アニメのおすすめなどを語るブログ

主にオリジナルアニメの感想と考察を管理人が書いて楽しんでいるブログ。皆様のコメントをどしどしお待ちしています!

魔法少女特殊戦あすか 4話 感想&考察!大量破壊少女と希美の”今後”

第4話「バベル旅団ー交戦開始」

f:id:rakutenpocket2:20190202100222p:plain

ーマジカル☆自白剤!(くるみ

 

やめろ、それはやりすぎだバカ者おおおおおお!!THE・深夜アニメ感が出ているのは分かるけど内容がハードになりすぎではなかろうか…?

というわけで、魔法少女特殊戦あすか 第4話「バベル旅団ー交戦開始」の感想と考察になります。4話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!

(注意:管理人は原作未読です。ご了承を)

※今話は高レベルでショッキングなシーンが複数ありました。当ブログでは「過度な陰惨・グロ描写」がなされている画像の掲載をしておりません

そのようなシーンが苦手な方は今話に限っては、当ブログの「あらすじ」欄でストーリーをお楽しみいただくのも一つの手かと思われます。

特殊戦あすか 4話のあらすじ・ネタバレ

あすかはフランシーヌという魔法少女から「リーダー」を受けついだ際のことを夢に見て涙を流します。希美の父は希美の監禁を知らされ、狼狽します。

警察は「事の小ささ」と「魔法生物への恐怖心」から動かず、”貴重な犠牲”が出るまで待つことを選択します。一方で、魔法少女が”勝手に”戦うことは不問とする姿勢です。

f:id:rakutenpocket2:20190202084622p:plain
f:id:rakutenpocket2:20190202084626p:plain


陸自も実際に魔法戦争が発生していないので動き出せません。こうしてあすかとくるみが飯塚のサポートを頼りに、独自に行動を起こすことになります。

一方で、希美への拷問が始まります。高熱トング、水責め…。アビゲイルが雇った2人は”料理人”と”水の術者”でした。彼女の目的は魔法少女をおびき出すことです。

f:id:rakutenpocket2:20190202100344p:plain
f:id:rakutenpocket2:20190202100348p:plain


あすかとくるみが拷問場所の焼肉屋に到着します。アビゲイルは希美を人質に取り、あすかたちの降伏を要求します。そして、アビゲイルは希美の片腕を斬り落としました。

あすかが作った隙でくるみが奇襲し、その場は凌ぎ切ります。こうして、あすかは2人組を相手取り、希美と共に逃げたくるみはアビゲイルが追跡することになります。

f:id:rakutenpocket2:20190202100417p:plain
f:id:rakutenpocket2:20190202100420p:plain

以上です。

4話の感想と考察

自分のブログで扱っている今期の作品が、どれもこれも重たい作品ばかりのような気がする今日この頃です。僕にも天使が舞い降りたりしないものでしょうか。

バベル旅団の目的を再考

3話の記事内で、当時初登場だった「バベル旅団」という団体とその目的について考察していました。3話では”世界を創りかえること”が目的だと語っていましたね。

www.anime-kousatsu.com

 

4話ではアビゲイルの口から、彼女らの目的がもう少し詳細に語られました。それは「魔法少女を生け捕りにし、大量破壊少女を生み出すこと」でした。

このセリフから考えられることは

〇生け捕りにした魔法少女を洗脳し、戦闘用の破壊少女として機能させる
〇生け捕りにした魔法少女を研究し、戦闘用の破壊少女を生み出す

の2点が考えられます。

いずれにしてもその先の目的としては、自衛隊や軍隊ですらも敵わない存在を手に入れたバベル旅団による世界征服ーといったところでしょうか。

 

それにしても、アビゲイルはじめ、次々に魔法少女が生まれていることは3話でも語れらていた通りです。

既に強い魔法少女がたくさんいるのに、わざわざ「大量破壊少女」を生み出す意味は一体何なんでしょう。

 

この辺りの答えは、前話で語られていた「合法・非合法」の括りが関わっていそうです。

あすかやくるみ、ミアら合法の魔法少女にしかできないこと(むしろその線引きが合法か非合法かの分かれ目なのかも?)があるのかもしれません。

警視庁内のやり取りと客観的視点

件の拷問シーンもきついものがありましたが、個人的には警視庁内のやり取りも心にくるものがありました。

これまでは犯罪者を拷問していた立場の希美の父。今度は、その犯罪者に娘を誘拐され助けを出すように依頼しますが、その依頼は却下されます。

f:id:rakutenpocket2:20190202100721p:plain

 

却下する際の論理の展開がぐうの根も出ないほどの「正論」なんですね。

〇ハロウィン級以外の魔法生物を保持している可能性が高い。
〇自衛隊に軍隊を出してもらうには規模が小さい。
〇だから、生贄(犠牲)を出すことで、攻勢に転じることができるのを待つ

 

特に、最初の取っ掛かりが希美の父が自分で報告したことというのがもう…。最後の言い方はどうかと思いますが、トップとしては間違いなく堅実な考え方です。

そして、誘拐された人物が希美では無かったとすれば。きっと、彼も同じ判断をスムーズにしていたものだと思われます。

何事も当人の問題になると…。桐本さんの歯ぎしり音が非常に場にマッチングしていました

失った腕とくるみの能力

くるみ「ひどい拷問を受けていても私ならその場で治療可能です」

f:id:rakutenpocket2:20190202100916p:plain

 

…その言葉、信じていいんだな!?

しかし、失った腕まで戻せるのでしょうか…。腕を持ち帰っているのであればまだしも、切断された腕ってそのままだよな…。しかも部屋ごと爆破しちゃってるし

マジカル☆自白剤なんてものがあるぐらいだから、マジカル☆回復薬もあるのだと信じています。

スポーツが好きな希美が腕を失って生活するなんてことはあってはならない。

 

どうしようもないのは、身体自体は元通りになったとしても、甚大な心の傷を負ってしまうことです。

「傍観者(といっても殺されかけた当事者と変わりはありませんが)」として見ていた沙綾子の傷も相当に深いものであることが描かれていました。

「当事者」になってしまった希美にとっては、それよりも深く心を痛める事件になったのは間違いありません。

心に傷を負った一同を見て、これ以上このような人々を増やすまい、とあすかが立ち上がる展開になるのでしょうか。そうじゃないと無慈悲な犠牲すぎる…。

感想:髙橋さんの渾身の演技!描写について思うこと。

髙橋さんの演技がすごすぎる。この演技で恐怖心が2、3割増しになっています。

アビゲイルが「大量破壊少女」の話をしている背後で叫び声が響いている演出がいい…わけでは無かったけれど、物語の大事なアクセントとして機能していました。

 

個人的には、これぐらいのグロであればまだ許容範囲でした。そのために、超深夜帯に放送しているわけですし。(何でこれの1個前”色づく”だったんだよw)

鬱展開が好きな自分ですが、アニメでもゲームでも映画でも自分が好きなのって

・恋愛のもつれが原因になるもの(N角関係、病みヒロインetc)
・狂気系
・どうしようもない悲壮感がベースになったもの

です。

 

一方で、一方的な暴力系、汚い系、鬼畜系(いずれもカタカナ表記で読み替えられる単語ですが、BANされるのもアレなのでここでは省略)は好みじゃないというか嫌いなんですよね…。こういった作品はゲームでも手を出していない系統の作品です。

そういった意味で、この作品は自分にとっても「瀬戸際」の作品だなぁ、と。楽しく視聴させていただいているので、このまま完走したいものです!

アニメ「魔法少女特殊戦あすか」4話感想まとめと5話に向けて

魔法少女特殊戦あすか 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

魔法少女特殊戦あすか 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

 
TVアニメ「 魔法少女特殊戦あすか 」オープニングテーマ「 KODO 」

TVアニメ「 魔法少女特殊戦あすか 」オープニングテーマ「 KODO 」

 

というわけで、魔法少女特殊戦あすか 第4話の感想・考察記事でした!

最後の方は少し脱線した「自分の話」になってしまいましたが、たまにはこういうのもいいかな、と。

原作はこれよりも規制が薄いだろうしもっと陰惨なんだろうと考えるとガクブルです。

次回第5話は「極めて現実的な対処法」です。また不穏な…。それでは、この辺で。

 

【追記:5話の感想・考察はこちらから!】

www.anime-kousatsu.com