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あかねさす少女 3話 感想&考察!用語・世界観の徹底解説と展開予測

第3話「ウェディング・ベルが鳴る前に」

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ーこっちの世界での新しいパパが取ってくれてた!(奈々

 

…なんかすごい()ものを見てしまった気がする。カタカナ語も多いし、何より展開がすごい。ここまで来たら最終話まで考察しないといけないでしょう。

というわけで、あかねさす少女第3話「ウェディング・ベルが鳴る前に」の感想と考察を書いていきます。3話までのネタバレがありますので、未視聴の方はご注意を!

※当ブログではEDクレジットに合わせ、現世界の明日架を「明日架」、異世界の明日架を「アスカ」と表記しています。

あかねさす少女 3話のあらすじ・ネタバレ

トモヤと結婚を望む奈々は696.9の世界に残ろうとします。しかし、奈々はトモヤの苗字が「千横場」であり、奈々の名前と繋げると”チョコバナナ”になることを知り、逃げ出します。

そこに結婚執行局が出動し、奈々を無理やり連行します。トモヤは結婚を成就させるために、一日早い結婚式を強行します。

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アスカは一同にフラグメントが滅び続けていることを告げます。その綻びから生まれるものが黄うさぎ(ノイジー)であり、クラッターという存在が力を持つことでその世界は滅びるとのことです。

また、アスカの世界は大規模な浸食により、滅びに瀕しています。その世界を救うために「黄昏の王」を倒すことが彼女の目的でした。そして、一同は奈々の結婚式場へ乗り込みます。

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式直前、奈々は継父から実父の遺した鉱石ラジオを貰います。奈々は実父の「流されず強い意志を持ってほしい」と言う言葉を思い出します。

その言葉通り、奈々は式場でトモヤとの結婚に同意しません。明日架たちが奈々を救いに来ますが、この世界のクラッターがトモヤであることが判明します。

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アスカとクラッターの決闘が始まりますが、アスカは致命的な一撃を喰らってしまいます。奈々は自らに宿ったカセットを装着し、トモヤに勝利します。

トモヤは「王」の情報を語らぬまま消滅し、鉱石となりました。元の世界に戻った奈々は継父からラジオを受け取り、正式にラヂ研に入部することにしました。

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以上です。

3話の感想・考察

\(゜ロ\) (/ロ゜)/という顔になりながら視聴された方も多いのではないでしょうか。しかし、話はいい感じに進展しています。

ひとまず3話の(自分なりの)解説からスタートです。

3話の解説:ノイジーとクラッター、黄昏の王

アスカのセリフの中に出てきた用語を噛み砕いてまとめます。

ノイジー:その世界の空間の綻びから生まれる黄色い雪うさぎ。

→2話のラストでは空間に亀裂が入っていました。この亀裂=綻びと捉えて差し支え無さそうです。

 

クラッター:その世界を侵食する者。

→トモヤの例を見る限り、ノイジーの集合体であり意志を持つ存在になるようです。

 

黄昏の王:様々なフラグメントを侵食しようとしている存在。膨大な力を持ち、自らの力の一部をクラッターに受け渡している。

 

〇「違う世界(フラグメント)」は絶えず誕生し、同時に滅び続けてもいる。

〇アスカの世界は侵食が進み、滅びに瀕している。

 

残念ながら世界に綻びが生じる理由や、ノイジーの正体については明かされませんでした。

最初に明日架たちがたどり着いたフラグメントは滅びかけているアスカの世界なのでしょうか…?(たくさんノイジーがいたため)

あくまで1話の世界は戦闘ステージで、実際はすべてのノイジーを倒し尽くせば元の世界が戻ってくるのかな、と思います。

 

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もう1つ気になるのは、クラッタートモヤが消えた後に残された鉱石です。アスカはそれを拾っていました。ソシャゲと連動していることもあり、鉱石を集め、鉱石ラジオで音を拾うとまた違う世界に行ける設定があるのかな…と思っています。

「幼さ」を乗り越え、「理想」に近づくと…?

もう1つ解説・考察しておきたいのは最後のアスカのセリフです。

アスカ「まさかお前がイコライズの地平に達するとはな。自我の未成熟な部分を克服し、完全なるイデアに近づくことで人は異物を排除できる。イコライザーとなる資格を得る」

 

イデアは理想という意味です。イコライザーについては、同タイトルの映画があるように”悪を成敗する者”のような意味合いで捉えればOKだと思います。

 

つまり、アスカの発言を思いっきり噛み砕くと

「自分の幼さを克服し、理想に近づくことで自分のような戦闘力を手に入れられる」

といったところですね。

今回の奈々でいうと、意固地になって継父を認められなかったり、実父が遺した大切な言葉を忘れていたことが”未成熟な部分”と言えそうです。

 

奈々が今回の一件で得たものは”素直さ”です。これにより、継父のことも認められるようになり、明日架達との仲も深めることができました。これが”イデアに近づく”ことです。

その境地に達したからこそ、アスカのようにノイジーやクラッターと闘えるようになったわけですね。となると、現状でノイジーに対抗できるのはアスカを除いては奈々だけ、ということになります。

 

1人当たり2話をかけて少しづつ自分と向き合い、成長していく物語になりそうですね。

行方不明の弟と楔の人間の関連性

楔となる人間が帰らなかった場合、元の世界で行方不明になるという説明がアスカによってなされました。

それって間違いなく今日平のことなのでは…?

 

気になるのは楔以外の人間が先に元の世界に戻った場合、楔の人間単体で元の世界に戻れるのか、ということです。

今日平がフラグメントにおり、戻れるのに帰ってこないのだとすれば戻り方が分からないか、戻りたくないからフラグメントに居座っていることになります。

 

それでいて絶対的な力を持った黄昏の王の存在です。今日平くんが王様になっていたらアスカはどうするのでしょう。

逆に、他のメンバーが戻ってしまうと楔の人間は帰られなくなる(=フラグメントで同化してそのままの状態?)のであれば、今日平は戻ることができずさまよい続けていることになりそうです。

 

最も、黄昏の王候補は他にもいます。OPに出てくるこの女の子も怪しいですね…。

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今後の展開予測と感想

というわけで、5人の少女が順番に自らに向き合い成長していくストーリーとなりそうです。

その中で、それぞれの少女が自分の大切なことを学んだ世界を、自らの得た力をもって黄昏から守っていくー。うん、コンセプトが見えてきました。

一方で疑問なのはシリアスカウォークマンが無いと力を発揮できないのか?という点です。別のプレーヤーで代用できるのであれば戦闘力も大幅に上がりそうです。

 

感想としては…。とにかく驚かされたお話でした。よくも悪くも想像の斜め上を突っ走っています。賛否両論あると思いますが、個人的には腕まくりして考察をしたい気分にさせられた3話でした(笑)

同じような展開を何周もすると飽きが出てきそうなので、その辺をうまく見せてくれるかにかかっている気がします。

アニメ「あかねさす少女」3話感想まとめと4話に向けて

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というわけであかねさす少女3話の感想・考察記事でした。

戦闘シーンは迫力があり、不安だった作画も持ち直してきた感があります。まだまだ尻上りで面白くなってくると思うので期待です。

4話は誰の物語が見られるのでしょうか。それでは、この辺で。

 

【追記:4話の感想を更新しました!】

www.anime-kousatsu.com