リリースザスパイス（リリスパ）7話 感想&考察！雪の戦闘とゲッカコウの謎
第７話「初芽より愛を込めて」
ーもっと私のこと見てください！私も…もっと師匠と一緒にいたいです！（五恵）
五恵回きたーーーー！Bパートから終盤にかけて尊すぎてもう言葉が。最高に素晴らしい回であり、個人的には雪の戦い方が一番印象的なお話でした。
というわけで、RELEASE THE SPYCE（リリースザスパイス・リリスパ）第７話「初芽より愛を込めて」の感想と考察になります。７話までのネタバレがあるので、未視聴の方はご注意を！
リリスパ ７話のあらすじ・ネタバレ
初芽は再びテレジアと仲良くなろうと、２人でケーキ屋へ行きます。五恵は初芽が自分に構ってくれないことが不満のようで…。雪も「初芽は誰でも友達になれる」と評します。
モウリョウの”散布実験”が始まります。ばらまかれた薬品によって市内の人々が自我を失って行動します。テレジアは初芽の出方を伺います。
初芽はネットで五恵が空崎中心部に居ることを見つけ、テレジアに自分がツキカゲであることを告白します。同時に、テレジアを騙すことで初芽も五恵の元へ急ぎます。
薬を吸い込んだ五恵は、スパイスの力もあり、ヤクザの組を１つ全滅させます。それもそのはず、五恵は雪を超える「ツキカゲランク・横綱」だったのです。
事務所に雪とモモが赴きますが、狂戦士化した五恵に２人は大苦戦します。五恵の肩に初芽との通話ができるスピーカーを取り付け、初芽が五恵を説得します。
雪とモモがやられる寸前、初芽が現場に登場します。自我を失った五恵は初芽にも手を出そうとしますが、初芽の「大好き」という発言で正気を取り戻します。
初芽は五恵の血液から、今回の騒動が沖縄にある植物がきっかけになっていることを突き止めます。五恵は改めて初芽への想いを強くしました。
テレジアは文鳥の女に初芽がツキカゲであることを告げます。そして、８月18日に「ゲッカコウの実験」が行われることが明かされましたー。
以上です。
７話の感想と考察
４話同様、キャラ掘り下げ回はいいですね…！こういうのを求めているんです。暴走五恵が完全にゴエオルタ化していたのには驚きですｗ
雪の「モモを守る戦い方」に感激
五恵と初芽の尊さにも目を見張るものがありましたが、冒頭でも書いたように雪の戦い方が本当に好きです。
ツキカゲ内のランク付けでは、五恵が横綱ランク。雪が大関ランク。
普通に戦うのでは雪に勝機はありません。ましてや、今回はモウリョウの散布実験によって五恵のリミッターが解除されているような状態です。
その中でも、雪はモモを傷つけさせまいと戦闘しています。
モモが蹴飛ばされそうになれば、自らが間に入り。モモが飛ばされて、五恵に襲われそうになった際も刀１つで五恵の怪力に立ち向かっています。
真っ正面の勝負では勝てないと知っていてもモモを守る姿が本当に素敵です。
極めつけは、初芽が現れる直前のシーンです。
モモも雪も戦闘不能寸前まで追いつめられ、ゆっくりとモモの元へ五恵が向かいますが…雪は立ち上がりモモの前に立ちはだかります。
これを尊いと言わず、何と呼ぶのでしょう。雪が本当にかっこいいです。
今後、モモ×雪回が見られるかもしれませんが、４話の楓×命回、そして今回の五恵×初芽回にも劣らぬ関係が築かれているんだなぁと視聴者に意識づけさせる、素晴らしい戦闘シーンだったように思います。
散布実験の狙いとゲッカコウ
初芽は今回の散布実験の狙いが分からない、と語っていましたがCパートのやり取りを見る限り、８月18日に行われる予定の”ゲッカコウ”の予行練習と考えるのが自然でしょうか。
「ゲッカコウ」の正体は２話・３話の考察記事でも考察してきました。
当時はゲッカコウの花言葉やスパイスと対になるもの、という意味合いで強化版のスパイスではないか…と考察していましたが…。
文鳥の女や幹部たちとの話を聞く限り、「洗脳能力＋強化能力がある物」の可能性が高そうです。ざっくりいうと、７話で散布されたものの上位互換ですね。
洗脳することによって、すべての人類をモウリョウの手下に…とよくある目的で行動しているのでしょうか。身体力が上がれば警察や自衛隊にも対抗できる”手駒”が増えそうです。
空崎市だけ乗っ取っても意味がないと思うのは自分だけ？
引っかかるのは以前初芽が「ゲッカコウは建造物ではないか」と言っていたことです。建造物だとすればどうやって人々を洗脳したりするのでしょうか。
初芽も憶測で語っていましたし、成分を粉状にしたもの＝ゲッカコウが正解なのでは、と思います。
ちなみに、公式HPでも６話時点で「ゲッカコウ」についての記載が無いため、重要なものであることは間違いなさそうです。
…初芽＝内通者で誤った情報をツキカゲに提供していたのであれば話は別ですが。
なお、８月18日は空崎市の元ネタになっている川崎市の花火大会がある日です。ゲッカコウ柄の花火が打ちあがったとき、物語は大きく動く予感がします。
不安になるテレジアの今後
初芽に少しづつ心を動かされている感があるテレジアですが、Cパートで文鳥の女がテレジアを少しづつ不審がっている描写が見られました。
これはかなりまずい傾向です。
前回テレジアは白虎の物とは色が違う九天ゼリーを飲んでいました。６話の記事でも書いたように、このゼリーの効能は悲惨なものである可能性が高いです。
モモにも「心の奥底では仲直りしたいと思っている」と言われていましたし、今回はケーキに心が動かされている描写があるなど、モウリョウではありますが純粋な心をまだ持っている女性であることに違いは無さそうです。
ゼリーが作動してテレジアを蝕むのか、文鳥の女によって処罰されるのか分かりませんが、何とかテレジアに幸があることを祈るばかりです。
ふと思ったのですが、今度はゼリーによって暴走したテレジアを五恵が救う展開があれば素敵ですね。自分が初芽にされたように、今度は五恵がテレジアを説得する…。
そのためにはもう少し五恵とテレジアの接点がないときついか。
感想：満足の五恵回！「切り札」は隠しておくもの。
というわけで、満足の五恵回でした。一見クールに見える五恵が涙を流し初芽の胸に抱かれる姿は…最高です。それを受け止める初芽も…最高（語彙力）
五恵が横綱なのに前衛で行動していないのにも理由がありました。雪が「切り札」と言っていたように、いざというときの戦士なのでしょう。
普段の戦闘では銃による後衛として活躍している彼女。前衛でも後衛でも戦えるって最強かよ…。近距離戦も遠距離戦もお手の物です。
命×楓回の楓同様、五恵も師匠への独占欲が強いことが明かされました。こう考えると、どう転んでも弟子組が内通者では無さそうなんだけどなぁ…。
それにしても、五恵のバイト先がまだ判明していないのは気になりますね…。その意味では五恵が内通者の可能性も？
それでも、やっぱりカトリーナが内通者で、「誰とでも友達になりたい」初芽が衝撃を受け、打ちひしがれる展開になる可能性が高そうです。
いずれにしても次回、もしくは次々回から話が一気に動くのは間違いないですね。
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というわけで、RELEASE THE SPYCE（リリースザスパイス）第７話の感想と考察でした。これまでのエピソードの中では１番の出来だったように思います。
それにしても、回が進むほど誰が内通者でも衝撃を受ける結末になりそうです。実は内通者なんていない、いないと言ってくれええええ！！
次回は沖縄回…水着回かな？そんな第８話は「N機関情報」です。それでは、この辺で。
【追記：８話の感想・考察を書きました！】
