリーを楽しんでいきましょう。
というわけで、トライナイツ 第2話「フィジカルとタクティクス」の感想・考察になります。2話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!
(注意:管理人は関連コミックス未読です。ご了承を)
トライナイツ 2話のあらすじ・ネタバレ
理久はラグビー部に入部しますが、勝手に突っ走る光と言い争いを続けます。光に1on1を挑む翔谷は、光に一度も勝利したことが無く、彼の影響で部に入っていました。
翔谷は戦術の重要さも理解しつつも、メインはフィジカルであるという考えを持っています。蒼嵐高校はラグビーの「三強」であり、赤麗高校が”王者”たる存在であるようです。
理久は1年の友未が元バレー部であることを知り”お願い”をします。理久の狙いは、友未を光との1on1に参戦させ、タクティクスの強さを光に分からせることでした。
光の行動の「癖」を読んでいた理久&友未は善戦しますが、光からボールを落とさせるには至らず、引き分けとなります。キャプテンの灯利は理久を司令塔に据えることを決め、校内から3年生の誠一郎がラグビー部を見ていたのでした。
以上です。
2話の感想と考察
少しづつ物語の全容が見えてきた第2話。しかし、「何でもする」っていうセリフを出してくる辺り狙ってるなぁ…とも思ったりw
理久のタクティクスはどこまで通用するのか?
今回、理久が光を倒すべく採用したタクティクス(戦術)は、相手の癖を見抜き、行動を読むことで先回りして相手の動きを封じるというものでした。
もちろん、戦術としては立派なものであるのは間違いないと思いますが、実際の試合において今回のタクティクスがどこまで通用するのかは正直疑問です。
2話の最後にあったように、ラグビーは15人で行うスポーツ。
今回のように1人1人の動きを封じる戦法を取るのであれば、15人全員の行動パターンをあらかじめ記録する必要があります。
個人的には、理久が「相手の癖を研究して作戦を練ったこと」よりも理久の「記憶」の部分が、楽しみになったポイントでした。
光の動きを変えたときの肩の動きについては、少ない期間で理久が見抜いたものだと思いますし、それも恐らくAパートで翔谷との1on1の際に発見したものでしょう。
それを即座に覚えた記憶力と、洞察力の方がすごいなと感じます。
となると、ある程度の作戦は試合前に練るけど、実際の動きのパターンは試合中に構築する…みたいな流れになるのでしょうか。
光といがみ合っている今の状況では、試合中に指示を出すのも難しそうですが、その辺りも含めて理久の手腕に注目していきたいところです。
消えた「司令塔」と膝の傷
理久の作戦を見て、キャプテンの灯利は理久を「司令塔」にすることを決めました。恐らく前・司令塔は最後にちらっと登場した灘誠一郎だと思われます。
1話の記事で指摘したように、蒼嵐高校ラグビー部に3年がいないことについて、2話では触れられていました。
そして、誠一郎が膝に怪我をしている回想も流れています。
ストレートに考えると、誠一郎が怪我をし、ラグビーができなくなった→引退という流れになりそうですが、
・マネージャーとして残ることはしなかったのか?
・そもそも3年生は誠一郎しかいなかったのか?
という疑問が残ります。
もし、他の3年生も一斉に引退したのだとすれば、何かしらのトラウマを与えられる事情があったのか、もしくは1話で触れたように誠一郎が怪我をした後不祥事(自棄になって暴れた、とか)が起こったのか、など一筋縄ではいかない事情がありそうです。
この辺りは2年生の口から語られることになりそうです。注目したいポイントの1つですね。
「未経験者からの視点」がはまることに期待!
2話で面白かったのが、理久・光が互いに互いのフィジカル・タクティクスの良さを実感したわけではなく、第三者目線でそれぞれの凄さが語られた部分です。
特にラグビーに関しては「初心者」といえる友未、翔谷の目線で強靭なフィジカルを持つ光ですらも、タクティクスで対抗できるという事実が映し出されました。
これは第三者から2人を映し出すことで視聴者目線と重ねている演出ですし、何より理久・光の優劣を付けなかったことでラグビーには「身体・戦術の両方が大切」であることを実感させた場面だったと思います。
今後もこういった形で身体、戦術の両方面を映し出してくれることに期待です!
アニメ「トライナイツ」2話感想まとめと3話に向けて
というわけで、トライナイツ 第2話の感想・考察でした。
何とか作画が最後まで持つことを祈るばかりです…。ストーリーとしても悪くはないものの、次回辺りで大きな動きが見られると嬉しいところです。
次回第3話は「過去と未来」です。それでは、この辺で。
【追記:3話の感想・考察はこちらから!】