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ハッピーシュガーライフ 2話 感想&考察!さとうの無機質感と”あの子”の正体

第2話「しおの箱庭」

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ーさとちゃんのために私も家のことがんばろっ!(しお

 

…なんで1話よりもやばい奴の数が格段に増えてるんですかねぇ…。女だけじゃなく男もみんな狂ってるってもう嫌だ、このアニメ…(褒め言葉)

というわけでハッピーシュガーライフ(ハピシュガ)第2話「しおの箱庭」の感想と考察を書いていきます。ネタバレがありますので、未視聴の方はご注意を!

管理人は原作未読です。原作を知らない状態で考察しているのでご了承を。)

2話の簡単なあらすじ・ネタバレ

さとうの通う学校の主任、北埋川。さとうの手を握るなど、さとうに恋愛感情を持っている様子です。そして、さとうはここ最近ストーカーに悩まされているようで…。

とある日の夜、人影に付けられたさとうはストーカーの正体が北埋川であることを知ります。その場からうまく逃げたさとうは、翌朝北埋川の家を訪れます。

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妻子のいる北埋川は「たくさんの女性と関係を持ちたい」とさとうに告げます。それこそが”愛”だと。この”愛”に反発したさとうは北埋川を脅しますが、逆に北埋川のM心をくすぐってしまいます。更にさとうは「処分に困ってるゴミ」を北埋川に押し付けます。

さとうは街でしおを探すしおの兄(?)あさひに出会います。家でのしおの変わらない無邪気な様子を見てひとまず安心するさとうです。

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さとうのメイドカフェで偶然にも太陽も働くようになります。店長との一件で年上の女性恐怖症になった太陽の意中の相手は…ポスターに写るしおでした。

その日の夜、コンビニの出口であさひが不良に絡まれますが、太陽が姿を見つけ救います。カフェに連れてこられたあさひが口にしたしおとの「誓いの言葉」を聞き、さとうはバールのようなものを振りかざし…。

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以上です。

ハピシュガ2話の考察と感想

狂人たち、勢ぞろい…。さとうの後輩もまともじゃない雰囲気を出していたし、もうしょうこが一番まともなのではと感じるレベルです。

でもしょうこって絶対男じゃなくてさとうが好きなんだろうなぁ…。

誰でもない家を奪ったさとうの無機質感

1話の考察で書いていたさとうが奪ったのは誰の家か、という内容。記事内ではさとうの両親の家か、既にしょうこを亡き者にし奪ったかという考察を立てていましたが、残念ながらどちらも外れでした。

www.anime-kousatsu.com

 

さとうの両親は過去に亡くなっていることが明かされ、しょうこも元気に男遊びをしていました。時間軸のトリックなんかがあれば話は別でしょうが…。

これでさとうが住んでいる家は「叔母の家」か「しおの家」、もしくは「赤の他人の家」のどれかかに絞られました。

個人的には、「叔母やしおの家」であればインパクトは少ないので「赤の他人の家」であることに一票を投じておきます。

 

しおというかけがえの無い少女と過ごすために「誰でもない」他人を殺し、その人物の家を乗っ取ることでさとうの異常性をますます際立たせる効果があります。

連続殺人者が言う「誰でもよかった」。しおのためなら何でもするさとうにとって、しお以外の人間は悪く言えば利用価値のある”コマ”です。

もしかすると、さとうが過去に男遊びをしていた男の家をそのまま乗っ取ったんじゃないかな…とも考えられますが、全く無関係な人間の家である方がよりさとうの狂気を表しているような気がします。

最後は「2人ぼっち」でこの世を去る?

こちらも1話の考察で軽く触れた内容ですが、”その先”があるとしても、1話の冒頭の火事のシーン(その後、しおに押されしおとさとうは飛び降りる)は避けられない展開でしょう。

なんと、さとうは2話にしてしおの兄であるあさひにまで手をかけようとします。流石にあそこで殺してしまうと、犯人はさとうに絞られてしまうので未遂で終わるとは思いますが…。

さとうはどんな些細なことでも、自分たちの”愛”を脅かすものには容赦しないことが改めて視聴者に意識づけされました。

 

太陽はしおを狙っていますし、北埋川はさとうを狙っています。恐らく、話が進むにつれ北埋川はしおの存在を知りしおにも危害を及ぼそうとするでしょう。

そして、意味ありげな表情を浮かべたさとうの後輩。しょうこだってさとうとしおの人間関係に首を突っ込めば、どうなるか分かったものではありません。

ちなみに、後輩ってこの子ね↓

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そもそも、さとうってしょうこのことを一回も「友だち」って言ってないんだよなぁ…。しょうこですらもさとうにとってはただの”コマ”なのでしょうか。

1人1人自分たちの害になるものを消していき、最後に残った2人で死という究極の愛にたどり着く…。そう易々とは成功しないと思いますが、ストーリーの本軸はこんな流れになることが予想されます。

さとうとしおの過去を考察してみる①

まだまだ手がかりが少ないですが、分かっている情報の整理も含めて考察していきます。3話以降、環境が判明次第どんどん追記していこうと思います。

 

まずはさとうです。

 〇両親は過去に他界している。
 〇叔母がいる、生死不明。(死んでいればさとうの住む家=叔母の家?)
 〇叔母により「異常な愛」を教えられた?=虐待?
 〇しおと出会った経緯は不明。

恐らく、1話のさとうの回想で登場した「どんな欲望でも飲み込んであげるから」と言っていた女性は叔母です。叔母はもう少し手がかりが増えてから生死含め考察します。

 

次にしおの判明している情報です。

 〇母親?らしき人物はいた。父親は不明。
 〇兄であるあさひ(公式HPより)はしおを捜している。

 

2話で判明した貴重な情報としては、しおの母親らしき人物のセリフがあります。

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「いつかきっと”あの子”が迎えに来てくれるから。そしたら、きっと全部大丈夫になるから…」

 

一方、さとうのセリフで気になるのはこの部分。

「前にも言ったけど、外は危険なものがたくさんあるから。しおちゃんは絶対に出ちゃダメだよ?

 

”あの子”は普通に考えればあさひのことでしょう。何らかの事情で母親・妹と別れてしまったあさひを頼って母親は生きていましたが、しおが失踪。戻ったあさひに事情を説明し、半狂乱で現在しおを捜している。

 

これでも十分ですが、個人的にはさとうの過保護すぎる部分も含め、一歩踏み込んで

あの子=さとう

ではないかと考察します。

何らかの理由で生活できなくなったしおの母親は、さとうとしおが出会うように仕向け、今の生活を作り出しました。すべてにおいてしおを優先するさとうであればしおを救ってくれると信じて…。

すべてはしおの母親の狙い通り…なのかもしれません。そして、この事実はあさひには告げられていない、と。悲しい。

 

それにしても、さとうがしおにした質問やさとうが考えていることから、今後しおがすべてを思い出しさとうの元を去る展開が見られそうです。

そうなったとき、さとうがどのような行動に出るのかが…怖くもあり楽しみです。

ハッピーシュガーライフ2話の感想まとめと3話に向けて

ハッピーシュガーライフ 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

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というわけで、ハピシュガ第2話の感想と考察でした。キャラクターが揃ってきていよいよ話も深みにはまっていきそうです。

「砂糖」と「塩」という相容れない見た目は同じ調味料が名前になっているのも面白いですよね。まるで2人は決して1つになれないような…。

第3話は「モノクロームの長い夜」です。それでは、この辺で。

 

【追記:3話の感想&考察記事を書きました!】

www.anime-kousatsu.com