あかねさす少女 5話 感想&考察!ユウ=未来人説とアスカの戦闘力について
第5話「ヒーローの条件」
ー一緒にいくとこまでいっちゃお…?(ユウ)
シリアスな雰囲気でのガバガバ判事と「わんこそば」発言はひどいww
ユウとアスカは接触しましたが…少なくともアスカはユウを知らないようです。
というわけで、あかねさす少女 第5話「ヒーローの条件」の感想と考察になります。5話までのネタバレが含まれていますので、未視聴の方はご注意を!
※当ブログでは元の世界の人物を漢字表記、フラグメントを移動する人物をカナで表記します。
※また、みあの世界に登場した各キャラは名前の前にαと付けることとします。
→つまり、奈々たちを捕えた明日架は「α明日架」、シリアスカは「アスカ」、元の世界の明日架は「明日架」となります。
あかねさす少女 5話のあらすじ・ネタバレ
1324.5の周波数の世界でみあは保安官として活躍します。α奈々・クロエは本当に多くの子供を養うために銀行強盗をしていました。ユウに乗せられ明日架達も参戦します。
迫間との会話の中で、みあは正義のヒーローになりたいという幼いころの夢を思い出します。そして、みあに「ヒーローにならない?」と聞いたのは、高校入学時の明日架でした。
α奈々・クロエ、明日架、優は強盗に成功しますが、アスカの妨害により逃げ場を失います。そこにみあが居合わせ、事実をねつ造した迫間がみあ以外の全員を捕えます。
迫間の証言により一同は犯罪者として裁判にかけられます。更に、判事の発言で全員を2チームに分けた決闘が行われることが決まります。
裏ではアスカが一同を救い、クラッターを倒すために行動していました。みあは奈々の忘れ物であるウォークマンを偶然手に入れ、決闘場へ急ぎます。
万事休すになる直前、アスカが録音した判事と迫間の会話を決闘場に流します。これにより、市民からの評価が落ちた判事はクラッターとしての本性を現します。
アスカは戦闘モードになりますが、迫間もまたクラッターでした。1vs2で押されるアスカを目にし、イコライザー化したみあも戦闘に加わります。
何やかんやでみあ・アスカは2体のクラッターを撃墜します。α奈々・αクロエもこの世界では罪にならないようです。そして、アスカは周波数を教えている人物がユウであることを突き止めました。
以上です。
5話の感想・考察
たとえ子供を救うためとはいえ銀行強盗をしていいものなのか?
殺人決闘を楽しそうに見ていた市民が突然判事と保安官の録音テープを聞いて、やいやい言い出すのはどうなのか?
「正義」を軸に据えたフラグメントなだけあって、色々思うところがあった人も多かったのではないでしょうか。というわけで、今回は感想から。
感想:「正しいこと」と「間違っていること」
上でも少し書きましたが、色々な人の「正義」が垣間見れて面白い回でした。
強盗をしたα奈々とαクロエ、クラッターではあるものの”上に取りつくため”に行動をした迫間、最後に一歩を踏み出したみあ。
その中でも、みあは迫間に「あなたの強さは偽物だった」と告げ、決して”自分の行動が正義”と語っていないのが好印象です。
もちろん、「見せ物」として少女たちに殺し合いの決闘をさせようとした判事や迫間は罰せられてしかるべき存在です。
ただ、銀行強盗の裏の真の狙いがあったα奈々たち同様、彼らが”決闘”という制度を始めたことにも理由があるのかもしれません。
どんな人でも何かを思い、行動します。誰しもみあのようにまっすぐ、強く行動できるわけではないからこそみあの行動に強く惹かれました。
…とここまで書いてきて思ったのですが、迫間たちはクラッターになる前(元の人間だったころ)はどのような行動を取っていたのでしょうか。クラッター同様、めちゃくちゃな裁判を行っていたのか、それとも…?
そもそも「判事」や「保安官」のような存在は実在したのかも謎です。クラッターは人間に憑りついて生まれる者なのか、実体がない「敵」と設定された存在なのか。
クラッターの正体もまた、この作品を考察する上での重要な要素になりそうです。
ユウの目的の再考:すべてはアスカのために?
前回も考察しましたが、ユウ(通称:エロ優)についてもう少し考察してみます。
今回分かったことは、少なくともアスカはユウのことを知らないということです。一方でアスカを見る目線的にユウはアスカのことを知っている可能性が高いです。
5話をよく見直してみると、銀行強盗→裁判→みあ覚醒のくだりは、ユウの扇動が無ければ起こりうることはありませんでした。
ユウという存在が、フラグメントの中でまた「違う世界」を作り、分岐させているようにも思えます。
加えて、3話も5話もクラッターとアスカが戦っていますが、共にアスカは戦闘力で劣り、押されています。奈々やみあが覚醒しなければ負けていた可能性もあります。
ここで、自分の1話の考察記事に書いたことを振り返ってみます。ウォークマンの型式の違いから、アスカは明日架の10年前の存在なのではないか…?と書きました。
明日架とアスカに時間軸の隔たりがあるのだとすれば、ユウとも生きている時間が異なる可能性も十分あります。
例えば、
ユウは未来の存在であり、過去にあった「何か」を変えるべく明日架やアスカを誘導している…考えすぎでしょうか?
他にも、アスカの世界が黄昏となってしまった際にアスカが皆の記憶を失ってしまった可能性もありますが、1話で彼女は「優…」と呟いているんですよね。
このことから、アスカが優のことを忘れている可能性は低そうです。
いずれにしても、ユウはアスカのために行動している可能性が高そうです。だって、ラブラブアスカだもの、そうに違いない。
明日架のフラグメントで5人のイコライザー化が見られるか
今回少しだけ残念だったのが奈々の戦闘シーンが無かったことです。この分だとしばらく奈々やみあのイコライザー化した姿が見られなさそうです…。
恐らく次回と次々回はクロエ回だと思われるので、少なくとも8話までは物語も大きくは動かないでしょう。
きっと順にイコライザー化していって、明日架フラグメントのタイミングで全員が変身して明日架(アスカ)を救うのかな、と。
今のところ奈々は近接戦闘要員、奈々は銃による援護射撃要員になりそうです。クロエか優が防御要因になってくれれば本当に5人で力を合わせた戦闘が見られそうです。
問題は明日架のフラグメントがどこになるのかということ。
もしアスカの世界に再度行くのであれば…。その際にアスカと明日架が同化するはずなので、とんでもない強さを誇る存在になるのかも?
アスカの戦闘力が弱く見えるのは
アスカは明日架と合わさることで真の強さを発揮する
という設定が隠されているのかもしれないですね。
アニメ「あかねさす少女」5話感想まとめと6話に向けて
というわけで、あかねさす少女5話の感想・考察でした。ギャグ的にも、展開的にも面白さを増してきました。…戦闘シーンだけは(;゚Д゚)って感じですがww
ユウのアスカへの接触もあり、次回も目が離せません。おそらく次回はクロエ回のスタートでしょう!それでは、この辺で。
【追記:6話の感想と考察記事を書きました!】