魔法少女特殊戦あすか 3話 感想&考察!バベル旅団の情報整理と沙綾子の一歩
第3話「もっとひどい戦争」
ーまた、4人で来よう。(あすか)
くるみはガチ。水着回かと思いきや、最後の最後で爆弾をぶっ放してきました。1・2話に引き続き、日常パートからの急展開がいい味を出してます。
というわけで、魔法少女特殊戦あすか 第3話「もっとひどい戦争」の感想と考察になります。3話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!
(注意:管理人は原作未読です。ご了承を)
特殊戦あすか 3話のあらすじ・ネタバレ
メキシコではアメリカ軍に所属するミアが、麻薬を扱う集団をせん滅します。奥にいた人間が「バベル旅団」と「もっとひどい戦争」というフレーズを残し、命を絶ちます。
日本では、くるみがあすかに接近します(色々な意味で)。あすかもくるみのことを「頼れる仲間」を評し、希美・沙綾子の4人でプールに行くことになります。
くるみとあすかの自主トレの中で、くるみは過去にいじめに遭っていたことが明かされました。くるみは「魔法少女じゃなかった頃の自分が嫌い」と言います。
夜は、飯塚があすかを連れメイド喫茶に向かいます。メイド喫茶は表向きの姿で、班の偽装拠点でした。飯塚はあすかに違法魔法少女が誕生していることを伝えます。
希美の父親も拷問により、魔法少女が獲物になりつつある現状を知ります。プールに行った一同は泳ぎを楽しみ、沙綾子は何かを吹っ切るように飛び込みを成功させます。
あすかは皆が前に進んでいることを知り、4人で映画に行くことを約束します。しかし、その帰り道に希美がアビゲイルに誘拐されてしまうのでしたー。
以上です。
3話の感想と考察
シナリオとしてはいわゆる「溜め回」であり、日本国内での大きな戦闘も今回はありませんでした。その分次回が不穏すぎて怖いですね…。
バベル旅団と「もっとひどい戦争」
随所で廃人となった人間が語っていた内容の中で、「バベル旅団」と「もっとひどい戦争」というフレーズがありました。後者は3話のサブタイでもあります。
3話で語られた内容から、これらの事項について整理・考察していきます。
バベル旅団について
1話の最後に登場した集団だと思われます。
「女王様」やアビゲイルもメンバーの一味(というか中心人物)でしょう。
断片的な情報をまとめると
〇アビゲイルたちは恐らく「非合法な」魔法少女
〇合法な魔法少女は獲物である(=あすかたちが狙われている?)
〇目的は世界を創りかえること
です。
何を持って合法・非合法の分類がされているのかは不明ですが、正式に精霊界との契約を結んでいるのか否か…ぐらいの分け方でしょうか。
魔法少女が増え続けているのではないか?という考察は前回の記事でもした通りです。
気になるのは、2点目と3点目の内容です。
世界を創りかえるという真意はまだ読めません。ただ、「合法」な魔法少女を消し去ることができれば、バベル旅団に刃向うことができる存在が消えるため、彼女らがトップになった世界を創造することができそうです。
もっとひどい戦争について
バベル旅団が計画している作戦の内容のことであると思われます。
”もっと”というフレーズが付いていますが、3年前の戦争は人間vsディスアスであったのに対し、話を聞く限りだと今度は人間vs人間という様相になりそうです。それを踏まえた上での「もっと」なのかな、と。
現に希美が人質に取られてしまい、事態は一刻を争います。序盤から最悪の事態にならないことを祈っていますが果たして…。
沙綾子の一歩とあすかの一歩
沙綾子が小さな一歩を踏み出したことが描写されました。
いきなり飛び込み台に登ったときは「誰かに操られているのではないか」と考えてしまいましたが、彼女の意志で行動したことです。
沙綾子「怖くて動けないのは、もう嫌だから…」
プールに飛び込んだ後、彼女は気を失いました。それほど緊張していたことが読み取れます。
それでも、同じような事態になった際、「せめて何か行動をできるように…」と沙綾子は飛び込むことを決意しました。
逃げるだけではなく、「何か」ができるようにと一歩を踏み出しました。
一方で、あすかは”楽しい今”を守るために、もう戦わないことを決めています。この彼女の思いは決して批判されるべきものでは無いと思います。
しかし、希美が攫われてしまいました。これは戦う決断をしなかった彼女への”罰”なのでしょうか。そうであるならば何とも…。
流れとしては、希美が攫われ、沙綾子も危険な目に遭ったことからあすかが戦うことを決意する流れになると思われます。
くるみのように自ら闘うことを決めていたとしたら、どうなっていたのでしょうか。
ミアの能力について
初登場した3人目の魔法少女であるミア・サイラス。彼女の能力は「卓越した銃撃センス」と「透視能力」というものでした。
魔力で貫通性も付加されるって、絶対に負けようがなくないか…。
近接戦闘のあすか、回復役のくるみ、そして援護射撃タイプのミア。それぞれの役割が違っていてとても面白いです。
5人が集結して「バベル旅団」に立ち向かうストーリーになるのか、各国で分かれているのでそれぞれが戦うことになるのか、どちらに転んでも楽しめそうです。
ウォーナース☆くるみさんの行動まとめ(3話分)
医者っぽい格好、そこはかとないヤンデレ感…。うっ頭が。
くるみさんの行動が結構アレだったのでまとめておくことにします。毎話このコーナーを設けるかは不明です()
①聞こえるほど大きな舌打ち
こ、こえええ…。「私とあすかさんの素敵な空間・時間を邪魔するなよ、この野郎!」という言葉をチッという音に乗せているように感じます。
めっちゃ腹黒ブラックじゃないですか、やだー。
②一番のお友達
そ、そうだな…。視聴者の言葉を代弁するかのように、あらかじめ「もしかして、ストーカーみたいって思いました?」って言っているのがお見事。
③「はい、あーん」
絶対やると思ったけどさぁ…。くるみさん、この箸を家に持ち帰って家宝にしていそうで怖い。でもこの後、いらっとしたくるみの手をあすかが握る描写は素敵でした。
これはあすかもこんな顔になりますね…。
この「開いた口が塞がらない」を体現した表情が大好きです。
アニメ「魔法少女特殊戦あすか」3話の感想まとめと4話に向けて
TVアニメ「 魔法少女特殊戦あすか 」オープニングテーマ「 KODO 」
- アーティスト: nonoc
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2019/02/27
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
魔法少女特殊戦あすか 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)
- 作者: 深見真,刻夜セイゴ,田村尚也
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2015/10/24
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
というわけで、魔法少女特殊戦あすか 3話の感想・考察記事でした。
今週は諸事情があり、更新が遅れてしまいました。来週分からは以前予告した通り、土曜の昼間に更新していくのでよろしくお願いします。
次回第4話は「バベル旅団ー交戦開始」です。それでは、この辺で。
【追記:4話の感想・考察はこちらから!】