八月のシンデレラナイン(ハチナイ) 3話 感想&考察!翼・龍の過去と新メンバーの整理
第3話「気持ちよく汗をかこう」
ーそれとも…あの試合もあなたにとっては「お遊び」だったのかしら?(龍)
ポンポン仲間が集まっていき、翼と何らかの因縁がありそうな少女が出てきました。集まる人のタイプも様々で、練習・試合と本当に楽しみです!
というわけで、八月のシンデレラナイン(ハチナイ)第3話「気持ちよく汗をかこう」の感想・考察になります。3話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!
(注意:管理人は原作未プレイです。ご了承を)
ハチナイ 3話のあらすじ・ネタバレ
人数が集まったことで、部室が手に入ります。練習中に野球部を応援する岩城良美と、彼女の友人である阿佐田あおいと知り合い、仲間に勧誘します。
特に、あおいは”勝負師”でした。練習後、いつもの中華料理屋でご飯を食べているところ、自称・新聞部の中野綾香と遭遇します。綾香は女子野球部に着目していました。
部員勧誘にも役立つだろう、ということで綾香の密着取材を受けることになります。その足で一同はバッティングセンターに向かいます。
打てたり、打てなかったり。それぞれが初のバッティングセンターを楽しむ中、綾香もバッティングを楽しみ「気持ちがいい」と翼に伝えます。そんな中、1人の少女が練習を始めます。
強い打球を飛ばす姿を見て、翼も打ち始めます。彼女の名前は東雲龍。龍は翼に「野球ごっこを始めるなんて」と告げます。2人はリトルシニアの準決勝に、敵チームとして出場していました。
龍はクラブチームに入りプロになることを目標にしています。当時は翼のチームが4-0というスコアから勝利をもぎとったようですが…?
以上です。
3話の感想と考察
2話までは仲間集めに時間が取られ過ぎじゃない?という思いもありましたが、このテンポでいけば前半には仲間の勧誘が終了しそうですね。
集まった仲間を整理する
一気に仲間が増えたので、今回増えた仲間を整理しておきましょう。
①岩城良美
・里ヶ浜高校の応援団長。2年(翼の1つ上)
・盛り上げ上手で、チームのムードメーカーとして活躍してくれそう。
翼以外は静かな感じのチームメイトが多かった野球部ですが、いい意味でテンションが高いのが良美です。ムードメーカー的な役割に期待です!
②阿佐田あおい
・学校一の「勝負師」。2年生。
・野球は未経験ながら、バッティングセンターで3球でタイミングを合わせる。
良美の友達。あおいが居るだけで幸運をもたらすとのこと(良美談)。
初のバッティングセンターで3球でタイミングを合わせていたのが印象的です。
勝負師らしく、チャンスでの打撃や「ラッキーヒット」(風によるポテンヒット、イレギュラーな打球による出塁)に期待しています。
※ポテンヒット:内野の頭を越え、外野手の前に”ぽてん”と落ちるヒットのこと。
※イレギュラーな打球:土や障害物で予想外の方向に打球が飛ぶこと。
③中野綾香
・自称・里ヶ浜高校の新聞部。
・1日で翼と龍の中学時代の試合の動画を見つけるなど、情報収集力は確か。
持ち前の情報力で、相手の弱点などを突き止めてくれそうな存在。観察力がある和香との相性が良さそうです。
野球に関しても、いきなりいい当たりの打球を飛ばしています。参加さえしてくれれば戦力として大きく期待できそうですね!
ごり押しのプレイだけではなく、頭を使ったり幸運が作用する展開もありそうで楽しみです。…「気合!」じゃなくてちゃんと指導できるメンバーはまだですか?
龍と翼の因縁
後半を丸々使って描かれた翼の過去。
1話の感想の時点で書いていましたが「翼が野球部の無い高校に入った理由、クラブチームに入らなかった理由」はこの作品の1つのテーマになりそうです。
智恵は何らかの事情を知っているものだと思われます。
アバンで智恵は翼のバットを見て「よかった」と言っています。もしかすると翼はバットを捨てる可能性があった=野球をやめようとしていた…のでしょうか。
一方で、龍は女子野球部に入る気も無い「ガチ勢」。これは、龍がトライアウトに引っかからず翼の言葉で野球部に入るやつかな…?
こちらも1話で書いたように、茜の旧友が翼だとすれば更に面白そうです。
それにしても、龍の悔しがりっぷりはかなりのものです。噛みしめた口元が映る場面が何度もありました。EDで中央に翼が映っていることから
・サヨナラ打を放ったのが翼
・エースの後にマウンドに上がった翼が素晴らしいピッチングを見せた
みたいなことが考えられます。
男子に比べれば女子の方が体力は少ないことが多く、元々抑えのピッチャーとして翼が活躍していた可能性もあります。
もっとも、「ガチ」な舞台でリベンジを果たしたかっただけかもしれませんが。
2人の過去・2人の実力が均衡していることはバッティングセンターの打球からも見てとれます。「HR」の的に当たったのは翼と龍、どちらの打球だったのでしょうか。
動きの違いが見せる「格上感」
バッティングセンターは翼以外の人→龍→翼という順でバッティングを見せていたのがシンプルではありつつも、良かった演出でした。
きちんと初心者のフォームや、打球に光を当ててから龍や翼のフォームを映すことで、この2人が別格なうまさを誇っていることが分かりやすく表現されています。
もちろん、翼以外のメンバーにも1話から徹底されている”野球の面白さ”を感じている場面がありました。
その中でもはじめて野球をプレイしたであろう綾香が「気持ちいい」と言っていたのが印象的です。茜が上手く言葉にならなかった「嬉しいっていうか…」に繋がる発言ですね。
そして、2人が「格上」であることを示してから、2人が全国大会の準決勝で対戦していたことに繋がります。
ここも、急に中学時代の話を持ち出すのではなく、翼も龍も野球がうまいことを見せてから当時の話にスライドしていたので、無理なく視聴できる構成になっていました。
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というわけで、八月のシンデレラナイン(ハチナイ)3話の感想・考察記事でした。
ひとまず、部員は7人になりました。龍はどうせすぐに仲間になるとして(笑)、試合に出るためにはあと1人メンバーが必要です。どんなメンバーが加わるのか楽しみです!
次回第4話は「分かれ道に立っても」です。それでは、この辺で。
【追記:4話の感想・考察はこちらからどうぞ!】