ケムリクサ 4話 感想&考察!わかばのケムリクサと「煙」の謎に迫る!
第4話
ーよーんじま!よーんじま!だにゃぁ!(りな&りつ)
絶体絶命のシーンがいくつもあり、非常にハラハラさせられました。ヌシとの戦いこそ終えたものの、謎は次から次へと深まるばかりで…?
というわけで、ケムリクサ 第4話の感想と考察になります。4話まで、ならびに0.5~0.9話(Twitter公開分)のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意を!
ケムリクサ 4話のあらすじ・ネタバレ
一同は三島から四島へ向かいます。わかばは青色のケムリクサを光らせることに成功します。りんの活躍でアカムシを倒し、「ヌシ」という存在がいることを知ります。
休憩場所ではりくやりょうの話をしますが、皆は落ち込んでしまいます。りなが場を和ませ、わかばの不用意な発言でりんに再び”毒”が回ります。
四島に行くために、橋を渡ります。橋の周辺は見渡す限りのアカギリ。ともなく高温のノイズが鳴り響き、正面から赤いビームが発せられます。ヌシの登場です。
絶体絶命ーと思いきや、アカムシがケムリクサに反応していることをわかばが突き止めます。これを踏まえりなの特性を活かした作戦を練ることになります。
作戦は狙い通り…でしたが、ヌシが最期に放った一撃がりなむを襲います。無意識に手を差し伸べたわかばのケムリクサがシールド代わりになりました。
そして、倒し無害化したヌシから出てきた「モノ」は…?
以上です。
4話の感想と考察
もはやわかばを縛っている縄って意味ないでしょ…と思った今日この頃です。彼がケムリクサを語るセリフがまんま「オタク特有の早口」だったのには笑いましたw
また、3話までの考察(「わかばは亡くなった姉妹の生まれ変わりである」「りんはりょくの長所(視覚)と最初の人の心(恋心)を受けついでいる」等)をベースに進めていくので、未読の方は前回記事もどうぞ!
わかばが振るった2つのケムリクサ
列車の中、外でわかばがケムリクサを振るって遊んで調査していました。青色のケムリクサにも、りょくの遺したケムリクサにも面白い変化がありました。
①青色のケムリクサについて
結果的にはシールド的な役割を果たし、りなむをヌシの一撃から守った青色のケムリクサ。わかばが光らせようとしている段階からそれらしき兆候がありました。
この六角形はまさに、盾の形と一緒です。更に、このシールドが出る前にはケムリクサが剣のような形になっているシーンもありました。
実際に盾として機能した青色ケムリクサ。次回以降は守りとしての機能だけでなく「剣」として攻撃に使える場面が見られるのかもしれません。
②橙色のケムリクサについて
こちらについてはケムリクサの形状が変わったわけではありませんが、よく見るとケムリクサの内部に変化があることが分かります。
そのままでは見えにくいと思います。ノートパソコンでご覧の方は輝度を上げ、ディスプレイを倒すような感じで注視すると中の文字が見えてくると思います。
「このせかいのしくみについて」と書いてあります。
0.5話から推測できるように、りょくは文字を読むことができました。そのりょくが持っていたケムリクサに映し出される意味深な文字…一体何を意味するのでしょうか。
”カンリイロケンシュツ”の意味を考える
無事?にヌシを倒したのも束の間、ED後に不穏な展開が待ち受けていました。
バラバラになったヌシからムシ?が動き出し、パネルに「カンリ イロ ケンシュツ」の文字が浮かび上がりました。
”管理色検出”でいいのかな…?違う意味もある気がしますが…。
ここで注目したいのが1フレーズ目の「カンリ」という単語です。一体何を管理するというのでしょうか。
自分としての答えは「この世界の管理者」という意味合いでの”カンリ”だと考えています。3話の考察記事で、わかばは最初の人と同じような役割を果たすのでは?と書きました。
更には姉妹の生き返り=わかばだとすれば。わかばがゆくゆくは力を発揮し、失った姉妹を蘇らせるのだとすれば。
わかばこそがこの世界の管理者であるー
という考察は理にかなっています。
そうした「”世界の中心に立つ者”を発見しました」という意味での文章だったのではないかな、というのが現時点での考察です。
わかばにしか扱えない青色がどのような力を発揮するのか楽しみでなりません。
出てきた「ケムリ」と「羽」の不穏感
4話では今までになく、姉妹の身体から煙が出てくる場面が多かったように思います。
例えばりんがアカムシを撃墜したシーンや、りなが大量の円形のかわいいもの(名称は何というのでしょう?)を出していたシーンで見られました。
シンプルに考えると、この煙は蒸気、つまりりんやりなの体内にあった水が蒸発した物であると考察できそうです。
いずれのシーンでも自分の力を思いっきり発揮した後に出ている現象なので、「自分の体内に蓄えた力(=水)が外部に漏れだしたこと」を目に見える形で表現しているのかな、と思います。
3話でりつが言っていた「葉が乾く」という表現はここと掛かっているのかもしれません。
植物の蒸散のように、通常でも目に見えない範囲で水は外部に出ている+戦闘等で力を使うと一気に水が減り、目に見える蒸気という形で現れるのでしょう。
もう1つ身体から出てきたものとしてりんが一撃を放つ前に、羽が出ていたのが気がかりです。
1話でりなこが命を失う前に大量の羽が舞っていたことから、少なくとも姉妹にとって「良い物」ではないことは確かです。
決戦の前にりなが気になることを言っていました。
りな「ヌシ…一発で倒せるのかな」
ここの発言を深読みすると、一発で倒さなければならない事情があった、ということになります。つまり、強力な一撃をお見舞いする際にはりんの命を削る必要がある、という解釈ができそうです。
失われた生命力は水によって回復できるのか…ここも押さえておきたいポイントです。
りなの特性を整理する part2
3話までで明かされたりなの特性は以下の通りです。
〇味覚に優れている。
〇もともとは6人いて、現在は4人になっている。
〇たくさん食べることで増える?…①
〇過去の記憶が無い?…②
4話でも、りなの特性が更に明らかとなりました。
〇①→食べた物は”ももちゃん”に蓄積され、それが一定になると増える?
〇②→ヌシとの過去の戦闘は記憶にない模様。
〇「同期能力」があり、4人は根本でつながっている?
〇りなとしての本体はりなむ(寝ているりな)?
2点目については3話で考察した通り、分裂した際に記憶容量も小さくなり、記憶のいくつが失われたものだと思われます。
余談ですが、りんやりつの様子を見る限り、過去のヌシとの戦闘で姉妹の誰か(戦い好きのりょう?)が命を落としたと見ることができますね。
3点目と4点目が今回初登場の要素です。
前者は口に入れたももちゃんを別のりなの口から取り出せたことが根拠です。
後者はりなむにももちゃんを持たせた際に、他のりな達が泥のような姿になってしまったことが根拠になります。
また、ヌシが最期にりなむを狙ったことから、ヌシにはりなの”本体”が見えていたのでは?という推測も成り立ちます。
りなむはすべてのりなを統べるものであるからこそ、過分に体力を浪費し、いつも眠っているのではないかとも考えられます。
逆にいえばりなむがやられてしまえば、りなズは全滅する恐れもあるのが不安要素の1つです。謎多き世界観の中でも特にりなズについては謎が深まるばかりです。
聞こえた音、聞こえたはずの音
聴覚に優れていたはずのりつがヌシの発するノイズを聞き取ることができませんでした。演出上、この音に気が付いていたのはわかばだけです。
もっとも、通常のアカムシの音は聞こえていたようですが、やはりりつの身体に限界が来ているのではないか…と疑わざろうを得ない展開でしたね。
一方で、わかばには音が聞こえたというのも驚きです。
これまででわかばは嗅覚(りょう)、視覚(りょく)、温度察知=触覚(りく)に優れていたことは明かされましたが、聴覚も優れていることになりました。
…ちょっと待てよ。
わかばが修得している力は既に亡くなった姉妹のものであることはこれまででも何度も述べてきたことです。そんなわかばが聴覚の力を手に入れつつあるということは。
りつの寿命がとうとう限界を迎えつつあることのサインなのでは…?
どうしても嫌な方、嫌な方に捉えてしまうなぁ…。
アニメ「ケムリクサ」4話までの感想まとめと5話に向けて
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というわけで、ケムリクサ4話の感想・考察記事でした!
今週は私が(インフルエンザという名の)毒にかかり、顔の辺りが熱くなり(高熱)、胸元がドクドクしたり(動悸)、視界が曇ったり(頭痛のあまり)しておりましたので更新が遅れてしまいました。今は平熱で元気いっぱいです!
りんと同じ症状で嬉しいね!ちなみに自分はりつねえ派です。
りつねえに看病される夢は…見なかったです。見たかった。無念。
次回の第5話も楽しみに待ちましょう!それでは、この辺で。
【追記:5話の感想・考察はこちらから!】