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はるかなレシーブ 1話と2話の感想&考察!真逆のスーパーコンビの誕生だ!

第1話「エースなんて必要ないの」
第2話「私を信じて」

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ーでも、それでも私はかなたちゃんとやりたい!(

 

無限水着回ってすごいな…。ストーリーもしっかりしていて楽しく視聴できそうな作品です。ハッピーシュガーライフで傷んだ心を金曜はこのアニメに癒してもらおう。

というわけで、はるかなレシーブ第1話「エースなんて必要ないの」第2話「私を信じて」の感想と考察を書いていきます。未視聴の方はご注意を!

 

管理人は原作未読です!そのため、コメント欄等でのネタバレは避けて頂きたいと思います。未読の方は考察自身を、原作既読の方は「未読の奴はこういう考え方もするのか~」と感じて頂ければと思います。

1話&2話の簡単なあらすじ(ダイジェスト)

2話分まとめてなので、簡潔に書きます。

1話

沖縄へ引っ越してきた大空遥はいとこの比嘉かなたと一緒に住むことになります。ただ現在の彼女は引っ込み思案のようで…。沖縄の海でテンションが上がる遥は遠井成美・立花彩紗と出会い、ビーチバレーをすることになります。

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遥の「エース」という言葉に成美は「ビーチバレーは2人でやるもの」と反発します。そこに現れたかなたを巻き込んで試合をしますが、遥・かなたは全く成美・彩紗にかないません。

1週間後の再戦を約束しますが、成美・彩紗が全国トップのコンビであることと、かなたが”色々あって”ビーチバレーを辞めていたことを遥は知ります。

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2話

成美・彩紗に勝つべく特訓が始まりました。「弱い方が狙われる」対策として、遥はレシーブとスパイクの練習に精を出します。更に、”カットショット”という相手の隙を突くスパイクの練習も行います。

実は、かなたは過去に成美とペアを組んでおり、背が低く弱いかなたが狙われていました。「かなたはバレーを諦めた」ことを彩紗から聞いた遥ですが、自分はかなたとコンビを組みたいと宣言します。

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成美たちとの試合が始まります。試合の中でコツをつかんだ遥はレシーブまでは対応できるようになりますが、スパイクは全てブロックされてしまいます。満を持して放ったカットスパイクも見切られてしまいました。

万事休すの遥が取った作戦はかなたにレシーブをさせることでした。

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遥の信じる思いがかなたに伝わり、かなたのレシーブ&遥のスパイクで1点を取り勝利します。自分には動かせなかったかなたへの後悔を抱える成美、彼女を支える彩紗、そして自分の苦しい胸の内を明かすかなたー。彼女らの夏が始まります。

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以上です。

1話&2話の考察と感想

おじいちゃんは家に帰ってくることができるのだろうか…。そんな不安を感じた1話と2話でした(笑)

冒頭から伝わるはるかなの成長

1話・2話を見返してから1話の冒頭の試合を見るとそれだけで「いいなぁ」と感じてしまいます。初の対戦では、成美・彩紗ペアに手も足も出なかったはるかなコンビが成美・彩紗に汗をかかせるところまで善戦しているのです。

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そして、サーブを打つのも遥ではなくかなた。これから見せてくれるであろう練習・絆の深めあいによって、はるかなが格段に成長することが確定しています

1点も取ることができなかった、どちらがレシーブを返すのか決まってもいなかったはるかなが全国トップクラスまで上り詰めるー。単純ではありますが、心に残る「ゆるふわ系のスポ根アニメ」になりそうで楽しみです。

 

ところで、この試合で遥が付けているオレンジ色のシュシュ?が気になります。かなたが作ってくれたものなのかなぁ…。

過去を見る成美・かなたとこれからを見据える遥

1・2話でははるかな、成美、彩紗と少ない登場人物だけで物語が進みましたが、遥、成美・かなた、彩紗とうまくキャラクターの書き分けがなされていました。

過去の失敗を引きずり一歩前に進めない成美とかなた。成美に優しく寄り添いつつも、成美を失いたくない彩紗。そして、誰よりもまっすぐな遥。目線が過去ではなく、常に未来を向いている遥は間違いなく「はるかなレシーブ」の主人公です。

 

それでも、かなたにも成長の証は見られました。試合前、スク水ではなく過去の水着を着用し、試合に臨みました。

それが成美への当てつけか、未来を見据えた行動かは分かりませんが、最低限彼女は”逃げ出す”ことはしなかったわけです。成美とのペア時代の写真を大切に箱に収納しているのも心が痛いです。

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かなた・成美・彩紗だけであれば、物語が重たくなりそうですが、いい意味で能天気な遥が加わることで、無駄にシリアスにならずストーリーを楽しむことができます。

かなた「ありがとう、私の代わりにツーアタックを…」
「え…。だって私トスの練習してなかったし」

成美のサーブが自分を狙ったわけでなく、かなたを避けていたことまで理解していても、遥がツーアタックを決めたのはこんな単純な理由でした。人を思いやって行動するものの、どこまでも正直な遥にきっとかなたは救われたはずです。

「魅せ方」にこだわりを感じる演出!~画面左右の映像と時間の流れ

1話で気に入った描写を1つ。タクシー内でのこの場面です。

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タクシーの運転手さんの後ろについているプラスチックの面(?)で遥とかなたがさえぎられているように見えます。

このあと遥がかなたに対し、微妙な距離感を感じるシーンがありますが、当場面の描写はうまくこの距離感を表しているように思います。

自然な表現の中で2人の距離感や、2人の性格・要旨・得意なこと(多分かなたは頭で考えて動く派で、遥は先に行動で示す派)が真逆であることも一瞬で示してくれた1話Aパートの隠れた名シーンではないでしょうか。

 

もう1つは1・2話の随所で見られたバレーの試合のシーン。その中でも特によかったのが時間の流れの表現です。

印象深いのは2つのスローシーンです。1話ではじめて遥がスパイクを決めるシーン。そして、2話でかなたがレシーブに動くシーンです。

スローになる時間ではそれぞれのキャラが思うことがあり、行動するシーンがほとんどです。物語が動く場面はスローにすることで視聴者も分かりやすいですし、通常のスパイクの速さが映えます。

スポーツアニメでは至って普通の表現方法ではありますが、ぜひ最後まで続けてほしい描写です。

遥の挫折をかなたが救う展開にも期待!この作品ははるかな”レシーブ”だ!

1~2話ではひたすら遥の性格・言動に救われたかなたですが、当然この後は遥が挫折する場面もきっとあるはずです。

実際、かなたは背が低いとはいえビーチバレー経験者で、遥は未経験者です。練習試合等で過去の成美・かなた同様、遥がサーブで狙われ気落ちする場面に出くわすと思います。

 

背が高い遥がレシーブを決め、スパイクを打つことが基本にはなると思いますが、遥を励まし本当の意味でトラウマから脱却したかなたが、普通にレシーブができるようになったとき「はるかな」コンビは本当の意味でのパートナーになるのではないでしょうか。

タイトルに入っている”レシーブ”。2人のレシーブが今後の物語を大きく左右しそうな予感です。

はるかなレシーブ1、2話の感想まとめと3話に向けて 

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というわけで、はるかなレシーブ1話と2話の感想記事でした。予想よりもはるかに面白い作品です。作画もきれいですし、まだまだ登場していないキャラも多いので非常に楽しみです。

残念ながら3話のタイトルは不明です。外国人の双子ペアが登場しそうで、人間関係も複雑になる予感が…。それでは、この辺で。 

 

【追記:3話の感想記事を書きました!】

www.anime-kousatsu.com