リリースザスパイス（リリスパ）6話 感想&考察！モウリョウの企みと謎の演出

第６話「友情の報酬」

ー私はツキカゲのみんなを信じています。（初芽）

血生臭い展開になってきて、とうとう次回辺りで爆弾が投下されそうな予感が…。たぎってしまって相手を舐めるモモはさすがです。

というわけで、RELEASE THE SPYCE（リリースザスパイス・リリスパ）第６話「友情の報酬」の感想と考察になります。６話までのネタバレを含みますので未視聴の方はご注意を！

リリスパ ６話のあらすじ・ネタバレ

モウリョウはテレジアを空崎高校に送り込み、初芽がツキカゲかどうか・他のメンバーの正体やアジトを突き止めるよう命じます。

実はテレジアと初芽は昔知り合っていました。初芽が外国に住んでいた際に、初芽とテレジアは「友達」でした。しかし、２人は身代金目的の連中に捕らわれてしまいます。

　

初芽は両親が積んだ身代金により助かりますが、テレジアはモウリョウに売られてしまいます。実際は青葉家はテレジアも救おうとしていましたが、テレジアは当時のことがあり初芽を友達とは思っていません。

経歴に不審な点が無いものの、雪はモウリョウとテレジアの関係を疑います。周囲のサポートを付け、初芽を信じ、テレジアと接触させることにします。

　

白虎は任務を失敗したことで、元いた桃源からの追放命令がくだされます。とある日の放課後、テレジアは初芽に接触し空崎の案内を依頼します。

２人を尾行していたモモ・五恵とも合流し、一同は初芽の家へ向かいます。家の中でテレジアは誘拐された過去について初芽に激昂し、友達などいらないと告げます。

　

五恵は初芽をかばい、初芽は自分を責め。モモはテレジアを舐め、テレジアが本心では初芽と仲直りしたがっていることを見抜きます。

モウリョウが２日後に何らかの「散布実験」をすることが明かされます。白虎はツキカゲに馴染んできます。Cパートでは文鳥の女の素顔が明かされました。

　

以上です。

６話の感想と考察

なかなか話が動かないですね…。ただし、今回は暴力的なシーンや血しぶき等もあり次回以降で「何か」があるのでは、と思わされる中身だったように思います。

６話で出てきたモウリョウの企みのまとめ

まずは６話の振り返りも兼ねて、モウリョウ絡みで６話内にて動いたことを２つ整理しておきます。嫌な予感しかしないものばかりです。

①色の違う「九天ゼリー」

空崎高校に送り込まれる前にテレジアが、白虎同様に九天ゼリーを摂取していました。この九天ゼリーは白虎が飲んだものとは色が異なっています。

白虎の物は緑色、テレジアの物は赤色です。色が与える印象は圧倒的にテレジアのゼリーの方が凄惨な効果がありそうです。

公式HPでも白虎の摂取した物とは違う旨が明記されています。

白虎が飲んだゼリーとは色や効能が違う。

（KEYWORD | TVアニメ「RELEASE THE SPYCE」公式サイトより引用）

ありえそうな効用は

・初芽側に寝返りそうになった瞬間に、知能が暴走し相手を襲う。
・初芽と出会ったころの記憶を何らかのタイミングで全て失う。

こんなところでしょうか。肉体的なペナルティにしろ、初芽との記憶的なペナルティにしろひどい作用がありそうな気がしてなりません。

②２日後の「散布実験」

文鳥の女が語っていた「散布実験」。
彼女は「奴がツキカゲならなんらかの反応を見せるだろう」と語っていました。

こちらも嫌な予感しかしません。

スタンダードに考えられるのは、何らかの毒物を空崎中にまき散らすこと、でしょうか。目を逸らさせた隙にドラッグなどを密輸する寸法なのかもしれません。

個人的に気になるのは、実験遂行の計画を聞いた際のテレジアの反応です。彼女は思うところがあるような表情をしていました。

そもそも、テレジアは持っている情報をすべて文鳥の女に明かしたわけではありません。全て語るのだとすれば、初芽の家を特定したことも告げるはずですからね。

となると、散布実験のことを事前に初芽に告げるが九天ゼリーが作用し、暴走テレジアvsツキカゲという展開になる…というエピソードが見られるかもしれません。

どう転んでも、暗い結末が待っているのでは。

文鳥の女の顔が隠されていた理由

６話でとうとう文鳥の女の素顔が明かされました。もっと悪役たる顔をしているのかと思いきや、そんなこともなく。

更に、公式HPにて彼女の本名も明かされています。名前は「天堂久良羅」。素顔も本名も作中でははじめて登場する名前です。

分からないのは、どうして天堂の素顔がこのタイミングで明かされたのか、ということです。

てっきり隠されていた素顔が見られるタイミングで、「こいつだったのか！」という驚きがあるものだと思っていましたが…。

正直、ここまで天堂の素顔を明かすことを引っ張った理由が分かりません。

特に髪の色・目などがツキカゲのメンバーと類似している様子も見られませんし…。唯一ヒントになりそうなのが、武器が刀であるという点ぐらいでしょうか。

刀は雪のメイン武器であるため、２人の間に何らかの関わりはあるかもしれません。

３話の初芽の謎カットを振り返る

３話では、薬漬けになっていたソープランドで働く女性を見た際の初芽の表情について考察していました。

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今回、テレジアとの過去が明かされたことで初芽の表情の意味が分かった気がします。この女性の姿がどことなくテレジアに似ています。

あのとき救えなかった少女に似た存在を見て初芽は憂いた表情を浮かべていた、というのが正解な気がします。初芽さん、色々疑ってすいませんでしたぁ！！！

もちろん「誰とでも友達になりたい」という願いを持っている初芽だからこの表情を浮かべていたという面もあるでしょう。

そんな中で、倒れている女性が今の自分を形作った人間に似た人物だとすれば…。初芽の心情はとても辛いものだったのではないでしょうか。

内通者考察Part３～６話で引っかかる点の整理

最後に毎回恒例？になってきた内通者考察を。５話でも書いたようにカトリーナ説が濃厚ではありますが、確定できる情報はいまだありません。

前回の考察はこちらからどうぞ！

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①不自然な命の登場

テレジアが講堂の場所を尋ねることを口実に、雪と初芽に接触したシーンです。何のこともないシーンのように見えますが、命がそこに居合わせます。

更には命の口から「テレジア」「テレっち」という名前が出てきます。

まるで、昔初芽が呼んでいた「テレちゃん」という名前を思い出させるがごとく、命は自然に自分が付けたあだ名であるテレっちという呼び名を初芽に聞かせました。

そもそも、雪・初芽と命は学年が違うのでクラスの階も違うはずですが…。果たしてこのタイミングで命が現れたのは偶然だったのでしょうか？

②カトリーナと初芽の会話・謎のアングル

どう見ても怪しさ満点の２人の会話。カトリーナ自身の口から「内通者」という単語も登場し、カトリーナー＝内通者説の裏付けになりそうなやり取りでもありました。

同時に初芽の「私が内通者だという告発が出たら師匠も私を疑いますか？」と言う発言から初芽の二重スパイ説も濃厚です。

個人的には、そこから一歩踏み込んだこの場面が引っかかりました。

２人の会話の最後の方が背後からのアングルに切り替わっているのです。まるで、誰かが２人の会話を覗き見しているような印象です。

盗聴器の可能性もありますが…。わざわざ引いたアングルで映したのは偶然でしょうか。それとも…？

逆に雪は（内通者が居るのか？）という趣旨のモノローグがあったため、雪＝内通者説は可能性が大きく下がりました。

他にも、テレジアと話すときの五恵がよそよそしかったことも気になります。自分の中では内通者＝命説の可能性が少し上がった６話でした。

アニメ「RELEASE THE SPYCE（リリースザスパイス）」６話の感想まとめと７話に向けて

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というわけで、RELEASE THE SPYCE（リリースザスパイス）第６話の感想と考察でした。更新が遅れてしまったことだけが心残りです。次回以降は、通常通り日曜夜中に更新をしていきます。

次回で退場者が出かねない勢いですがどうなるのでしょう。そんな第７話は「初芽より愛を込めて」です。それでは、この辺で。

【追記：７話の感想・考察を書きました！】

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