リリースザスパイス(リリスパ)5話 感想&考察!内通者考察と初芽のみが顔バレした「理由」
第5話「Phantom・Protocol」
ー師匠は弟子の近くにいるものよ。(雪)
一気に緊迫感が増し、面白くなってきました。加えてまさかのスパイス・ポッキーゲーム…。モモを見守る雪との関係も尊い、尊すぎる…!
というわけで、RELEASE THE SPYCE(リリースザスパイス)第5話「Phantom・Protocol」の感想と考察になります。5話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を!
リリスパ 5話のあらすじ・ネタバレ
白虎に付着していた砂から、ツキカゲは九天サイエンスへの潜入を行います。しかし、モウリョウと九天サイエンスの繋がりは判明しません。
九天サイエンスから目を背けさせたい文鳥の女は裏社会の権力者と組み、薬物により改造人間化したドルテを送り込みます。
ツキカゲの仕事もあり、モモは友人たちと以前のように遊べません。そんな中でマルコネーロという人物が関わっている薬物騒ぎについて調査をすることになります。
首尾よく列車内の彼に盗聴器を仕掛けることに成功しますが…。列車にはドルテが潜んでおり、モモを追いつめます。雪の活躍でドルテを撃墜しますが、モモは自らの無力さを実感します。
マルコ達のアジトが判明し、アジトに攻め入ることが決定します。しかし、その日はモモの誕生日です。前日にモモの友人が誕生日会を開いてくれることになります。
行くべきか、訓練すべきか迷ったモモですが、多くの人の「休みも大切」という言葉を思い出し、誕生日会に参加します。結果としてモモにはいいリフレッシュになりました。
モモの活躍もあり見事アジトのせん滅に成功します。しかし、その日の夜Wasabiに生きていたドルテが襲撃してきます。再び雪に救われたモモは、改めて雪に付いていくことを決めました。
モウリョウは雪・モモ以外の疑いの目を九天から離すことに成功しました。そして、内通者によって初芽の存在がモウリョウにばれることになりますー。
以上です。
5話の感想と考察
ドルテ戦は緊迫感もあり、これまでの中では一番引き込まれたお話になりました。ニヤニヤできる部分も多かったものの、とうとう不穏な感じに…。
消えたスパイスと懸念点
列車でのドルテ戦。モモの攻撃はまったく通じず…。普通にメンバーの一員として行動しているものの、師匠の雪とは実力差がかなりあるようです。
ほんの数か月のトレーニングで活躍できるなんて主人公補正だ!なんて思っていた時期もありましたが、戦闘で自然にモモはまだまだ半人前である、ということを見せてくれたのは良い演出でした。
で、問題はモモのスパイスがケースごと無くなってしまったことです。結局、その後スパイスを探している素振りもありませんでした。
このことが原因でモウリョウ側にもスパイスが手渡ることになるのでは…?
モウリョウが使う薬品やドラッグは「副作用」があります。ドルテの知能低下然り、白虎の九天ゼリー然り。(九天ゼリーは今のところ何も起こっていませんが、5話で雪が「劇物」と語っていました)
一方のスパイスは副作用なしでガンガン能力を上げることができます。
更に恐ろしいのは、”ツキカゲのスパイスと同じ見た目の毒物”をモウリョウが作成しかねない、ということです。
それを気が付かずに雪が摂取してしまえば…。モモは抜群の嗅覚があるので大丈夫でしょうが、単にスパイスを活用されるだけでなく、こういった形で使われる恐れもあります。不安でなりません。
…ここまで書いてきましたが、もしかすると
単に素晴らしきポッキーゲームを我々に見せるための演出
だったのかもしれません。そうだ、きっとそうに違いない!!
ああ、尊い。
雪のフラグと初芽の顔バレ
上の見出しとも関連しますが、5話は雪の強さが目立った一方で何となく雪の今後に対して不安な気分になったのは自分だけでしょうか。
何よりの要因は雪だけが九天サイエンスを疑っている、という点でしょう。他のメンバーと行動せずに、雪・モモだけで九天サイエンスに再侵入することがあれば、かなり危険な展開になることは必至です。
そもそも、この作品は「ツキカゲ6人で戦う」ことをコンセプトに戦闘が行われています。それを雪自らが破ってしまうとすれば…。
更には、2話の考察で書いたように、作中で徐々にスパイスの効き目が弱くなっていくことも考えられます。これと侵入捜査が重なったあかつきには、ね。
「付いてきなさい」という発言もフラグにしか聞こえません。
もう1つ大きく話が動いた点として挙げられるのは初芽の顔がモウリョウに割れてしまったということです。
しかし、謎なのはなぜ初芽の顔だけがモウリョウに知られてしまったのかということです。他のメンバーの顔や情報を知らせても良い気がするのですが。
なぜ初芽の正体だけを「内通者」がばらしたのか、挙げられる考察を書いておきます。
〇「内通者」は初芽の詳細な情報しか知らない
→下の見出しで書く内通者=カトリーナ説の根拠か、弟子の五恵が内通者?
〇初芽が二重スパイであり、自らの情報だけを明け渡した
→一番しっくりきそうな展開。
〇一気に大勢の情報を明かすと、ツキカゲ側に内通者の存在を勘付かれるため
ツキカゲに内通者の存在を勘付かれるとネックになるのはモモの能力です。モモは相手を舐めることで相手の思考を読み解くことができます。
間違いなく”裏切りの味”も分かるでしょう。それを使わせないための方策なのかもしれません。となると、モモの能力を知っている五恵、命、楓辺りが怪しい…?
いずれにしても、初芽が二重スパイでなければモウリョウに真っ先に狙われるのは初芽になりそうです。
初芽が狙われたシーンに繋がるのが例のキービジュアルなのかもしれません。
内通者考察Part2~ドルテを知っていたカトリーナが本命?
考察編の最後に、もう少し内通者考察をしておきます。3話時点では初芽を本命視しましたが、5話の演出から二重スパイでない限り初芽の可能性はほぼ0になりました。
5話終了時点では
内通者=カトリーナ説
を推しておきます。
上で書いたように初芽の情報を詳細に知っているのは元師匠であったカトリーナでしょうし、ドルテがWasabiに襲撃してきた際、彼女はなぜかドルテのことを知っていました。傭兵であるということも。
更にはモモの話を聞く際に、なぜか目元が隠されています。こういうのって大抵…。
カトリーナ=内通者説で弱いのは、カトリーナがなぜツキカゲの任務の詳細や、行動の中身を知っているのかと言う点です。ただ、これもWasabiの地下に盗聴器なんかを仕掛けておけばクリアできるレベルのハードルです。
考えれば考えるほど分からない内通者問題。
無意識のうちのモモパターン(何かしらの薬を飲まされてるとか。モモが怪しいと踏んでいるから雪は監視してる?)や、上で述べた五恵や命説、お金がないことから楓説、何より師匠が裏切り師匠を超えていくという意味で雪の可能性だってあります。
皆さんは誰が内通者だと思いますか?
感想:永遠にイチャイチャ空間だけを見ていたい()
スパイスポッキーゲームといい、添い寝といいモモと雪のコンビで素敵なシーンがたくさんありました。いいぞ、もっとやれ!!
そして、こんなシーンを永遠に見ていたい…。ただ、6話以降は間違いなくハードになってくるはずなので最後のサービスシーンだったのかも。
個人的には任務中にモモが雪の元へ駆け寄った際に「任務中」と言われ、突っぱねられたシーンを活かして、任務終了後に「師匠~」と雪の元へ駆け寄り、「仕方ないわね」と言いながら少し照れてモモを抱きしめる雪の姿が見たかったです。
…自分で書いてて思いましたが末期ですわ。誰か上のシチュエーションで4コマ漫画でも描いてくれませんかね?笑
アニメ「RELEASE THE SPYCE(リリースザスパイス)」5話の感想まとめと6話に向けて
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なんだこの素晴らしすぎるタペストリーはああああああああああ!!!
というわけで、RELEASE THE SPYCE(リリースザスパイス)5話の感想・考察でした。非常に面白い回で大満足です。
次回第6話は「友情の報酬」です。不穏すぎるタイトルですが果たして。
また、来週放送分は私の都合により、更新が火曜日以降になってしまいます。せっかく面白くなってきそうなのに残念です。楽しみにしてくださっている方、次回は少しお待ちいただければと思いますm(__)m
それでは、この辺で。
【追記:6話の感想記事を書きました!】