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魔法少女特殊戦あすか 5話 感想&考察!女王様の正体とその狙いは?

第5話「極めて現実的な対処法」

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ー入るよ、特戦軍。魔法少女特殊戦開発部隊、M班に!(あすか

 

一気に面白くなってきました。アビゲイルに”人間”が立ち向かう戦闘シーンも良かったけれど、何よりBパートの何とも言えない感じが…いい!

というわけで、魔法少女特殊戦あすか 第5話「極めて現実的な対処法」の感想と考察になります。5話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!

(注意:管理人は原作未読です。ご了承を)

特殊戦あすか 5話のあらすじ・ネタバレ

久しぶりの強敵相手の実戦ということもあり、魔術傭兵コンビにあすかは押されます。それでも、魔力を消費するラプチャー・タロンを使い、無傷で勝利します。

一方、くるみは希美を救いますが、追跡してきたアビゲイル&ハロウィン級2体に大苦戦します。1体は倒したものの、寸でのところまで追いつめられます。

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サッチュウはアビの妖精を捕え、あすかはくるみの元へ向かいます。アビのハサミがくるみの足を切り裂こうとしたその時、魔法少女に対抗できるM班が動き出します。

そして、あすかが参戦します。アビゲイルを撃破…と思いきや、”女王様”による魔力障壁(シールド)が張られ、アビゲイルは”女王様”と逃走します。

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希美は身体的には回復したものの、精神的にダメージを受けていました。くるみはトラウマを消すべく希美の記憶を一週間分消す治療を施します。

意気消沈するあすかをくるみは励まし、飯塚は「魔法少女の相手は魔法少女にしかできない」と伝えます。あすかは”みんな”を助けるため、M班に入ることを決めます。

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希美はそのまま学校に通うことになります。1週間の記憶を失った彼女ですが、あすかと約束していた映画に彼女を誘います。あすかはこの誘いに涙を流したのでしたー。

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以上です。

5話の感想と考察

あすかにも救いがあった、そんなことを感じられるエピソードだったと思います。物語としてはここから一気に動いていきそうな予感です。

”女王様”の正体と狙いとは?

アビゲイルを救った”女王様”。ラプチャー・タロンにより魔力を消費していたとはいえ、あすかが全く手出しできないほどの魔力結界を生み出していました。

そして、ビルの上から戦況を見守る”女王様”の姿も映し出されています。その姿は金髪のショートカットです。

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彼女について分かる情報を整理しておきます。

・あすかが突破できない結界を作る=魔法少女以上の能力を持つ存在
あすかの戦闘能力を知っている=顔見知り
あすかも”女王様”の姿には見覚えがある

これらの情報とビジュアル。

…すべての条件に合致する人物が4話で登場していましたね。あすかにリーダーとしての座を託した魔法少女フランシーヌです。

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味方が敵の手に落ちて、自分たちの敵対勢力となるというのはよくある展開でもあり、十分に考えられる流れです。

もし昔の仲間が”女王様”だとすれば、どうして彼女は非合法の魔法少女を生み出し、あすかやくるみたちを捕えようとしているのでしょうか。

考えられる理由は以下の3点ぐらいでしょうか。

 

①死体を回収され、非合法の魔法少女に「作りかえられた」

最もありえるパターン。精霊界の親玉に死体を回収され、その死体を”再利用”することで、フランシーヌとしての記憶や能力を持つ存在が生まれたという案です。

こう考えると、あすかたちを生け捕りしようといていることの理由づけにもなりそうです。同じように作りかえれば、強力な仲間を増やせますからね。

ただこれだと、あすかが倒したときに昔の思い出なんかを語りそうで辛い。

 

②完全に闇堕ちしてしまった

実は死んでおらず…というパターン。現時点ではあすかたちを生け捕りにしようとしている狙いは読めませんが、今後明かされるのでしょうか。

①案同様、仲間を増やすためにあすかやくるみを捕えようとしているとも考えられそうです。

 

③”女王様”だけが知る「世界の仕組み」がある

根拠は薄いですが、フランシーヌが”何か”を知り(例えば世界の滅亡のサインとか)、そのためにあすかたちに刃向っている…という案。

あすかたちが生きていることで世界に何か不都合が生じているのかもしれません。

あすかの想い、M班への加入

幼少期から「”みんな”を救うために魔法少女になりたいとあすかは願っていた」ということが5話で明かされました。

一方、今のあすかは平穏に生活することを望んでいます。現時点でのあすかにとって、”みんな”とは周りにいる希美や沙綾子、そしてくるみたちのことでしょう。

”みんな”を救うには、”みんな”の脅威になる非合法の魔法少女を倒すしかありません。

これ以上、希美や沙綾子をあんな目に遭わさないというあすかの強い意志を感じるM班への加入シーンでした。

 

しかし、希美を助けたはずの彼女は希美に拒絶されて。このままじゃいくら希美の記憶を消去しても救いがないなぁ…と思っていたところに、まさかのCパート。

同じ映画に誘ったのは偶然か、必然か。

いずれにしても、「楽しい思い出はまた作っていけばいい」というあすかの心の声が聞こえるような、屋上で涙を流すシーンは非常に心に残る物でした。

決して無駄ではなかった4話の拷問シーン

今思い出しても、4話の希美への拷問は悲惨という言葉がぴったりです。

「グロ」を売りにしている作品だから無理やりあのシーンを入れてきたんだろう、ぐらいに思っていましたが、5話でその考えは覆されました。

4話のあのシーンによって、視聴者サイドとしては「ヒーロー(当作品でいう魔法少女)は必ず遅れずに登場するとは限らない」ことを印象付けられました。

実際に、命までは落とさなかったものの、希美は腕を斬り落とされ、精神に多大なるダメージを負う結果となっています。

 

だからこそ、くるみとアビゲイルの戦闘には非常にハラハラさせられた方も多かったのではないでしょうか(自分もその1人です)。

くるみが戦闘に弱いことはみんな知っています。そして、思い出される4話の悲劇。

 

アビゲイルのハサミがくるみの足に突きつけられたとき、あすかやM班が間に合わないのではないか?と感じられ、より戦闘が緊迫感のあふれたものになっています。

もちろん、メインキャラがすぐに退場するわけはないという前提はありますが…。

4話のシーンは、今後「勝ち確」の戦闘をいい意味で少なくさせる、そんな狙いがあったように感じました。

感想:”人間”も活躍する戦闘シーンが気持ちいい!

冒頭にもさらっと書きましたが、人間が単なるやられ役に留まっていないのが、作品の魅力を高めています

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もちろん、魔法少女を倒す主役は魔法少女であるあすかやくるみです。

主役を立てつつ、通常の人間もサポート役に回り、あすかたちを援護するのが何というか…いいですよね。

 

裏では、公安の思惑、自衛隊の思惑、国の思惑がうごめいています。

戦闘シーンだけでなく、様々な人の行動や思考が大きく戦況に影響を与えると思われます。彼らの”選択”に今後も注目です。

アニメ「魔法少女特殊戦あすか」5話の感想まとめと6話に向けて 

魔法少女特殊戦あすか 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

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というわけで、魔法少女特殊戦あすか 第5話の感想・考察でした。

物語の展開もさることながら、川田さんのOPも、ガルニデのEDもかっこよくて癖になります。特にOPの入りが最高です!

次回第6話は「星に願いを」です。お祭りからの…?予告のくるみの表情は一体何があったのでしょうか…ww

それでは、この辺で。

 

【追記:6話の感想・考察は以下からどうぞ!】

www.anime-kousatsu.com