あかねさす少女 4話 感想&考察!案内者ユウの謎と目的
第4話「荒野の五人、もしくは十一人」
ーラブラブアスカこと、ユウちゃんでーす!(ユウ)
それぞれがフラグメントの自分自身と出会うシーンはカオス感満載で笑いましたw
今回はみあ回。目標はシンプルに「強くなること」のようです。
というわけで、あかねさす少女 第4話「荒野の五人、もしくは十一人」の感想と考察を書いていきます。4話までのネタバレがありますので、未視聴の方はご注意を!
※当ブログでは元の世界の人物を漢字表記、フラグメントを移動する人物をカナで表記します。
※また、みあの世界に登場した各キャラは名前の前にαと付けることとします。
→つまり、今回登場したガンマン明日架は「α明日架」、シリアスカは「アスカ」、元の世界の明日架は「明日架」となります。
あかねさす少女 4話のあらすじ・ネタバレ
みあの密かな願いは”正義の味方”になることでした。しかし、現世界でそれが叶うわけもなく…。一方、明日架はこっそり味噌を取りにきたアスカと再会します。
ラジオから聞こえてくる「いざ西へゴー」という言葉。これを数字に変換した1324.5が今回の周波数でした。明日架が楔になろうとしますが、アクシデントでみあが楔になってしまいます。
みあが楔のフラグメントは西部劇のような舞台でした。α優は酒屋のマスター、α明日架は賞金稼ぎのガンマンで、α奈々・クロエは銀行強盗犯でα明日架に狙われます。
そして、みあは保安官という警察的な役割を担う組織の助手でした。α明日架は奈々とクロエを銀行強盗犯と勘違いし、捕えてしまいます。
明日架と優はこの世界のすべてが決闘で決まることを知ります。一方、みあが上司である迫間と共に裁判の様子を見ます。裁判の結果すらも銃1つで決まる社会です。
民事裁判は銃で決まるものの、刑事裁判は元の世界同様保安官が取り締まるようです。迫間はみあに「本当の意味の正義を行えるのは保安官だけだ」と語ります。
α明日架は15歳で家族と生き別れたために賞金稼ぎをしているとのことでした。
α奈々・クロエは銀行強盗は孤児を救うために行ったことと主張し、明日架・優にも協力を依頼します。断る2人ですが、そこにユウがやってきて…?
みあはみあで、この世界での仕事である保安官を全うしようと決めるのでした。
以上です。
4話の感想と考察
どうやったらこんな世界に分岐するの…と優が語っていましたが、そんなことを考えてはいけないのでしょう。それにしてもアスカに続き、ユウも登場しますます大変なことになってきました。
招待者=ユウの目的とは
2話で奈々に周波数を教えた占いのお姉さん。よく見直してみると優と同じ目の色で、髪の流れ方も優そのものでした。
そして、今回ラブラブアスカの名前でラジオに投稿し、みあのフラグメントに全員を誘ったのも同一人物です。この優はアスカ同様、様々なフラグメントを移動していると思われるのでユウと表記します。
明日架とアスカ同様、優とユウも全く性格が違うようですね。
で、このユウの目的が現在のところ全く読めません。きっと何らかの理由で、5人を様々なフラグメントへ誘う必要があるのだとは思うのですが…。
一番最初に思いついたのは5人全員をイコライザーに成長させ、戦闘能力を高めるという目的です。
アスカだけでは倒せない黄昏の王をアスカ、ユウ、現世界の5人で倒してしまおうというわけですね。単純ですが、筋は通っています。
もう1つ考えられそうなのは、ユウはアスカとは全く別行動をしていて、明日架の友情を深めるために行動している…という説。これについては1つ下の見出しで考察しています。
現在のところではユウが様々なフラグメントの周波数を一同にヒントとして教えている理由はこれぐらいしか思いつきません。
ただ、闘う者がアスカであり、案内人がユウという住み分け自体は間違いないかと。
…それにしてもユウのラジオネームがラブラブアスカとは。何か顔を赤らめながら「ラブラブアスカことユウちゃんです」と言っていましたが…。
もしかしてユウはアスカラブなのでしょうか(語彙力)。
来るか、キマシ展開!!(うるさい
今回も明日架とみあの仲は深まるか
上で書いたもう1つ考えられる目的。明日架(アスカ)と残り4人の仲を深めようとしているのでは…とも取ることができます。
3話の最後では奈々と明日架の仲がフラグメントで深まり、実際の世界でもより仲良しになって幕を閉じました。
ひょっとすると5話のラストでもみあと明日架の仲が深まるイベントが用意されているのかもしれません。
なぜそんなことをするのか…と言われると難しいですが
・4人の力が明日架(アスカ)の力を強くする(仲良しパワー的な)
・友人が全員亡くなってしまったアスカを思ってのこと
ぐらいでしょうか。個人的には第2案を推したいですが、それだと明日架と4人の仲を深めさせる必要は無いですよね…。
あくまで「アスカと」他の人たちを仲良くさせないと意味がありません。
ただ、1話を見るとアスカは「優…」と呟いているシーンがあります。このことからアスカはユウとどこかで離れ離れになってしまった可能性は高そうです。
とりあえず5話で明日架・みあの仲が深まる展開があるのかどうかを見てからもう少し考察を深めていきます。
みあの世界についての簡単な考察
今回の舞台になっているみあのフラグメントについて簡単に考察しておきます。
クラッター候補No.1は判事でしょう。前回はトモヤという奈々の憧れの存在がクラッターであったことから、迫間という可能性も捨てきれません。
そして、この世界でも今日平はいない様子でした。奈々たちが推測したように決闘でやられたのか、それとも…。
奈々のフラグメントでは語られていませんでしたが、どの世界の明日架も今日平は行方不明であるという共通点があってもおかしくありません。
実際のところ、α奈々・クロエが本当に孤児を救うために銀行強盗をしたのかはまだ分かりません。
ただ、誰かを救うために誰かに被害を及ぼすことの是非は「正義の味方」というフレーズが登場する作品には付き物です。
次回、「正義の味方になりたい」みあがどのような判断をくだすのか楽しみです。
感想:スローの展開が続く?もう1,2個謎を増やしてほしい!
前回危惧した「シリアスカウォークマンが無いと戦えないのか?」という疑問点はすぐに晴れました。イコライザーに達した者にはアスカから支給されるみたいです。
思ったのは面白いけど少しスローペースかな、ということ。謎も小出しになっていて飽きさせない構成ですが、ここらで1つか2つ急展開を用意してくれても良いかなーとは思います。
それでも、酒場で各々がもう1人の自分と出会うシーンは面白かったですし、ともよさんの演技も流石でした。いいところは崩さず、更にスパイスの効いた展開に期待です。
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というわけで、あかねさす少女4話の感想・考察でした。
大方の予想通り、別の少女のフラグメントがスタート。
みあ編は次回で終わるのでしょうか。このままいけばクロエ編が終わるであろう7話までは比較的ゆったりした展開が続きそうです。
優編になってからが本番!でしょうか。それでは、この辺で。
【追記:5話の感想・考察を書きました!】