アニメ「がっこうぐらし!」最終話に向けて~考察点のまとめ
みなさん、こんにちは。
今週の木曜日の放送をもってアニメ「がっこうぐらし!」の最終回(第12話)を向かえます。
というわけでこの記事ではここまで記事で書いてきた「考察点」をまとめておきたいと思います。残り1話なのですべてが解明されるとは思っていませんが、自分を含めたアニメ終了後に原作を読む方や、これまでの話を振り返りたい方はご覧ください。
※僕は原作未読者なので、既に原作で解明されている部分も考察していたり誤った解釈をしている可能性があります。ご了承ください。
あ、最終回予測については腐るほどしたので11話の感想記事をお読みください!!
解決された考察点
<3話>
- ゆきが心を閉ざした日はいつなのか?
→めぐねえがゾンビに襲撃された日。この日以来彼女はいないはずのめぐねえの姿を見たり、ゾンビ騒動自体を無いものとして振る舞うようになった。 - めぐねえの髪の長さには法則性があるのか?
→ゾンビ化する直前に髪を切っていたことが判明。ゆきが見るめぐねえの髪が長いのは、長く親しんだ平和なときのめぐねえの髪型がロングだったからだと思われる。 - めぐねえは生きていたのか?
→「半ゾンビ化」して地下に籠城。薬を守っていた? - めぐねえが見えていないのはみーくんだけ?
→そんなことはありませんでした。見えていたのがゆきだけ。
<4話>
- 太郎丸を見つけたときに太郎丸は感染していたのか?
→していませんでした。 - 4話の時点でゆきは「狂って」いたのか?
→おそらくまだ正常ではなかった。10話~11話で現実に目を向けるようになりました。
<6話>
- りーさんの精神状態は「ぎりぎり」?
→その通りでした。11話時点のりーさんは本当にやばいです。 - 3話で物書きをしていためぐねえはいつのめぐねえか?
→11話の時系列を参照にしてください。2話と7話の間のめぐねえだと考えられます。
<8話>
- 「生物兵器」は作為的にばらまかれたのか?
→11話で実験と言う言葉が出てきたことからほぼ確定。「ランダル・コーポレーション」が町のイベントを主催していたことから今回の騒動は町ぐるみで行われた可能性が非常に高いと言えます。
<9話>
- めぐねえが地下でやっていたことは?
→詳細には不明だが、薬箱に手形が付いていたことなどからゆきたちのことを心配し、薬を守っていた、と考えられる。 - 巡ヶ丘学園では何人が住むことが想定されていたのか?
→ 15人以内での生活を想定と明記。意外に少ないことが判明。 - 非難区域にあるものは何か?
→薬など緊急事態に備えたものが備蓄されていました。
主な点はこの辺でしょうか。
解決されていない疑問点
<5話>
- 制服の色の違いに法則性はあるのか?
これは完全に不明です。考えられるのは
- ゾンビ=緑、人間=青という法則性がある。
- 精神状態の違いを表している。ゆきが青なのはゆきの異常性を表している。
- 巡ヶ丘学園の制服の色には2パターンあって、昔の制服が青、今の制服が緑。
- 単に演出上の違い(ゆきに緑って合わなくない?ww)
僕の力ではここまでが限界です。
1についてはゆきの見ていたチョーカーの子が人間→ゾンビとなったときに制服の色が青から緑になったことに起因します。
3ですが、これは8話の感想で僕が書いています。
続いて7話ではやたら”過去”というフレーズが強調されていたように思います。
まずは前回の記事でも書いた「セピア色」の話。されは「過去を懐かしむ色」として使われることもあるらしいです。
そして7話の冒頭。ゆきは方丈記を読んで「ずっと昔の人のお手紙だからすごい。800年も昔の人の気持ちが伝わるから手紙はすごい!」と言っています。
この辻褄の合わないめぐねえとゆき、そして「過去」というフレーズ…。
このことから僕は
ゆきとめぐねえは過去に何らかのつながりがあった2人
と考察します。
ちなみにコメントでも…。(10話感想「ユク」さん)
8話でコメントを書かせていただいたとき、とんでもない考察を思いついたと言いました。あれはゆきちゃんが過去のめぐねぇではないかみたいな突拍子のないものです笑ここまでみて絶対ないだろと思って明かさせてもらいました、そんなタイムリープみたいなのはターミ〇ーターでもやらせておきましょう笑
じつは僕もこれに 非常に近い意見でした。
ゆきがなぜかめぐねえがくまのぬいぐるみを持っていることを知っていた
ことから
ゆきとめぐねえは(記憶は消えているが)姉妹
もしくは
ゆきとめぐねえは意識を共にしていた存在
ではないかな、と考えていたわけでございます(笑)
ゆきとめぐねえが意識を共にしていた(もしくは同一人物?)であれば、めぐねえがゆきを導いて安全な道を歩ませているのにも納得がいきますし、過去にめぐねえが使用していた制服をゆきが使っている…と考えれば苦しいですが矛盾も無さそう、です。
めぐねえとゆきの胸囲が違う?知るか、そんなもん!!
どの可能性もありそうですが、残り1話での解明は厳しそうです。
12話のCパートでゆきの制服が緑になっていたりすれば上の仮説の2で確定ですが…。
いずれにしても7話でりーさんが緑色のペンでゆきの絵を描いたのに完成したゆきの絵が青色の制服になっていたのは不可解です。
恐らく何かしらの意味があるはずです。
制服の色は多くの方がコメントで寄せてくれています。
ー11話感想記事より「ぽ!」さんのコメント
僕にとっては今回の話はかなりイメージを変えさせられた気がします。
理由はゆきの同じクラスの友達が一緒に笑って話してるときは青色の制服なのにゾンビになったら緑色に変わるという場面がありました。この事から青色の制服であるゆきは生存者、緑色の制服のみーくん、りーさん、くるみはゾンビという最悪のバッドエンドが予想されてしまいました。
ー11話感想記事より「Azur」さんのコメント
仮説:由紀はT型色覚異常ではないか
7話で悠里が「私達だって同じものが見えてるわけじゃない」と言ったことをストレートに受け取るとこんな考えも浮かんできます。巡ヶ丘学院高校には何らかの理由で2種類の制服があったとしたら。例えば事件より少し前に制服の変更があったのかもしれないですね。由紀の家にも新旧2種類の制服があったとして、由紀に青と緑の区別が付きにくいT型という珍しい色覚異常があったため、制服の色を間違えて登校していたと考えると一応説明がつきます。由紀の色覚異常については教師から生徒に周知させていたので、由紀が制服の色を間違えていても周囲の人たちはあまり指摘しなかったと考えてはいかがでしょうか。
ゆっちーさんが性格の違う4人がそろう理由を考察されていましたが、色覚異常などの遺伝的多様性も考慮されているのかもしれません。
ー11話感想記事より「さあや」さんのコメント
上でちょっと色盲視点での絵をシミュレートするサイトを紹介されている方がいらっしゃいましたが、
はじめに表示されるサンプル画像できいろく見えている太陽が、「T」モードではあかくみえるのです。。
「屋上には真っ赤な太陽」という歌詞と一致している気もします..
色覚異常という考えは頭にありませんでしたが見れば見るほど納得できるような…。
<8話>
- ゆきのクラスはAなのか、Cなのか
これも結局ここまで明かされていません。
一応補足しておくと
・ゆきは自分のクラスを「3のCの丈槍由紀」と言っている。
・だが、彼女が入っているクラスは常に「3のA」(めぐねえのクラス)
・おまけに公式HPでは3のC(それ以外もだけど…)に×印が付いている。
という経緯があります。
ここで気になるのは別にゆきの言動と行動が伴っていないからではありません。一番気になっているのは
どうして頑なに3-Cを映そうとしないのか
と言う点です。
すでに過去の記事で書きましたが、1話でゆきたちは3-Bまで太郎丸がいないかを調べた後、物音に気が付いて3-Cに入ろうとしなかったばかりか、既に3-Cの教室を通り過ぎていました。
あり得そうだなーと思ったのは11話で「グリンチェン」さんから寄せられたコメント。
後半の方の回でグラウンドのスピーカーにアップがいっていたときがあったのでゆきは放送してそこから助けを呼ぶと思います。
また太郎丸は薬箱の手形から自ら薬を飲んでなおったのだと思います。
鳩を飛ばすことでsosをすでに発信しており、またゆきがグラウンドのスピーカーから助けを呼ぶことで救助がヘリかなんかで現れて教室の一角をぶっとばして、エンディングのような光景になって救助されると思います。
もしヘリが飛ぶ展開なんかがあるとすれば、その飛行機が3-Cをブッ飛ばすのかもしれません。だからEDの教室は半壊していて、これまでC組も映さなかった、と…。
それ以外の線としてはC組に何か大切なものが隠されている…と言う展開ですが、これも残り1話で伏線を回収するのは難しそうです。
<11話>
- 太郎丸は生きているのか?
これについては公式ラジオで「他にも地下に犬がいる」と明言されています。
そこで問題になるのは太郎丸は生きている(=ゾンビ化していないか)ということです。
これについてはコメント欄でも意見が割れています。
ー11話感想記事より「名無し」さんのコメント
太郎丸生存説、同意見です
OPで太郎丸のカットが、めぐねぇのようにお墓→ゾンビ化のように変化しておらず抜け出した時の首輪という点でもまだ太郎丸はゾンビ化していないのでは?と思いました
次回予告のめぐねぇは泣けましたね
ー11話感想記事より「デイヴ」さんのコメント
・太郎丸 of the Dead?
私の読みが違ったのか?!
太郎丸らしき犬が何事もなく出て行きましたね、あれはゾンビと理性の境を行き来しているからなのか、別の犬なのかわからなくなってしまいました。音に反応する(特に犬は聴覚がいい)とするならば、ドアを開けた主に襲撃しても不思議ではないですし。
太郎丸と仮定すれば、隔離から解き放たれてどんなゾンビよりも、人間よりも機動力のある存在です。縦横無尽に駆け回り、最終的にはゆきやみーくんに対峙してしまうのでは……。ゾンビじゃなければみんな幸せ!ってなれる唯一の希望ですが、ゾンビ化しつつあるなら生前の記憶云々の話もあって、部室に行くのが一番スマートな流れですよね、これ。
ー11話感想記事より「MIKI-K=MII」さんのコメント
公式ホームページのストーリー紹介の部分で気になる記述がありました。
「(前略)太郎丸が《かれら》と化してしまった事実に(後略)」
やはり死ぬのでは?
ー11話感想記事より「ゆえみ」さんのコメント
太郎丸は自分でドアを開け閉めできるようですし、みーくんがそうしたようにあそこに隠れていたのかもしれません。太郎丸がみーくんを助けるという展開、ぜひわたしも見たいですね。
個人的な意見ですが(すでに書いた気もしますがw)ここまで太郎丸を引っ張ってきたのには何かしら意味があるはず…なんですよね。
それは以前書いたようにみーくんを助ける役目か…。
ひょっとるすると
ゆきたちが学校から出た直後にゾンビ化した太郎丸がラスボスとして立ちはだかる可能性もあるのでは
…なんて思ったりw
<全体を通して>
- ゾンビ化した人が復活することはないのか
- 圭は今どこで、何をしている?
- そもそもの世界観は?
- 「実験」だとすればその目的ンはなんなのか
気になっているのはこの辺でしょうか。もうこの辺りの話はアニメだけで考察するのはほぼ不可能に感じるので後日原作を読んだら考察記事をあげるかもしれません。(やるとはいってない)
圭ちゃんも登場してみんなで脱出できたらいいな~。
他ブログ様の考察記事
最後にいつも紹介させていただいているブログ様をいくつか紹介しようと思います。
ねこくまブログさん
ゾンビ化した太郎丸が放送室のゆきのところに行く可能性、今後の生活への考察…など多方面から考察されています。今回はりーさん愛の成分少なめです←
ひそかブログさん
OPの変化まとめや他作品と絡めた「がっこうぐらし!」の考察など読み応え満載です。最終回前にぜひ読むことをおすすめします。
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人さん
中見出しの「最終兵器由紀」に笑いましたww某鬱アニメ…
このブログのめぐねえの文章を読むだけでこみあげてくるものがあります…。
まとめの感想
とうとう最終回です。
ここまで深く記事を書いてきたアニメが終わってしまうのは悲しいですが、学園生活部のみんなの雄姿を目を離さず見守っていきたいです。
最後にもう一つブログを紹介させていただきます。「やまぬこ!」さんの「アニメられる日々」さんです。
最後の一行
希望ある結末を期待したいところだけども、どういう結末にしろ彼女たちの想いは大事にしてくれそうだと期待している。
この文章を見て元気が出てきました。たとえ全滅でも…大丈夫!←
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というわけでこの辺で失礼します。
最終回、みんなで盛り上がっていきましょう!