あかねさす少女 1話 感想&考察！背景の鍵はウォークマン？２人の明日架の謎に迫る！

第１話「４時44分の儀式」

ーあの子は…こことは違う世界のもう１人の私。（明日架）

ここ最近の中でも期待度MAXのクールがはじまりました。トップバッターはオリアニのあかねさす少女です。とにかく謎を何個も残していった１話になりました。

というわけで、あかねさす少女第１話「４時44分の儀式」の感想と考察を書いていきます。１話のネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を！

あかねさす少女 １話のあらすじ・ネタバレ

「鉱石ラヂオ研究会」は異世界を開くための「儀式」を行い、失敗する日々を過ごしていました。とある日の帰り道、メンバーの１人であるクロエは石を拾います。

石をラジオに組み込むと、普段は聞こえない音が聞こえるようになりました。音が聞こえた周波数に合わせ、再度異世界を開く儀式を行うことにします。

　

一同の詠唱の後、５人は異世界へ入り込みます。謎の黄色い雪うさぎに囲まれ、最初はかわいがりますが、突如雪うさぎは姿を変え５人を襲ってきます。

絶体絶命の一同でしたが、そこに少女が登場し変貌した雪うさぎを倒します。その少女の顔は明日架と同じものでした。

　

明日架と同じ表情をした少女はメンバーを元いた世界に返しますが、彼女は倒れてしまい、明日架の家で面倒を見ることになります。

明日架と同じ顔の少女も自分の名前を明日架と名乗ります。彼女は家の中で他界したと思われる兄弟の部屋に入るなど不審な行動をいくつか見せます。

　

翌日、明日架が目覚めると”彼女”は消えていました。謎の世界の正体も明かさないまま。そして、彼女の大切にしていたペンダントを置き忘れたままー。

以上です。

１話の感想と考察

とにかく謎が多すぎて背景も掴みにくい作品です。各キャラの発言で引っかかった部分を中心に考察していきます。

世界観は並行世界の２人の少女の物語

確定はしていないものの、現世界の明日架と異世界の明日架の２人が登場する作品です。現時点で推察できることをいくつか列挙してみます。

また、明日架が２人登場してひじょーーーに分かりにくいので、現世界の明日架を現・明日架、並行世界の明日架を異・明日架と表記します。

①現・明日架は異・明日架を知らないが、異・明日架は現世界を知っている

現・明日架については、もう１人の自分について知っている節は見られませんでした。（今後「思い出す」可能性はありますね）

一方、異・明日架は現世界のことを知っている様子です。

例えば、土宮家の料理には何にでも味噌汁が付くという話。これを聞いて、異・明日架は「だろうな」と返答しています。

他にも、異世界から戻ってきた際に「優…」と呟いています。これは登場キャラクターの灯中優のことだと思われます。

特に個人名で優の名前を挙げたということは、明日架と優の間で何かがあったということでしょうか。ひょっとすると、異世界の優は命を落としているのかもしれません。

②明日架の兄弟？である今日平は他界している

ここも確定事項として捉えていいでしょう。現・明日架も「影善」と言っていたように、土宮家で過去に不幸があったのは間違いなさそうですし、今日平という名のノートが残っています。

③世界は２つではなく、複数存在する？

やや推測が入りますが、複数世界が存在するのも間違いなさそうです。異・明日架が弟の写真が入ったペンダントを見ながら「ここもやっぱり…」と語っています。

以上のことから異・明日架の目的は兄弟を救い出すことであり、複数の世界を行き来し、「弟が存在する世界」を手繰り寄せようとしていると考えられます。

周波数によっていろいろな世界に行けるのかな…？黄色い雪うさぎがいた世界は「黄昏の世界」と呼ばれていました。他の世界にも期待が膨らみます。

複数世界があるなら、メンバー５人分の世界が用意されていてもおかしくないですね。最後に５つの世界の全てが繋がる、なんともワクワクする展開です！

並行世界と時間

もう１つ押さえておきたい大事な事項があります。それは、ラジ研メンバーが異世界から戻ってきた際に、時刻が全く進んでいなかったということです。

これはクロエの時計ですが、分どころか秒も進んでいないことが分かります。つまり、異世界に居る際には現世界の時間は進まない、もしくは異世界では時間という概念が存在しないということです。

パラレルワールドと時間という概念は切っても切り離せないもの。これは今後に向けて大きな手掛かりになるのではないでしょうか。

２つのウォークマンから時代を考察！異世界の明日架は10年前の彼女？

明日架が持っていたのはカセット型のウォークマンです。２つのウォークマンはちょっとずつデザインが異なっています。そこで、２つのウォークマンが製造された時代を調べてみました。

　

異・明日架が持っている赤い方は調べるとすぐに年代が分かりました。似たようなデザインのものが80年代半ばに製造されています。

一方、現・明日架の持っているウォークマンは探すのにてこずりました…。97年に似たデザインのものが発売されているようです。

つまり、新旧ウォークマンで年代の差が10年ぐらいあることになります。加えて、異・明日架が夢で見た過去の自分と母親の姿。ちょうど10年ぐらい前の明日架に見えませんか？

極めつけは、異世界では進まない時間。異・明日架は約10年異世界にいたために、現・明日架と10年違いのウォークマンを持っているのではないでしょうか。

つまり、

異・明日架は10年もの間今日平を救うために様々な異世界を旅していたのでは？

と考察できそうです。

もっとも、現・明日架が持っているのはウォークマンでない可能性もありますし、そもそも異・明日架の持っているウォークマンは30年も前の物だとするとやたらハイテクな感が否めません(笑)

的外れな可能性もありますし、「ただ持っている機械の年代が違うだけだろ！」と言われればそれまでですが、考察の１つとしては成立するのではないでしょうか。

今後の展開予測と期待したいこと

１話では全く方向性が読めません(笑)

今日平を救い出す方向にシフトするのか、それとも黄色い雪うさぎと戦ったように戦闘シーンが増えていくのか…。３話ぐらいまで進まないとなんとも言えないですね。

１話のラストでは謎の少女（髪が長かったから優か奈々？）も登場しましたし、目が離せない展開が続きそうです。

戦闘シーン中心になると、多少キツイ展開も覚悟する必要がありそうです。

唯一にして最大の不安点が「このアニメはソシャゲと同時進行で進むらしい」ということです。アニメはアニメとして楽しみたい自分としては、ソシャゲを絡められると見る気が激減してしまいます。

アニメ終了後の別エピソードとしてのゲームなら全然いいんですけどね。

無理やりゲームを絡めたり、ゲームをプレイしなければアニメの進行が読めなくなることがあればアニメの視聴はやめようと考えています。さすがにないと思うけど！

アニメ「あかねさす少女」１話の感想まとめと２話に向けて

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というわけで期待のアニメの第１話感想記事でした！正直分かっていない情報が多すぎてまずは様子見といったところです。

ブログ内ではなるべく視聴者さんに分かりやすく解説できるよう努めていきますので、ぜひあかねさす少女のお供に当ブログもよろしくどうぞ！

それではよろしくお願いします。この辺で。

※次週の更新は火曜日か水曜日になると思われます。ご了承を。

【追記：２話の感想・考察をアップしました！】

www.anime-kousatsu.com